日本一の細寒天生産地

2006-02-08 | ◆山・ドライブ・散歩


今日も日本一シリーズで、今日は“細寒天生産地”です。
場所は以前紹介しました〈日本一の農村風景〉のすぐ隣で恵那市山岡町です。
農閑期の副業で始まった寒天作りですが、昨今の寒天ブームで
山岡町もどんどん有名になっているみたいです。
ここで作られる寒天は和菓子で使われる細寒天がメインで、
日本で作られる細寒天の90%が山岡産だそうです。

海で取られた天草が、こんな山奥で加工されて商品になるのはちょっと面白いですね。
細寒天は、大きなところてんを夜凍らせ、昼乾燥させ、その繰り返しで作られるので、
山岡町の夜の寒さと昼の暖かさが、細寒天作りに日本一適した地域だという事ですね。
そういう意味ではちょうど今頃が、気候的にも一番の生産シーズンです。


▲恵那市のシンボル、百名山の一つ恵那山も奇麗に見えました。


山岡町の寒天HPへ

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世界一のこま犬(美濃焼)

2006-02-07 | ◆山・ドライブ・散歩

久しぶりに、以前書いた“実家近辺の日本一シリーズ?
〈日本一の水車〉〈日本一の農村風景〉”の続きです。

今回は世界一です(笑)。世界一と言っても、他所の国でこま犬を
作っている所がどれだけあるかも怪しくて、それも美濃焼という事ですから、
この辺りで一番のモノを作っちゃえば、必然的に世界一になっちゃうという代物です。
一応、瑞浪市の市政35周年を記念して平成元年に作られました。
高さは約3.3m、一対で15トンだそうです。
なんだかこま犬というより、でっかい沖縄のシ-サーみたい。

多治見・土岐・瑞浪というのは、昔から陶器産業の盛んな地域で、
この地域で焼かれた陶器は美濃焼と呼ばれています。
代表的なスタイルは織部焼・志野焼が有名ですね。
瀬戸物で有名な瀬戸市もすぐご近所です。

という訳で記念行事があったり、陶器関係の建物なんか建つと
客寄せパンダみたいに、何か日本一の○○というのを作る事が多いようです。
世界一の茶壺っていうのも、こま犬の裏手にあったみたいですが
見落としてきました。下記のHPで見て下さい。


以前紹介しました〈どんぶり会館〉にも、こんなに大きな抹茶茶碗が
かざってありました、五右衛門風呂みたい(笑)。
大きさの目安になるように、あえて人が後ろに写った画像を選びました。
何も書いてなかったので日本一かどうかは未確認です。

世界一の美濃焼こま犬HPへ…


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寒さも頂点

2006-02-06 | ◆山・ドライブ・散歩

▲寒椿に雪は風情があっていいですね。

土曜日実家へ帰って、友人達とちょっと飲みに行き、
ワイワイ馬鹿話しをして「むちゃくちゃ寒いな~!!」
と言いながら、実家へ帰ったんですが、
昨日起きてみたら外は一面真っ白(雪の量は大した事はありませんでした)。
12月も寒かったですが、いよいよ寒さもここ一番かな?という感じでした。

雪が溶け出した午後から、山の中へドライブに出かけましたが、
山中の池の氷はカチンコチンに凍っていて、乗っても全然大丈夫で、
久しぶりに割れない氷の上を歩いてみる事が出来ました。


▲田舎らしい風景ですね。一面に分厚い氷が張って上に雪が被った池。


▲厚さは分からないが、乗ってもミシッとも言わなかったので結構厚そうな氷。


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青空百景/博士の愛した数式

2006-02-04 | ◆空と映画とスタジアムと…

連日の映画感想でゴメンナサイ!
今日は“博士の愛した数式”です。

小説で大ヒットしている同名タイトルが原作です。
小泉堯史監督&寺尾聡コンビでの3作目(1作目/雨あがる・
2作目/阿弥陀堂だより)の作品になります。
黒沢組の後継者らしく、黒沢&三船コンビみたいなモノでしょうか。
でも、映画作りは木下恵介に近い雰囲気を感じます。

話はこの監督らしい淡々としたペースで、
博士(記憶障害)の楽しい数学知識と、
優しい家政婦の“√”親子(母子家庭)との交流で話は進んでいきます。
作り事のような不自然な大事件も起こらなくて、
そんな地味なところにこの作品のリアリティが感じられ、
個人的には好きな作品です。
ただ博士も“√”親子もちょっと人間が出来過ぎですけどね…

前作もそうでしたが、この監督の作品は登場人物の人柄の魅力と、
きれいな長野の風景で、最後まで飽きさせず観させてくれる所ですね。

少し気になったのは、この作品は小説の方が面白いのじゃないかと、
映画を観ながらなぜか、ふっと思ってしまいました。
小説は読んでいませんが、そんな気がしました。

前の2作品もヒット小説が原作でしたから、
出来れば次回作は、オリジナル脚本で
完璧な小泉ワールドを観てみたいものです。

あと、最後に使われていた ウィリアム・ブレイクの
詩がよかったので 引用しておきます。

  無垢の予兆

  一粒の砂にひとつの世界を見、
  一輪の野の花にひとつの天国を見、
  手のひらに永遠をのせ、
  一時(ひととき)のうちに永遠を感じる


博士の愛した数式HPへ…



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青空百景/単騎、千里を走る

2006-02-03 | ◆空と映画とスタジアムと…

映画“ 単騎、千里を走る”を観てきました。
話は、死期の近づく息子(絶縁状態の関係)のために、健さん演じる漁師の父が、
民俗学者の息子に代わり、中国の仮面劇を撮影に行くという物語です。

息子とのコミュニケーションを回復するため、
これまた自身ではまったくコミュニケーションの取れない中国へ単身出かけ、
目的を達成するために、父はひたすら“誠意”で自分の想いを伝え、
中国で起こる障害の壁を一つひとつ超えていくのですが、
これは健さんのキャラだから成立するテーマで、この役を他の役者が演じていたら、
今どき誠意だけで世の中通るか?!と叩かれそうな映画ではありました。

人間としての根本的な事がテーマですが、
中国のような駆け引きや賄賂が幅を利かす社会では(という話だそうですけど…)
イマイチ甘い物語りに感じられてしまいます。
あくまでも性善説が前提で成立つストーリーですね。

それと面白かったのは、饒舌ではない初老の漁師=健さんが、ひたすら携帯電話と
デジカメを駆使して(妙に使い慣れているのが不自然で可笑しい)
コミュニュケーションを成立させていくのがミスマッチで笑えました。
携帯とデジカメが無かったら成立しなかった映画ですね~。
ついでに、妙にファッショナブルで手帳も使い慣れているのも、
これじゃあ本人そのままじゃない?という感じで、ツッコミ入れたくなりました。

中国の風景は、もっと撮り方でスケール感を出せたような
気がしましたから、少し残念でしたね。

ちょっと不満ばかり書いてしまいましたが、
僕のように意地の悪い見方をしなければ、気持ちの良い話で、
風景も楽しめますから、それなりに良く出来た映画とも言えます。

単騎、千里を走るHPへ…


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夕空百景/今年のビッグ・イベント

2006-02-02 | ◆空と映画とスタジアムと…

昨日からプロ野球もキャンプインして
そろそろ夏スポーツも、あちらこちらから
始動の新しいニュースが聞こえてきます。

その前に楽しみのトリノが始まりますし。
野球はシーズンインする前に世界一決定戦(野球版ワールドカップ)。
F-1はアグリのオール・ジャパンチームがスタート。
サッカーはお待たせのドイツ・ワールドカップ。
と、今年もビッグイベントめじろ押し状態で、今からワクワクしています。
今年は寝不足の日が増えるかな~


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雲の名前/筋雲(巻雲)

2006-02-01 | ◆昨日の空
筋雲は巻雲の俗称で、雲の仲間の中では一番高い位置にできる雲です。
雲の特徴は繊維状だったり、薄いベール状に見える雲で、
その形によって毛状雲、釣状雲、もつれ雲と呼ばれる巻雲もあります。

夕焼けの時にきれいな空を演出する雲の一つです。

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