niceshotpeteの山旅

新潟県内外の山々を旅した記録です。山座同定に力入れてます。掲載した写真の何枚かはピクスタで販売してます。

11月22日 美人林から津南へ。河岸段丘を眺める。

2020年12月03日 | 苗場山麓ジオパーク

美人林を出て、国道353号経由で津南へ。

右折し、信濃川沿いの道に出ると、そこはすでに河岸段丘の上。

信濃川の向こうに苗場山と沖ノ原台地が望める。

この場所の上空からの、日本一の河岸段丘と称される津南の眺めを、カシミール3Dで描画すると、

沖ノ原台地周辺は、苗場山から流れ出た溶岩によって形成された台地。そこに中津川が河岸段丘を作り上げた。なるほど!苗場山から延々と・・・。

造山運動により隆起した(あるいは海面低下によって相対的に高くなった)大地が、洪水や、川による下方向と横方向への浸食によって平らにならされる。これが果てしない時の流れの中で繰り返され河岸段丘が形成される。

 

津南駅近くで信濃川を渡り、405号で中津川沿いに南下し、秋山郷を目指す。

途中、中津川を見下ろせる場所で駐車。

川の対岸が沖ノ原台地。

1024

この沖ノ原台地の上に、ひまわり広場がある。

蛇行を繰り返し、流れが変わるたびに横方向に侵食される。再び大地が隆起すると、川の流れが急になり、川底が下方向に侵食される。隆起する前の深さまで侵食した川が、また蛇行することで横方向に侵食し・・・エンドレス。

っていうのを、YouTubeで勉強しました。

不覚にも写真が少なかったので、カシミール3Dと過去記事で膨らませてる。

 

さらに先に進むと次第に道は細くなる。車はたまにしか通らないが、路駐してると顰蹙かいそうでなかなか止められない。駐車して写真撮りたいと思う場所は沢山出てくるのだが。

漸く、苗場山を望める位置で一枚。

そこから10分ほど進むと前倉橋

ここに茶屋がある。平家の落人伝説がある、それに因んだ名前。なんだっけ?平家茶屋?違うな。そんな風な名前。こんなとこまで逃げてくるなんて、平氏はよほど源氏が怖かったんだな。

ここから直角以上にカーブして、先に進むと案内表示。

1108

切明温泉まで行きたかったが、結びの一番までにはテレビの前にいたい。

秋山郷民俗資料館を見学して、秋山郷を満喫したことにしよう。

1121 途中で河岸段丘の上の棚田を。ちょっと、マチュピチュ風?

奥の雪が付いてる山が鳥甲山。山頂は見えない。

だが、近くまで来ると、コロナのせい?で資料館は休館らしいとわかった。

ちょうど、とても綺麗な公衆トイレもあるし、きょうはここまで。

そこからの眺め。

 

 

苗場山?かと思ったが、黒倉山周辺のようだ。

 

 

来た道を戻り、萌木の里で昼食を取り、

1024の写真を撮った位置まで戻り、川を渡り、段丘崖を駆け上がり、沖ノ原台地へ。

1251

沖ノ原台地。

奥の、苗場山から流れて来た溶岩台地。

この近くにひまわり広場がある。

視線を移すと妙高と火打。火打山の右は、鍋倉山・黒倉山。信越トレイル。

沖ノ原台地に上がったのは、あの色を見せるため。

1259

龍ヶ窪の緑色。

この緑色はここだけのもの。

竜神伝説

 

さあ、急がないと。家まで急いで2時間半?

でも、川西の道は速かった。

1354 途中、雪を頂いた高い山が右方向に。

越後三山

三役土俵入りに間に合った。でも、秋山郷は日帰りで行くとこじゃないね。もっと写真撮りたかった。

 

やはり、津南は遠い。運転に時間撮られると、まともに写真撮れない。少ない写真で、無理やり記事を大きくした。

 

 

 

 

 

 

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8月6日 きょうの山岳展望と、下山後の龍ヶ窪  写真追加

2017年08月09日 | 苗場山麓ジオパーク
下山後、キャンプ場を過ぎた辺りからの展望
雲の中には、巻機山から谷川岳辺りが並んでいるはずだが・・・。残念。

日の出前に、ひまわり畑の周囲をぐるっと撮影。この時は巻機山が写っていたことを、不覚にも後で気づいた。時計回り。

巻機山だと認識してなかった事が明白な2枚目。わかってたら、左端にこんなに半端な写し方しない。



ひまわり広場を出てすぐの場所から。時計回りに。

山伏山の下に無印良品キャンプ場がある。






天水山を下山し、すぐ日帰り温泉竜神の館へ向かう。
近くに名水百選 「龍ヶ窪」がある。汗流す前に行っとこう。


駐車料金200円払って、池に向かう。


1051 冷たくて美味い水




人心が乱れると、龍神様がこの水を干上がらせるとか・・・。




何という色なんだろう!


奥の龍神様にお参りした後、日帰り温泉竜神の館へ。
ここの露天風呂は広くて熱すぎなくてお薦め。大人600円。ロッカーのコイン戻ってこないから実質700円。肩まで浸かって本読んでる人も。さすがに昼前で空いてる。

12時に家路につく。
15時頃には新潟市に入る。
西蒲区五之上付近の田園風景。


弥彦山と角田山

予定通り16時前に帰宅できた。
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8月6日 ひまわり撮影後、新潟100名山 今年5座目、通算58座目 天水山

2017年08月07日 | 苗場山麓ジオパーク
信越トレイルの終点 天水山。
信越トレイルといえば、斑尾から、とか、関田峠から、などのイメージしかなかったので、「天水山は遠い」と、思っていた。
加えて、ブナ林だけで展望のない山、ということでなかなか計画に登らなかった。
津南のひまわり広場は、以前から訪れてみたかった場所で、津南町のHPをチェックしていると、天水山の案内も出ているではないか。
そ~か!常に上越側から考えていたが、天水山は津南から簡単に登れるんだ、これは行かない手はない。

金曜日の時点では、58座目として朝日連峰の竜門山を計画し、はるりんさんにもお誘いメールを出したのだが、日曜の4時には自宅に居なければならない急用ができて断念。でも土曜日前泊できるように仕事のほうも調整したので、また弥彦角田五頭では勿体ない。
というわけで、ひまわり+天水山に決定。

土曜日夜、長野県境近くのファミマ泊。店員さんから、ひまわり広場は早朝でも駐車できるし、しかも早朝なら駐車料金かからないとの情報をもらい、ではまずひまわり撮ってから、天水山に登ることにした。で、前記事に戻る。

一番乗りかと思ったが、3時半頃到着した時にもう車が停まっている。
オリオンなど撮影してると、少しずつ車が増えてきた。もうひまわり畑へ向かう人がいる。遅れてはいかん。
畑に着くと三脚持った4,5人の男性。中にはドローン飛ばしてる人もいる。
2時間半があっという間に。そろそろ切り上げようと思った時に笑顔の向日葵を見つけた。他のカメラマンたちは気づいてるんだろうか?

またファミマに戻り朝食。天水山へは一旦長野県に入りすぐ右折し、無印良品キャンプ場を目印にクネクネ上って行く。
無印良品キャンプ場を左に見て直進。
まず天水山津南口に着。他に車はない。停まると同時に車体にコツっ、ゴツっと間断なくぶつかってくるアブの群れ。
すぐ先の松之山口に移動。ここはバイオトイレもある。やはりアブの襲撃。車体が冷えればアブの攻撃も弱まるだろうと車内で待機してると、軽が2台到着し、アブを引き受けてくれた。ドア全開で支度してるので「ああ、アブが入ったぁ」と大急ぎで支度して1台をデポし、他の登山口に向けて出発していった。
ムヒをたっぷりスプレーし、いざ天水山へ。また一人になったので熊怖いなぁ。ここはいきなりのブナ林。

登山口から山頂まで
スタート    :08:13
時間      :0:43'18.8
距離      :1.91 km
上昇      :211 m
上昇継続時間  :0:27'05
水平移動時間  :0:16'13.8
 登り一辺倒で、下りはない。
最大高度    :1092 m
最低高度    :878 m

バイオトイレ

0813 スタート

暫く林道を進み、

0820 登山道へ

ブナ林、のみ。

寄り添うブナ


見下ろして、ブナ、ブナ、ブナのみ。展望なし。

0829 津南口との分岐

0831 栄口との分岐

ほとんど登りだけの道だが、水平移動時間が16分と長い。
実はまたまた落とし物。これを探して高低差のないところを行ったり来たりして探していた。
いつもはザックに付けている熊鈴を、きょうはズボンのポケットのジッパーの金具につけた。
尾根に登り着きスピードを上げるとリンリンいい音を響かせる。
が、気づくと音がしてない。見るとジッパーの金具ごと外れてしまっている。
すぐに見つかると思ったが、10分くらい行ったり来たり。
だいぶ古くなった熊鈴で新調してもいいくらいなんだが、このブログを始めた頃から山行を共にしているヤツで見捨てるのは惜しい。
それに鈴には息子が買ってくれた足守、足のお守りが結んである。あれが無くなると気持ちが萎えそう。
と、草の間にホワっと浮かび上がるように淡いピンク色。お守りについてる草鞋がピンク色なのだ。あった。良かった~。

0851 意外と急登

0859 山頂着

信越トレイル案内板

南東方向が少し開ける。奥の山は霞んでどこだかわからない。
後から調べたところ、方角からするとあの雲の中には苗場山が鎮座ましましていると思うのだが・・・。
そして下は平野ではなく、ひまわり広場も含まれる沖ノ原台地。
苗場が見えるのなら、評価は赤丸急上昇するのだが・・・。

山頂から西ノ峰?まで。往路を戻る。
スタート    :09:04
時間      :0:48'56.0
距離      :2.53 km
上昇      :42 m
下降      :238 m
上昇継続時間  :0:06'24
下降継続時間  :0:23'37
水平移動時間  :0:18'55
最大高度    :1102 m
 最低高度    :887 m 

天水山は隣の西ノ峰とで双耳峰なんだそうだ。
時間もあるし、ここに長居してもつまらないし、行ってみよう。
0910


蝶がヒラヒラ飛んできて目の前に止まる。おお!アサギマダラ!
慌ててカメラ構えるがピンボケ。3度目のシャッターを押すと飛んでしまった。これが一番まとも。
でも、アサギマダラを実際この目で見たのは初めてなので、きょうの山行もたとえ展望がなくても大満足。

そしてブナブナ・・・。

この先は下っていくようだと思える場所で、Uターン。西ノ峰だと思うのだが、表示は見つからなかった。

多くが細いブナで二次林なんだろうが、こいつは年月を重ねてきたようだ。

立派なきのこ。きのこの名前はサッパリ???花はあまり咲いてなく、きのこが時々顔を出してるだけ。

0928 天水山に戻る。 

0932 すぐさま下山開始

0950 きょう初めて山中ですれ違った二人連れ。ブナ林の奥に青いシャツ。(見えるかな?)

0951 登山道が終わり、林道へ

0955 駐車場が見えた。お手軽に、新潟100名山58座目ゲット。

0959 登山口で見上げる夏空

さて、いくら展望のない山、といっても、何か展望写真を撮らないと気が済まない。
次の記事ではひまわり畑近くから見た周囲の山々と、日帰り温泉近くの龍ヶ窪を。


コメント (5)
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7月12日 苗場山

2015年07月12日 | 苗場山麓ジオパーク
山頂にて

角田 刈羽黒姫 四阿山 貉ヶ森山 と4山続けて撤退してフラストレーションの塊。
12日は久々晴れが約束された日。道の駅三俣で前泊し、4時に起き、朝食作る。ここはとても綺麗なトイレで体調もOK。
準備万全で祓川コースへ向かう。
道の駅を出て17号を左に向かうとみつまたステーションと思っていたが、駐車場で聞いてみると和田へは右に行くんだと。
確かに、右に出ても苗場山登山口を示す看板が出てるのは確認済み。みんな右に行くので、そちらから。
(下山時、17号の矢印に従って降りてきたら、みつまたステーションに導かれた。)

0603 登山口発

いきなり滑りやすい登山道で先が思いやられた。

0621 和田小屋
思っていたよりずっと綺麗な小屋。
小屋から少しゲレンデを歩き、右側の樹林帯へ。
越後の山旅で「天下の悪道」と表現された登山道。
滑りやすい土と木の根と大小様々な累々と重なる岩塊。時々現れる階段や木道がなかったら登れないんじゃないの?
昔の修験者ってのは、こんな道を草鞋でガンガン登ったんだなぁ、と考えたりしながら登る。
あまり階段が整備され過ぎてると、階段登りに来たんじゃない、と思ったりするが、
ここの木道・階段は必要最低限。絶妙な配置だなぁと感謝。

0716 下ノ芝
0752 中ノ芝
考えると、ここまで、たいして虫は多くない。ベンチで休んでいると、下山してきた方が、もういいだろうとネットを外す。
上は沢山飛んでるんですか?と聞くと、急に増えるのだと。ネットをすぐに被れる様確認したが、結局下山するまで被るほどのことはなかった。
ただ、蜂はいっぱいいた。登る度、スズメバチへの恐怖感は増していく。

0815 上ノ芝
0820 顕彰碑
0823 小松原分岐
0825 股すり岩
名称とは感じが違うが。どうやって股をするんだ?

0834 神楽ヶ峰
登ってみたがほとんど展望なし。


0852 雷清水
しっかりたっぷり出ていた。

お花畑。綺麗です。だけど、本でもネットでも絶賛されてる場所なのでちょっと期待しすぎてました。



0920 雲尾坂
こんなに急な登りだったとは。

ようやく山頂の一角に到着
ヒカリゴケ見るの忘れた。


0954 苗場山山頂着
そんなに三角点に思い入れがあるわけではないが、折角だからに手で触れてみる。
カシバードで、ここからの眺めを印刷して持ってきたが、三角点周囲は展望なし。

1230 山頂発
1323 神楽ヶ峰
1331 股すり岩
1337 上ノ芝
1348 中ノ芝

1420 下ノ芝
1506 和田小屋


さて、場面を山頂に場面を戻し、周囲の山岳展望を。

槍穂連峰

妙高・火打・白馬

志賀高原

富士山は?

新潟 山のグレーディング B3
日本百名山  13座目 
越後百山   28座目
新潟100名山 35座目



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