goo blog サービス終了のお知らせ 

昇る月、沈む月

2007-02-05 | ◆月・MOON・LUNA


1・3枚目の写真は一見同じような
月のアップの写真に見えますが、
1枚目の写真は東の空へ昇り始めた月で、
“餅つきウサギ”模様の天地は正しいですね。
(2枚目は同じ月を広角寄りで撮った写真です)



3枚目は西の地平線に沈みつつある月で、
“餅つきウサギ”は逆さ絵になっています。
月の天地なんてあまり気にしませんし、
単純な事ですけど
常日頃目にしているモノでも、
改めてチェックしないと気がつかなかったり、
知らない事は多いものですね…

月は正確な法則で満ちたり、欠けたり、
昇ったり、沈んだりしていますが、
何となくは理解出来ていても、
正確には説明出来ませんね。トホホ…





コメント (2)

青空百景/11年ぶりの周防作品

2007-02-02 | ◆空と映画とスタジアムと…

久しぶりの映画観賞は、久しぶりの周防正行監督の
〈それでもボクはやってない〉でした。
それも今迄のコメディ路線から大きく舵を切った社会派映画で、
痴漢の冤罪をテーマにしながら、警察・検察・司法の
腹立たしい現実が描かれています。

ストーリーは主人公が電車に乗って、痴漢と間違われ逮捕され、
起訴され、裁判になり、判決が下るまでを
リアルに追っていくのですが、正直言って怖いです!

スターウォーズを観ていてダースヴェーダーと戦う
心配はしませんが、この映画のような落とし穴は
“痴漢冤罪”に限らず、日常の中にいくらでも転がっているでしょう。
一歩間違えれば、明日は我が身です。

普通の人なら逮捕されても、裁判になっても公正な取り調べ、
判断がされると思うでしょうが、実は警察・検察の役目は
ある程度決まっていて、よほどのアリバイが無い限りは、
多くは犯人と決めつける調書しか作られないし、
そんな仕組み・環境になっているようです。
※この映画だけを観てそう言い切るのは危険ですが、
 日本の刑事裁判の有罪率99%以上という、
 異常な高さの数字を聞くと、なんとなく納得してしまう…
 但し、有罪率が高いのは、検事がある程度難しそうな事件は 
 ふるい落としているからで、その辺で判断を間違われ
 裁判に持ち込まれたら最後かも…

世の中の仕組は正しいものが正義とは限らないし、
正義が勝つと約束されていない事くらい、
子供でも知っているだろうけど、
少なくとも裁判くらいは、公正にされないと
安心して生活も出来ないでしょう!
裁判官も構造的に有罪を出さざるを得ないような
環境になっていて、その辺の事も描かれています。

今後行われる裁判員制度が、
良い働きをしてくれる事を願うばかりです。

映画館の中ではお客さん全てが、
物語の展開に吸い込まれるように息を殺し、
判決まで、想いを共有しながら駆け抜けて行くようでした。
2時間半でこんな疑似体験が出来るのは、
頭に来るけど貴重な映画ですね!(自分じゃなくて良かった~ )
凄い周防さん!!


それでもボクはやってないHPへ…


コメント

昨日の夕日

2007-02-01 | ◆昨日の空


冬至を境にJRタワーズの左に沈んでいた夕日は、
すでにこれだけ真西側へ戻り始めた。
4日の日曜日にはもう立春です。






コメント (2)