
▲右の黒い車体が映画に登場した初期型FIAT500Aタイプ
左はワゴンスタイルのFIAT500Cタイプ
車の展示はベスパの方はスクーターに毛が生えたような
三輪車と400ccの四輪車です。
三輪車はスクーターの後輪を二輪にし荷室を付けた
軽トラック使用で、Ape(ミツバチ)と名付けられた
働き者(働き蜂)の商用車でした。
四輪車のスペックは2ストローク2気筒14hpでしたから、
クルマの格好はしていたけど中身はほとんどスクーターという
マイクロカーだったんですね。
フィアット(映画の中でカメラマンが乗っていた車)は
初代のフィアット500でトポリーノの愛称で呼ばれたシリーズです。
二代目の500は普段でもたま~に見られますが、
さすがに初代はこういう機会でないと見られません。

▲可愛いけどスクータほどのデザイン的個性はないですね?

▲これって昔のダイハツ・ミゼットや三輪車の元祖ですか??
フロントをメッサーデザインにすると完璧にミゼット!

▲こちらはFIAT500Cです


▲FIAT500C TOPOLINO BELVEDERE (1951)
このクルマ大きく見えますがサイズ&排気量とも
日本の軽自動車規格にスッポリ収まります
今でもこんなクルマがあったら欲しくなってしまいます…
居住性を極限まで追求する日本の軽自動車デザインもいいけど、
そこを犠牲にしても個性と遊び心のある軽自動車デザインを、
1社くらい造ってくれないかと密かに願っています…(笑)