niceshotpeteの山旅

新潟県内外の山々を旅した記録です。山座同定に力入れてます。掲載した写真の何枚かはピクスタで販売してます。

苗場山麓ジオパークガイド検定でよく出題されるSK030

2024年03月12日 | 苗場山麓ジオパーク
苗場山麓ジオパークのお勉強その6


                                     ウィキペディアの写真を拝借

穴藤の川原で見られるSK030と呼ばれる火山灰に含まれる菫青石(きんせいせき)は、青紫色で透明感のある鉱物。角度によって違う色に見える多色性がある。
115万年前に榛名山付近で起こった火山活動の噴出物である上越火山灰をSK030と呼ぶ。
魚沼層群の模式地(ある地層の標準となる露頭がみられる特定の地域)は長岡市小国町の芝ノ又地域で、SKのSは芝ノ又、Kは鍵(key)層のKから取っている。
ちなみに、鍵層とは、地層の年代を比較し特定するために用いられる特徴的な地層。広い地域にわたって短時間に形成され、かつ識別の容易な地層で、地層の区分・対比の基準となる。鍵層の例としては、火山灰層・凝灰岩層・石灰岩層・化石層などがある。
魚沼層群の上部に挟まっている特徴的な鍵層はSK010、020、030・・・130等に分類されていて、そのうちのSK030に含まれる菫青石は、苗場山麓ジオパークガイド認定検定試験(初級)で必ずといっていいほど出題されるキーワードなので覚えおかなければいけないよ。(誰が?自分でしょ?さすが、検定試験。細かいとこついてきます)

間違いがあったらご指摘ください。
続く。
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苗場山麓ジオパーク 前倉橋と結東層

2024年03月12日 | 苗場山麓ジオパーク
苗場山麓ジオパークのお勉強その5

前倉集落の上流側の、苗場山麓ジオパークを代表するスポットのひとつ、前倉橋。(カシミール3Dに登録した前倉が前嵓になってた💦)


新潟の橋50選に選ばれている。
その価値を高めているのが周囲の岸壁。


この岩は結東層という、新生代第三紀中新世(今から1500万~1800万年前)、日本海ができ始めた頃に海底に堆積した、海底火山噴出物を主体とした地層で苗場山麓ジオパークで一番古い地層。
この火山噴出物が堆積してできたのがグリーン・タフという緑色の岩石。
ちなみに、結東層→藤沢層→西田尻層→魚沼層群の順に新しくなる。

魚沼層群は、洪積世前期(今から100万年前から70万年前)を通して堆積したきわめて大規模な地層で、苗場山麓ジオパークの基盤を成す地層で、泥岩や安山岩質の角礫凝灰岩 などからなる。
石落としや大嵓の柱状節理が乗る地層。
いずれもフォッサマグナを構成する地層の一部といえる。

間違いがあったらご指摘ください。
続く。

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高野山ダムの導水管

2024年03月10日 | 苗場山麓ジオパーク
苗場山麓ジオパークのお勉強その4

まっちさんのコメントを受けて。
笹葉峰北側の「谷の展望台」から。
石落としと大嵓の間。
滑落崖の、約400mの高低差を活かした、中津川第一発電所の導水管。
穴藤も地滑りブロック上にある集落。見事な地滑り地形。
台地上の高野山ダム(こうのやまだむ)で取水した水を、穴藤にある中津川第一発電所へ送って発電してる。
TEPCOのHPでは、穴藤ダムの項に、この導水管の写真が載ってるので、てっきり穴藤ダムからの導水管かと思っていた。
以前の記事の誤りを直せました。まっちさん、ありがとうございます。
コメント (4)
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北野天満温泉近くの天代の火山灰露頭

2024年03月10日 | 苗場山麓ジオパーク
苗場山麓ジオパークのお勉強その3

きょうのブラタモリも興味深かった。

縄文式土器と弥生式土器。
縄文式土器が弥生式土器より古い時代のものだと判明したのは、それぞれの土器が含まれていた指宿市の地層の間に、火山灰層が挟まれていて、その火山灰の降下堆積年代から、それぞれの地層が形成された年代が判明したから、なんだって。その火山がどこの火山なのかまでは説明がなかった。
なので、今回勉強した内容と照らし合わせてみた。

「津南学vol.4」によると。
長野県栄村の、北野天満温泉近くの天代(あましろ)の火山灰露頭では、

・鬼界アカホヤK-Ah (供給源:九州南方鬼界カルデラ 噴出年代:7300年前)
・浅間草津As-K (給源:浅間山 噴出年代:1万5千年前)
・姶良丹沢AT (給源:鹿児島湾姶良カルデラ 噴出年代:2万9千年前)
・貝坂スコリア (給源:妙高火山 噴出年代:3万年前)
・大山倉吉軽石DKP (給源:伯耆大山 噴出年代:5万5千年前)
・御岳奈川Pm-3C (給源:御岳山 噴出年代:7万5千年前)
・妙高火山を起源と考えられる数枚の火山灰層
・大町APm (給源:北アルプス南部樅沢岳 噴出年代:40万年前~33万年前

が確認されているという、約40万年に渡る火山灰層を誰でも一度に観察できる貴重な露頭なのだそうだ。

一方、
縄文時代は、 前1万4000年前から前3~5世紀
弥生時代は、 前3~5世紀から後3世紀中ごろ

なので、
縄文式土器が出土した地層と弥生式土器が出土した地層の間には鬼界アカホヤの火山灰層があったということ。という理解でいい??
吹き上げられた火山灰は偏西風にのって運ばれるので、指宿市で観察される火山灰は九州周辺か、それより西で吹き上げられた火山灰であることから、鬼界アカホヤであることと矛盾しない。

日本列島に分布する火山灰は、その鉱物組成や屈折率によりカタログ化されているので、それと対比すると年代を推定できる。

このうち、姶良丹沢ATの噴火は、桜島の北側に鹿児島湾の巨大カルデラを形成し、その火砕流は九州の南側1/3を覆い尽くし、現在のシラス台地を形成した。
ATの火山灰は北海道でも発見されている、という。
なのでね。また同じような巨大噴火が発生したら川内原発なんてひとたまりもないんだよね。

続く。





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中津川中流域は地滑り密集地帯

2024年03月09日 | 苗場山麓ジオパーク
苗場山麓ジオパークのお勉強その2
河岸段丘広がる中津川下流域から一転、中津川中流域はまさに地滑りの巣。

中津川中流域の両岸は、鳥甲山と苗場山の火山噴出物で埋め尽くされている。
下図の第四紀段丘礫層と表示されている部分が、信濃川と中津川によって作られた河岸段丘のある場所。
鳥甲山の火山活動は、70万年前以前。苗場山の火山活動は50万年から30万年前で四期に渡り、第二期の熔岩流が現在の龍ヶ窪付近まで到達した。
龍ヶ窪の水は、苗場山の溶岩に浸み込んだ雨水が、約40年かけて溶岩末端崖から超軟水として湧き出したもの。
毎分18~30トン湧き出し、1日で池の水がそっくり入れ替わるほど。
(ちなみに、水の年代を調べるには、含有するトリチウムの量を測定し、トリチウムの半減期をもとに推定するんだと・・・合ってる?
中津川は、一度苗場山の火山噴出物で一旦完全に埋め尽くされた後、下方浸食により流域の火山噴出物を削り取って、今の流れになった。

      (図は、津南学vol.4から無断で拝借。ごめんなさい。)
龍ヶ窪


第三紀基盤岩類の魚沼層群は、太古、海だった頃に堆積した地層で、柔らかい。その上に、鳥甲山と苗場山から流れてきた溶岩が固まって硬く重くなった安山岩がのっかったもんだから堪らない。ずるずると滑りやすい地滑り密集地帯となった。

地滑りは、地中の深いところから大きな塊として地盤がズルっと滑る現象で、その結果、発生域を取り囲むように急な崖=滑落崖ができ、滑り落ちた土砂は、下に溜まって広大な緩斜面=地滑りブロックを作る。



笹葉峰の西側の、まるでスプーンでえぐったような地形が、超大規模な地滑りの跡。

見玉の2kmほど下流から上流方向を見る。

見玉集落が地滑りブロック上にあることがわかる。

笹葉峰の北側から見玉集落越しに石落としを見る。


見玉公園から石落とし




見玉・穴藤・結東・見倉・前倉・屋敷・切明といった集落は、皆、地滑りブロックによる緩斜面の地に人々が定住してできた。

見玉上空付近からみた上流方向。

清水川原は、鈴木牧之が秋山郷の入口と紹介した集落。
ここは、地滑りブロックより下の、文字通り中津川の川原にある。
そこから見上げる大嵓も見ての通りの滑落崖。秋の紅葉の時期が素晴らしいとのこと。今秋にでも。
石落としの柱状節理は、苗場山熔岩流単独だが、大嵓は、下に鳥甲火山熔岩流と、上に苗場火山熔岩流の2段の柱状節理になっている。
間には、火山灰などが降り積もった谷上ローム層がはさまり、3段の紅葉になる。2つの柱状節理の違いも見物だとか。
鳥甲火山熔岩流の下の地層も魚沼層群であるとの記載を見つけた。


3番目の図の苗場山の北西側に広がるカルデラ地形。
噴火で陥没したカルデラではなく浸食カルデラというんだそうだ。
苗場山の山頂方向から、硫黄川と小赤沢川が流れ下って中津川にそそぐ場所。
この川の両岸が地滑りで陥没し、カルデラ地形を形成している。


とりあえずここまで。
続く。

間違いがあったらご指摘ください。




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津南町の河岸段丘(河成段丘)の名称

2024年03月06日 | 苗場山麓ジオパーク
入院中に勉強した、新潟県津南町の中津川下流域の河岸段丘の名称。
勉強した内容を少しずつ纏めようと思ってる(いつまで続くか?💦)

マウンテンパーク津南にある「山の展望台」(正確にはちょっと手前)で2021年04月24日 に撮影した写真。

段丘面は、そこに載る代表地名を冠して、段丘面の名称としている。
中津川下流域に広がる日本一の河岸段丘は、

30万年以上前に谷上面が、
16万年前以前に米原Ⅰ面、米原Ⅱ面が、
15万年前頃に卯ノ木面が、
14万年~11万年前に朴ノ木坂面が、
10万年~5万年前(最終氷期前半)に貝坂面が、
3万年前(最終氷期後半の初期)に正面面が、
1万5千年前頃(終氷期極相期頃)に大割野面(正確にはこれもⅠ面とⅡ面がある)が

順次形成された。

谷上面の位置はあやふや。
卯ノ木面は、写真左の山腹に隠れる。
米原Ⅰ、Ⅱ面は、同時期に形成されたと~ても広い扇状地って理解でいいのか?
津南町の資料館で確認したい。
ゆくゆくは、苗場山麓ジオパークガイド検定を受けたいと思ってる。
何万年後には、さらに新しい段丘面が作られているのだろう。

間違いがあったらご指摘ください。

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8月7日 新潟の橋50選 「見倉橋」へ。

2022年08月10日 | 苗場山麓ジオパーク

ネットから引用。

津南町結東集落と対岸にある見倉集落を結ぶ木製の吊り橋、見倉橋は新潟の橋50選に選定され、「秋山郷の宝石」とも称される見事なシルエット。

実は西川美和監督の映画で、オダギリジョー、香川照之、真木よう子といった、今をときめく俳優が出演した『ゆれる』や、NHK大河ファンタジー『精霊の守り人』のロケ地にもなったことで有名な橋

ずっと修理中で通れなかったのが、今年修理完了し歩行可能になったという。行かねば。

国道117号から国道405号を南下。

石落としの見玉公園を右に見て進むと、猿飛橋の案内板。寄ってくか。

 

橋そのものは、なんということもない、まあ、普通。

 

 

上流側

 

 

下流側

まあまあ、綺麗。現在の橋が凄いんじゃない。歴史が・・・ね。

じゃ、次へ

 

結東集落 着。

不動尊や宿泊施設、郵便局なんかもあって、毎回通る度、一休みしたりする場所だが、ここから降りるんだったか。知らなかった。左折し、結東じゃまくら石公園に駐車。

中津川は、かなり下の方にあるので、父を車に残し、車外へ。

後部座席からカメラやラジオ、熊鈴など取り出すつもりだったが、すでに車は、台湾を四方八方から波状攻撃する中国軍戦闘機のようなアブの襲来に見舞われ、カメラを取り出すのがやっとだった。

公園のまわりは民家に囲まれ、住民と思われる親子連れや、庭先で作業する人などもいて、まあ熊鈴なくても大丈夫だろうと。

が、すぐに鬱蒼とした林の中を下る狭い急坂。

あ~熊怖い。早朝だし。

スズメバチも怖い。最近、フォローしてるブロガーさんが結構 蜂に刺されてるし。暑さのせい?

あまり大声出すと、上の住民に驚かれるから、小声でヤッホー連発し、足早にジグザグの道を下る。滑りそう。

樹間に中津川が見えた。綺麗な色。

橋まで下りたら、誰かいないかな?淡い期待はすぐに消える。

下り初めて6分前後?

 

鳥の囀りと、水音。

越の里さんは、この辺りで黒い獣に接近遭遇したんだな。何も出てくるなよ。

 

修理完了したばかりの綺麗な板張り。県内あちこちにこういう吊り橋あるが、渡れるところはそうそうない。

一歩足を踏み出すと。揺れる。さすが!映画の題名になるのも納得できる揺れ。

 

上流側。なんて綺麗な水の色!

しばし色々な怖さを忘れる。

下流側

 

 

向こう岸まで渡ろうと歩き始めると、突然。目の前にスズメバチ。

思わず身を挺すると、またまた揺れる橋。

なんで橋の上でスズメバチ?もしかして橋に巣を作り始めたのに橋を揺らす不届き者が侵入したために、怒ってるとか?巣には伝言が伝えられ、総攻撃に移るってか?

こんなところでスズメバチに襲われたら転落する?

回れ右。もっと、上流の綺麗な水の色を写真に収めたかったが、恐怖の方が勝ってしまった。

降りてきた坂を息を切らせて登る。

ようやく坂を登り切り、民家の間に。

庭先で作業する人のそばを、何事もなかったかのように息を殺してゆっくり通過。車に戻る。

車は、まだ中国軍戦闘機の絶え間ない攻撃にさらされている。エンジンかけっぱなしなら当然こうなる。

急いで乗り込むが、2機に本土侵入を許してしまった。窓に激突するスズメバチも。

乗ってから、もっと写真を撮らなかった事を後悔する。また、来なきゃ。

でも。

熊やスズメバチをこんなに怖がってるようじゃ、僕はもう、一人で山に分け入ることは無理かも?

来た道を戻る。

左前方に石落としが見えてきた。ここも写しとくか。

続く。

 

 

 

 

 

 

 

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8月7日 津南町・沖ノ原台地のひまわり広場を再訪。

2022年08月08日 | 苗場山麓ジオパーク

 

午前3時に新潟市出発。越後川口ICから国道117号で津南へ。

津南へ行くときはたいてい小千谷ICで降りて信濃川左岸のノンストップ道路で行くのだが、この道はコンビニがない。眠気覚ましのコーヒーや、トイレに困るので、きょうは117号経由。

午前5時に津南町のファミマ着。ここで朝食。

午前5時半。沖ノ原台地へ駆け上がる途中の展望地。

コンビニ周辺は人影まばらだったが、台地に上がると、大勢の農家の皆さんがせっせとお仕事中。活気が溢れる。

ほどなくひまわり広場着。早朝に行くと駐車料金払わなくてお得(〃艸〃)

ほぼ満開?前回来たときはまだ開花前の畑もあったけど。

 

 

背景は関田山脈

 

 

昨晩は雨だったようで、迷路の中は水たまりが多く、あまり奥までは入れなかった。

 

 

 

 

 

インスタはやってないし、父親では、ここに立たせる気持ちは微塵も起きない

 

気温20度。早朝の沖ノ原台地を渡る風は、今年の猛暑を忘れさせるほど爽やかだった。

 

この後、一度ファミマに戻り、大割野から秋山郷方向へ。見倉橋を目指す。

続く。

 

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10月24日 野沢温泉村から117号線を北上し、津南町の苗場山麓ジオパークへ。

2021年10月30日 | 苗場山麓ジオパーク

大神楽展望台から山を下り、国道117号線へ出る。

もう昼食時間なので信州蕎麦食べたいなぁと店を探しながら北上するが、なかなか見つからない。

栄村の道の駅も混雑していて(当たり前だろ)、ここはやめようというので、結局県境を越え、新潟県の蕎麦を食べる。トホホ。

でも、きのこ蕎麦、おいしゅうございました。

津南町大割野で右折し、次の目的地に。

苗場山麓ジオパークの地図。

(キーボードのPrt Scキーで、画面のハードコピーができるってことを初めて知った。何年キーボードを打ってきたんだ?)

地図の右上、鳥甲山登山の前日に、谷の展望台から見下ろした石落とし。

これを近くから見ることができる見玉公園へ。

駐車場に着くと、観光バスなんかもいたりして、結構な賑わい。

ここからかなり歩くのかな?老人を歩かせるのは無理があるかな?と思ったが、すぐに。

一人なら、もう少し奥まで進みたかったが、きょうはここまで。でも、充分に石落としを堪能した。

魚沼層群の隆起だけでも凄いのに、その上を苗場山の溶岩流がこんなに分厚く覆ったなんて。自然のパワーの凄まじさ。

 

いわゆる、秋山郷ってのはどの範囲をいうのだろうか?最奥は切明温泉でいいのか?では、始まりは?

谷の展望台や、石落としは、まだ秋山郷って感じじゃないが。

ここよりも下のほうにあるガソリンスタンドにも秋山郷の文字が。

 

「秋山郷に行ったことあったかなぁ?」と言う。連れてったじゃないか!

じゃ、また行ってみよか。

自分も行きたかったし。

途中、冠雪した苗場山。

 

地図の右下、天池展望台 着。(鳥甲山の展望台)

こんな板張りしかないが、展望台。

 

大きく翼を広げたような鳥甲山。ご立派!登って良し。眺めて良しの名山。

逆光で、山を綺麗に写そうと思うと空が白飛び。それでも山肌は暗い。午前中に来なきゃなぁ。

薄が綺麗。

さて、ここまで来たら最奥の切明温泉まで。

左の坂を下っていくとリバーサイドホテル、いやいやハウス。

橋の上から。

坂を下りて。

豪雨になると心配じゃないのかな?

帰路は登山の帰りに通った道を経由して。こちらからも雄大な眺めが得られるのはわかっていたので。

 

山頂は白飛びしてるが・・・

右端が山頂。真ん中右がカミソリの刃。左が白嵓の頭。

以前は第2の谷川岳と称され、クライマーが沢山訪れたとか。でも交通の便が悪く、岩も脆くて危険なため、次第に廃れたんだそうだ。

 

秋山郷は、まだ他に月夜立の見える展望地(地図の一番下)など、訪れたい場所が沢山。いずれまた。

終わり。

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9月20日 秋山郷・鳥甲山 その3 下山編。やはり、鳥甲山は手強かったよ~の巻。

2021年09月27日 | 苗場山麓ジオパーク

山頂でまったり1時間休憩して、下山開始。

分岐を左に。屋敷登山口を目指す。

休憩充分で、足の調子もいい。歩きやすい登山道。こんな下りなら大歓迎。

1308 手前の雲の動きは速いが、苗場山頂にかかる雲は取れそうにない。

 

1309

 

1310 カミソリの刃はまだ見えてる。

 

ウメバチソウ

 

1322

 

1323

 

 

1326 舞う

 

1330 荒々しい赤嵓の崩落地

 

1335

 

1337 まるで果樹園のように群生するナナカマド

 

1341

 

1342 斜面の立ち上がり方が凄い。

白嵓の頭と、カミソリの刃。

 

1344

名残惜しい(いや、早く下山したいから名残惜しいこともないか・・・)鳥甲山山頂

 

1346 

 

1357 佐武流山も顔出さない。

 

登りにはなかったタカネマツムシソウ。やはり、夏から秋の山に来たら、マツムシソウがないと物足りない。

 

1359

 

1402 ここの切れ込み方も凄い。

 

1403

 

1409 屋敷山が迫る。

 

1438 最後の最後に佐武流山の雲が取れてきた。もう白砂山は佐武流山の陰に隠れた。残念。

 

1501 ここから、屋敷登山口に向けて気の遠くなるような長い急斜面の下り。

 

ブナ。全く実がついていない。3年連続の凶作なんだそうだ。腹を減らしたクマさんは・・・・。

 

1511 それまでの登山道とは一変。どこもかしこも滑りやすい急斜面。

はるりんさんとmbabaさんはチェーンスパイク装着。僕は軽アイゼン。

最初は慣れなくて岩の上に乗ってしまったりして難渋したが、慣れれば滑らずに下れる。

ただ、軽アイゼンには葉っぱがくっつきやすく1歩1歩が重い。ボディーブローのように効いてくる。

 

1530 最後の最後にスッキリ雲の取れた佐武流山。近いうちに踏破する・・・できるかなぁ?

苗場は?もう少し。残念。

 

この後は写真がない。撮る余裕がなかった。

登山開始から9時間超。軽アイゼンで滑りにくくなったとはいえ、急斜面の下りは足に堪える。

また攣りそう。ポケットから塩分チャージタブレット取り出しボリボリ。加藤文太郎がポケットから煮干しと甘納豆を取り出してポリポリ食べながら歩く姿を思い浮かべる。

もともと下りは特にのろい僕だが、二人の、特にmbabaさんのスピードが速い。速さの秘訣は何だろう?ダブルストック?バランス感覚?降りたら訊こうと思っていたが、そんなのも忘れるほど・・・。

 

雉を打ちたくなり、前を歩くはるりんさんに、先に行っててくださいと声を掛ける。

二人の姿が見えなくなる。静かな山中。

クマ、いるかもな。急に不安になり、急ごうと思うも、やはり急斜面はスピード上がらない。

ズルっと滑った途端、両太ももが攣って悶絶する。

すぐに歩けない。音、ならさなきゃ。ラジオのスイッチ押すが電波が弱いのか音鳴らない。スマホの充電切れた。充電器持ってきたがケーブル忘れた。後続の登山者いない。これってもしかしてピンチ?

少し休むと歩けるようになった。下に道路が見えた!もうすぐか、と思ったら堰堤だった。

今度は足首が攣って座り込む。

周りには中身のないトチの実。ブナの実が食べられないクマさんがここで食事したんだろうな。

暫く休むとなんとか歩ける。ノロノロ下る。コンクリートが見えた!道路?雪崩の防護壁のようだった。

さらにトボトボ歩く。道路が見えた。今度はホントに道路だった。二人の姿が見えてホッとする。

登山開始から10時間弱。平ヶ岳が13時間だったから、やはり、まめに山登ってないと、登山用の筋肉が衰えるんだろな~。

(最後のところあまり詳しく書くとお二人にも家族にも過度に心配かけると思ったが、これは記事のネタになる、記事を面白おかしく?するために、いやいや反省の意味を込めて。敢えて。ゴメンね~。)

はるりんさんmbabaさん、お二人とご一緒させて頂き、難関の山を踏破できた。ありがとうございました。

佐武流やるには鍛えなおさないとなぁ。佐武流山は来年の夏が賞味期限かも。登山道整備する人がいなくて、2,3年で荒廃するとか。どうなることか。

終わり。

 

 

 

 

 

 

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9月20日 秋山郷・鳥甲山 その2 鳥甲山山頂まで。

2021年09月26日 | 苗場山麓ジオパーク

白嵓の頭。これはあたまと読むんだね。かしら、ではないんだな。

ここで20分くらい休んだかな?ジイさんの登山は休憩たっぷり。

鳥甲山山頂までの間に、何人の人に追い越されたか?

皆、凄い健脚。こういう人のための山なんだな。

行きに追い越され、ピストンの彼らとすれ違い。

まあ、そんなの関係ねぇ。

 

1037 赤嵓の頭が近くに望める。

 

白嵓と赤嵓の色の違いは?白は花崗岩?とか思ったが、どちらも安山岩だって。

布岩の右の白い部分は扇状地・堆積岩だそうだ。

 

1046 ずっと痩せ尾根

 

ホツツジ

 

1052 突然それは現れた!カミソリの刃。この上が標高1908mかな?

入るわけがありません。

上は、戸隠の蟻の塔渡りよりも狭くて怖いって。ここに上がったたかさんはやっぱり凄い!

右に巻いていく。この後、振り返って写真撮れば良かった。多分そんな余裕が無かったのだと。

前しか見てない。あれが山頂か?

 

1127 山頂が迫るのに、雲に覆われてきた。なんてこった!山岳展望が・・・・。

 

1128 低い鎖と、網目状に張られたワイヤー。これはどう使うんだ?ズルッといった時に、どれかに掴まれば助かる、って?

 

1138

 

1139

少し下って、いよいよ最後の急登。

1139

 

コゴメグサ

 

リンドウ

 

1200 山頂着。2037.6m

 

三角点

まずはプシュッと開けて日本二百名山・鳥甲山登頂を祝して乾杯。おいしゅうございました。

期待した大展望は無し。

ここでジジイ3人組は昼食、山談義しながら1時間の大休止。他の登山者は、昼食が済むとすぐに下山していった。

もう他に登ってくる方もいないようだ。僕は遠くで女性の声を聞いた気がしたので、まだ登ってくる方々がいるのかと思っていたが、あとで気づいたが、これはmbabaさんのギアが音声で標高などを知らせるのを、聞き間違えたもののようだった。登りの疲れからの幻聴ではなかった。

結局、最後まで槍穂を始めとする鳥甲山からの遠望は得られなかった。これまで、あちこちの山から展望台から鳥甲山の雄姿を眺めることができたのに、それらを鳥甲山から見ることができないなんて。

また登らなきゃならないか?無理でしょ。

北側の展望写真

1302

では、下山開始。

 

1303 山頂直下の分岐点までの間、カミソリの刃は見えてくれていた。

カミソリの刃にズームイン

登りの途中ですでに足が攣りそうになり、守護神・塩分チャージタブレットをボリボリ、水をゴクゴク飲んでなんとかしのいだ。1時間の休憩で復活。元気に屋敷登山口目指して下っていった。

続く。

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9月20日 秋山郷・鳥甲山 その1 白嵓の頭まで

2021年09月24日 | 苗場山麓ジオパーク

当初、この連休の計画は、佐武流山だった。新潟100名山75座目ゲットだぜ。

でも、ほとんど山登ってないので脚力に不安。台風通過後の沢の増水が心配。日の出、日の入り時間も不安。

そんな僕の不安を察してくれたはるりんさんが、鳥甲山を提案してくれた。

鳥甲山は勿論魅力的な山だが、完全に長野県の山なので、新潟100名山に区切りがついたら、と思っていたのだが、こんなに早く機会が訪れた。

 

ファミマに全員集合し、5時過ぎ出発。405号を秋山郷に向けてひた走る。

途中、道を間違えたりするも、無事ムジナ平登山口着。快晴。

0645 登山口発。

 

0649

 

0658 のっけから深い森の中の急登。

 

0734 こんな登りはすぐに終わる、なんてことはなくずっと急登。

 

0741 漸く前方に形のいいピークが。あれが白嵓の頭?違います。この後、山頂までだまかしピークの連続。

 

0746 ここは1437m付近かな?正面に岩場が望める。  

 

0747 振り返れば志賀高原の山々が。

山頂に着くと、これらの山の右手に槍穂が見えるはず。きょうなら見えるはず。

 

0758 苗場山 朝は逆光になってしまうが、山頂に着けばくっきりと見えるはず。

佐武流山も白砂山も逆光。大丈夫、山頂に着けば。

 

0759 さあ、前半の楽しいアトラクションのひとつ。鎖場現る。

 

万仏岩(もしかしたら万仏岩はこれじゃないかも・・・)

 

0800 足元に壊れたハシゴが転がっている。鎖はまだ新しいのかピカピカ。

ただ、何本かの支柱がしっかり固定されてないのか、そういう仕様?なのか動く。危なくはなかったが、あのままでいいの?

 

はるりんさんは、鎖なんかに頼らなくても登れると。

落ちたらあの谷底まで。ヤマレコに、ここの岩が脆くて手を掛けたら崩れたって出てましたぜ。お気をつけて。

 

0804 落ちるような人じゃないよね。

 

0810 どこまでも続く急登

0812 あれが白嵓の頭か?まだまだ。

 

 

大嵓は、津南の石落としから連続する段丘崖の名称

 

0819

 

0824

0825

 

0831

 

0831

 

 

0849 乗り越えては現れる次のピーク。立ち止まる回数も増える。

 

0856

 

0856

 

0900

 

痩せ尾根の連続。草木に覆われている場所は気を付けないと右手のポールが空を切る。

 

 

0901

 

0903

 

0914

0918 上昇気流に乗って、下から雲が沸き上がる。風が涼しいのは助かるが、展望が・・・。

 

0933 オオシラビソが増えてくると 白嵓の頭も近い。

 

0935

 

0952

 

0959 白嵓の頭に到着。ここまでだけでも立派な登山。ここで大休止。

続く

 

 

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9月19日 鳥甲山に登る前日、谷の展望台へ

2021年09月23日 | 苗場山麓ジオパーク

鳥甲山登山は、いつものようにコンビニ前泊。

でも、せっかく津南まで行くのなら、出来ればまだ明るいうちに着いて、いくつかある苗場山麓ジオパークの展望台をもう一つ二つ制覇したい。

秋山郷にある展望台まで行く時間はないので、ニューグリーンピア津南の「谷の展望台」へ。

この位置は不正確かも。でもこの周辺。

ニューグリーンピア津南のフロントで、展望台までの道を訊き、出発。迷うこともない一本道。(だったかと)

途中にあるゲートが閉まっていたら、フロントまで電話してくれれば開けます、とのことだったが、しっかり開いていた。ってことは、他にも展望台に行ってる人がいるって事?

一般車両進入禁止の看板の脇に、静まり返った広い駐車場。

ハイエースが1台。これは、展望台へ行った方の車か?そうじゃないのか?

夕刻の山中。クマ怖い。ラジオとクマ鈴。

展望台まで100mとか?

クマ鈴を手で振って、心細くも進むと、人の声が!

とたんに元気になる。ラジオ消して。クマ鈴のねじを緩めて。

思わず、人がいて良かった~と言うと、良くわかりますって笑顔を返してくれた。

 

 

西に向く展望台なので、夕刻は逆光。写真の明るさ調整すると空は白トビ

石落としと呼ばれる、段丘崖。これを見るための展望台。もちろんこれも凄いが、私は妙高が見たい、薄曇りの空。

 

見える範囲を時計回りに。

高野山ダムの導水管。その左奥は高倉山。

 

 

石落とし

 

 

ニューグリーンピア津南の建物

 

見玉地区。あそこで、正面から向き合う石落としも絶景。右奥にマウンテンパーク津南のスキー場。

段丘面に作られた水田。その先、農地として利用できない斜面には杉林。

中津川を挟んで、苗場山溶岩流によって作られた石落としと呼ばれる柱状節理。

その上の溶岩台地には龍ヶ窪など超軟水が湧く。

美田。苗場山山麓の豊富な伏流水によって栽培されるコシヒカリ、だと思う。

 

奥に見える山は、

やはり妙高は見えない、きょうはここまで。

一人、展望台に取り残されるのは嫌なので、団体さんより、先に駐車場に戻る。

 

津南の街中まで戻り、きょうのお宿のファミマへ。ファミマの隣に無料の駐車場とトイレもあるんだが、ファミマで一晩お世話になった。

夜中には晴れた。沖ノ原台地のひまわり広場まで行って星空を、と考えたが、満月に近い月が煌々と輝き、条件悪いし、やっぱりクマ怖いし。すぐに退散。載せられるような写真は撮れなかった。

ファミマに戻り、チャーハン食し、はるりんさん、mbabaさんの到着を待った。

続く。

 

 

 

 

 

 

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9月20日 秋山郷・鳥甲山 速報版

2021年09月21日 | 苗場山麓ジオパーク

連休2日目。はるりんさん、mbabaさんと秋山郷の鳥甲山に登ってきた。

降り口の屋敷登山口を目前にして足が滑った途端に両足が攣り、ホウホウの体でお二人が待つ登山口に下山。

ムジナ平登山口の駐車場で別れ、足が漸く落ち着いて来たところでカーナビを自宅にセット。

屋敷登山口経由で405号に出るのだと思っていて、カーナビの指示に従って出発すると、なぜか切明温泉に誘導された。こっちの方が速いの?雄川閣を横目に進み、細い林道を辿ると、左手にきょうの鳥甲山が。

17時43分。太陽はもう山の端に隠れた。

ちょっと写真の明るさを足して、

実に手強い山だった。もうこんな山には行っちゃいけないのか?

続く。

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4月22日 津南町・中子の桜と、空の展望台  苗場山麓ジオパーク

2021年04月24日 | 苗場山麓ジオパーク

残雪と湖面に映る桜が魅力!

観光地として昔から有名だった場所ではなく、あるアマチュアカメラマンがここを撮影し雑誌の写真コンテストに投稿したことがきっかけで、カメラマンに絶大な支持を得るポイントになりました。比較的標高の高いこのエリアは、雪が少ない年を除いて、残雪とともに桜の開花が見られます。残雪の桜、湖面に映る桜、背景の杉林、幻想的な朝霧など、写真家にとって最高の条件が揃っているのが魅力です。

以上津南町のHPから抜粋。

で、あるか。

 

朝でもないし、快晴だし、さざ波立ってるし、豪雪だったのに温暖化のせいか雪消えも早い。

ことごとく条件を外している22日の中子の桜。

でも、初めての中子の桜。充分綺麗。

関越を小千谷ICで降りて、信濃川左岸のほとんど信号のない県道を疾走。ホントに、驚くほど信号がない。新潟市から津南までの最速道路。珈琲買ったり、トイレタイム入れても2時間半くらいで津南着。

中津川橋を渡ったところで左折。河岸段丘を駆け上がる。

地図中央右下の中子ダムまでほぼ道なり。

   (ちなみに、地図中央上の大展望台は大厳寺高原の展望台。)

ダムといっても農業用水のため池って感じだが、とても綺麗な水を湛えていた。

まずは堰堤から一枚。

 

引きで撮ると、こうなる。

望遠レンズ必携との情報見て来た。なるほど。

 

写真右の建物辺りが一番近くで見られるポイント。

先客のベテランさんたちは、〇時くらいになると風が無くなるらしい(湖面に逆さ桜が映る)、とか計画練ってて、ほとんど写真を撮ってない。

そんな時間まで待ってられない我々はパシャパシャ。

綺麗な桜と綺麗な湖面、静かで広大な台地。存分に初・中子の桜を堪能した。

堰堤脇の一本桜。

駐車スペースから振り返る。

駐車スペースからの山岳展望。

桜の背後は妙法山。そこから右へ。

見えるはお隣長野の山々。野沢温泉スキー場がある毛無山。

 

毛無山の対面には、関田山脈=信越トレイル。主峰は鍋倉山。

この時は妙高山が見えてるとは気づいてなかった。火打山が電柱と重なってしまった。

 

信越トレイル終点が天水山。

 

山伏山=川の展望台、でいいのかな?

きょうは、この後、空の展望台へ。

 

信濃川右岸の段丘崖を駆け下り、信濃川を渡り、信濃川左岸の段丘崖を駆け上り、マウンテンパーク津南へ。

 

 

 

谷川連峰

 

 

スキー場の中の狭い道を上って来たが、さすがにこれより先は無理かな?というところまで。

空の展望台は、すぐそこらしいのだが。まあ、良しとしよう。充分堪能した。

ここまで道沿いには夥しい数のフキノトウ。きょうは頂きませんでした。

狭いスペースで切り返し、下山。

 

正面に鳥甲山

 

平らな段丘面と、荒々しい段丘崖。また悠久の時の流れの中で、隆起と侵食、堆積を繰り返し、新たな河岸段丘が形成され続けるのだろう。

苗場山麓ジオパーク、まだまだ奥が深い。

終わり。

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