ぐずついた天気が続く日々だが、24日日曜日は晴れる予報。
長距離運転大丈夫か?台車だし傷でもつけたら大変と、若干のためらいはあったが、あと1か月たつと、写真撮影不可期間に突入してしまうので決行。
運転は無理をせず、80km/hを守って走る大型トラックの後ろを車間距離充分とって追従した。
小出ICで降りて少し走れば。
曹洞宗赤城山西福寺。
大力山、権現堂山、魚沼アルプス、駒見山、そして奥只見へ、等々。
何度も足を運んでいる魚沼市だし、いつでも行けると思っていたら、延ばし延ばしになっていた。
寺らしくない後ろの高い建物はなんだ?と思ったら、この下が開山堂。
建物は、茅葺き屋根の開山堂を守るためのものだった。
では、中に入る前に向拝の彫刻を。
鳳凰
木鼻に、獏?と阿形の獅子。獏は子供を咥えている。
左は吽形の獅子、かと思ったらこちらも阿形。この組み合わせもあるんだ。
獏は子供を食らう?夢を食べるんじゃなかったっけ?神獣が人を食べるわけないよねぇ。
正面の鳳凰の下に烏天狗。烏天狗の彫刻は初対面かも。
その奥にも彫刻が。
海老虹梁には
龍の上で巻物を広げる翁
あまりに彫刻が細かいと、梁としての強度は大丈夫なのかと要らぬ心配をしてしまう。
反対側の海老虹梁 には
こちらは龍の上で琴を弾く天女。
それぞれの彫刻には、ちゃんとストーリーがあるはず。
其の上に太刀で鬼退治。髷をつかむと宇良のように反則負けになるぞ。
緻密で絢爛な透かし彫りの彫刻。さすが雲蝶の最高傑作と称される彫刻が施された西福寺。
この向拝周辺の彫刻だけでも見応え充分だが、開山堂の中には、あの彫刻が。
では拝観料納めて、本堂から開山堂へ。
続く。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます