▲右の壁の焦げ茶の部分が芝のような草を植える部分、今は冬枯れ状態?
今日も建物の話でいってみます。
ウチのわりと近所にある集合住宅ですが、
特に気にしなければ普通に見過ごす建物です。
だけど、よく見ると細かいデザインが凝っていて仕掛けもあります。
壁には愛知万博で試されたような植物の植え込みがあったり、
朝顔のような“つた類”の植物が育てられるように壁全体に
ヒモが張ってあるところもあります。
集合住宅ですがそれぞれデザインも独特な棟が集まってできています。
▲つた類を育てるヒモを張った壁
実はこれは一般に市販されている住宅ではなくて、名古屋市が愛知万博に合わせ
実験的に作ったものなんですが、できる事なら実験だけで終らせないで、
なんとか普及品を完成させて欲しいものです。
これを設計された建築家は“養老天命反天地”という公園も作られた、
名古屋市出身で芸術家としても高名な荒川修作という方です。
▲壁の植物で季節事に外観も変化する
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