
昨年8月にキュリオシティが火星に着陸して以来
まだ、派手な報告はありませんが、
それでも着々とミッションを遂行してくれているようです。
しばらくは写真撮影がメインの業務でしたが、
先日は岩盤の掘削もされ、そのデータ解析も進行中のようです。
今日は、沢山送られてきた画像を繋ぎ合わせて作られた、
360度パノラマ画像が公開されていましたので紹介しておきます。
着陸直後に撮られた画像でも思っていましたが、
今回の高解像度画像で見ると、
ますます、地球にそっくりな風景に驚かされます。
地面から何か虫がはみ出してきても不思議じゃないし、
地平線の彼方から何か駆け寄ってきそうで、
とても他所の惑星とは思えません。
空気とは成分が違いますが、大気があることで
太陽も同じように見られます。
こんな火星の風景を見られていることに、
地味ではあるけど、ジワ~っと感動します!!

それで疑問に思うことは、
月のあのモノクロ風景は本当にあんな灰だらけの
死のイメージの世界だったんだろうか?ということです。
実際撮られたほとんどがモノクロ写真で、
カラー写真は僅かしか無いみたいです。
僕らはこれが強烈にインプットされて、
他所の星はなんとなくこんな世界なのかな…と、
イメージが刷り込まれていたようで、
今回のキュリオシティの画像は、
そんなイメージを覆してくれて
とても新鮮でもあり嬉しい驚きでした。
これで何か生物でも確認されれば最高ですね~
たしか中国が今年中に無人月面探査機を打ち上げると
ニュースがあったので、
今度は鮮明でリアルな月の風景を楽しみにしたいものです。
って…あの凄まじー公害何とかするほうが先じゃないの?!
って一言いいたくなるけど…

↓360度パノラマ火星画像はこちらから
●〈360cities〉火星の他にも色々な360パノラマ画像が見られます。