早朝、天気予報をチェックすると、上越は1日中晴れのようだ。
群馬詣でか角田・弥彦か、色々迷ったが、この晴天を逃してなるかと、富士山探しに大毛無山登山に決定。
きょう行って、きょうすぐ見られるとは思ってはいないが、「越後百山」踏破を1山増やせるし、ロッテアライリゾートにも興味があるし。
北陸道刈羽PAにて、米山
思っていたより、ロッテアライリゾートの看板が少なく、途中お巡りさんに道を尋ねたりして、ロッテアライリゾート着。
オープンしたてでどんなに混んでいるかと思ったが、ガラガラ。
計画は、ゴンドラとリフトを乗り継いで、終点から徒歩で山頂へ。写真撮って、そのままリフト、ゴンドラで戻ってくるお手軽「越後百山」だったが、、
チケットを買いに行くと、下りのリフトには乗れないとのこと。スキー場ってどこもそうだっけ?なんせスキー場に来たのは15年振りくらい。
これは、スキーを借りて降りて来るしかないんだ。
リフト1日券が6000円。スキーセットレンタルが5000円。
大いに迷うが、やはりこの晴天を逃す事はできない。
もちろん、スキー場に来たのだけでなく、スキーをするのも15年振り。滑れるのか???
真新しい、きっつい靴を履き、スキー、ストックを抱え、ゴンドラへ。
チケットはICカードで、ゲートの左側にかざすだけ。隔世の感があるなぁ。
ゴンドラ降りてスキーを履く。このスキーは左右があるのか?と暫し迷ったりして、時間がかかる。両端が広いスキー(カービング?)って履いたことない、これも隔世の感。いや、ずっと前から当たり前、って言わないで。
膳棚リフト
リフト終点。
そこからの山岳展望。充分感動的ではあるが、ここからは富士山も、頸城三山も見えない。
中央右 四阿山。中央左手前 斑尾山
志賀高原の山々
中央左 苗場山
白い越後山脈 その手前は、斑尾山から続く信越トレイル
中央右 越後三山 左端は浅草岳
(ほんとに簡易プレビューがなくなったのは腹立たしい)
少し滑り降りると(勿論ボーゲン)コースを区切るロープが一部オープンになっている場所があり、ここから登山となる。
走って登る若者ボーダーがいる。結構な急斜面。
でも、意外とスキー靴で登るのは苦ではない。リフト終点から標高差約130m。一応登山したことになるなぁ。
1215 山頂着
4,5名の先着組。
その中の女性が、「お疲れ様~」と声を掛けてくれて、「疲れた人には甘い物。一粒どうぞ~」とチョコレートをくれた。
目の前に頚城三山の雄姿が迫る。
さて、富士山である。
妙高から左に視線を転じて目を凝らす。
画面中央の大松山と、その左の白く雪が見える辺りの中間に富士山の山頂付近が覗くはずだが・・・。
色々と画像をいじくってみたが、心眼を使っても確認できない。北方向最遠の富士山、今回は空振りだった。まあ、もっと空気が澄んでいる時期じゃないと厳しいのはわかってはいたが。もしかしたら、早朝には見えていたかも・・・。
そのかわり、八ヶ岳が姿を見せてくれていた。
赤岳まで約115km。富士山まで約185km。空気が澄んでいる時に来れば、必ず見えるはず。
ロッテアライリゾートがオープンして、山頂までの道も整えられるだろう。
私は次、いつ行けるかわからないし、どなたか遠望の利く日に見に行ってくれませんか?
富士山は空振りに終わったが、それを補って余りある山岳展望が眼前に広がっていた。
目前に迫る頚城三山。
実は、ここは真の山頂ではなく、スキー場が管理する範囲内の山頂で、2、300m先が実際の山頂。行ってみたかったが、スキー靴だし、他の方の眼もあるし。あそこまで行くと、焼山の右下に不動山も見えると「越後の山旅 下巻」に記載されている。
妙高山
山頂にズームイン
火打山
山頂にズームイン 山頂に人が二人いるようだ。
拡大してみた。
焼山
山頂直下、噴煙が左に向かって上がっている。
時間をずらして撮って見ると、風向きが変わってこちらに向かって流れている。影が長い。
焼山まで約12km。噴火してもここまで噴石が飛んでくるはずはないが、不気味。
他の山を撮影していて頸城三山に視線を戻すと、三田原山から狼煙のように立ち上る飛行機雲。
では、富士山、頚城三山以外の山を反時計回りに。
ほぼ南東方向に横手山
巻機山、平ヶ岳辺りがほぼ真東
飯豊・大日岳まで約165kmくらい?
北東方向
西蒲三山
ほぼ真北。
これでほぼ1周。1点360度の山岳展望。
撮るべきものは撮ったので、そろそろスキータイムとしよう。
最後に、真の山頂方向に歩いてみる。
山頂に向かうトレース。
こんな斜面を横切ると雪崩れるんじゃないの?と、やっかみ半分で眺め、Uターン。
スキー場の山頂に戻るが、ここって雪庇の上じゃないの?写真をみてビビる。
上空にもだいぶ雲が広がってきた。
チョコレートをくれた女性たちも下山していった
さて戻ろうかとスキーを履いて、登ってきた斜面を見下ろし、またまたビビる。
狭い急斜面をいきなり降りる度胸はない。リフト降りた時、1本練習してから山頂へ向かおうかと考えたが、早く山頂に立ちたい誘惑に負け、ここまでほとんど滑らずに来てしまった。
右下に、小毛無山との間の稜線から下る、滑りやすそうな広大な斜面が広がる。皆、ちょっと滑り降りたらすぐそちらに滑り降りるようなのだが、その間に急斜面がある。飛び込む勇気はない。
結局、スキーを横滑りさせて、ず~と下る。斜面途中で休んでいるグループの脇を横滑りで下る。カッコ悪いなぁ。
漸く、傾斜が緩やかになったところで、広大な斜面に滑り込む。最初はなかなか板が揃わなかったが、暫く滑ると感覚が戻って来た。
とはいえ15年振りのスキー。強引にブレーキ掛けたりするので足が悲鳴を上げる。1度だけ転んだが無事下山。
カレー食べたら、もう滑る気は起きず、早々に返却し、帰路へ。
道の駅あらい付近から。
飯縄・黒姫・妙高
暫く走って、火打・焼・大毛無山
長峰の日帰り湯に浸かってから、締めも米山。
(完)
群馬詣でか角田・弥彦か、色々迷ったが、この晴天を逃してなるかと、富士山探しに大毛無山登山に決定。
きょう行って、きょうすぐ見られるとは思ってはいないが、「越後百山」踏破を1山増やせるし、ロッテアライリゾートにも興味があるし。
北陸道刈羽PAにて、米山
思っていたより、ロッテアライリゾートの看板が少なく、途中お巡りさんに道を尋ねたりして、ロッテアライリゾート着。
オープンしたてでどんなに混んでいるかと思ったが、ガラガラ。
計画は、ゴンドラとリフトを乗り継いで、終点から徒歩で山頂へ。写真撮って、そのままリフト、ゴンドラで戻ってくるお手軽「越後百山」だったが、、
チケットを買いに行くと、下りのリフトには乗れないとのこと。スキー場ってどこもそうだっけ?なんせスキー場に来たのは15年振りくらい。
これは、スキーを借りて降りて来るしかないんだ。
リフト1日券が6000円。スキーセットレンタルが5000円。
大いに迷うが、やはりこの晴天を逃す事はできない。
もちろん、スキー場に来たのだけでなく、スキーをするのも15年振り。滑れるのか???
真新しい、きっつい靴を履き、スキー、ストックを抱え、ゴンドラへ。
チケットはICカードで、ゲートの左側にかざすだけ。隔世の感があるなぁ。
ゴンドラ降りてスキーを履く。このスキーは左右があるのか?と暫し迷ったりして、時間がかかる。両端が広いスキー(カービング?)って履いたことない、これも隔世の感。いや、ずっと前から当たり前、って言わないで。
膳棚リフト
リフト終点。
そこからの山岳展望。充分感動的ではあるが、ここからは富士山も、頸城三山も見えない。
中央右 四阿山。中央左手前 斑尾山
志賀高原の山々
中央左 苗場山
白い越後山脈 その手前は、斑尾山から続く信越トレイル
中央右 越後三山 左端は浅草岳
(ほんとに簡易プレビューがなくなったのは腹立たしい)
少し滑り降りると(勿論ボーゲン)コースを区切るロープが一部オープンになっている場所があり、ここから登山となる。
走って登る若者ボーダーがいる。結構な急斜面。
でも、意外とスキー靴で登るのは苦ではない。リフト終点から標高差約130m。一応登山したことになるなぁ。
1215 山頂着
4,5名の先着組。
その中の女性が、「お疲れ様~」と声を掛けてくれて、「疲れた人には甘い物。一粒どうぞ~」とチョコレートをくれた。
目の前に頚城三山の雄姿が迫る。
さて、富士山である。
妙高から左に視線を転じて目を凝らす。
画面中央の大松山と、その左の白く雪が見える辺りの中間に富士山の山頂付近が覗くはずだが・・・。
色々と画像をいじくってみたが、心眼を使っても確認できない。北方向最遠の富士山、今回は空振りだった。まあ、もっと空気が澄んでいる時期じゃないと厳しいのはわかってはいたが。もしかしたら、早朝には見えていたかも・・・。
そのかわり、八ヶ岳が姿を見せてくれていた。
赤岳まで約115km。富士山まで約185km。空気が澄んでいる時に来れば、必ず見えるはず。
ロッテアライリゾートがオープンして、山頂までの道も整えられるだろう。
私は次、いつ行けるかわからないし、どなたか遠望の利く日に見に行ってくれませんか?
富士山は空振りに終わったが、それを補って余りある山岳展望が眼前に広がっていた。
目前に迫る頚城三山。
実は、ここは真の山頂ではなく、スキー場が管理する範囲内の山頂で、2、300m先が実際の山頂。行ってみたかったが、スキー靴だし、他の方の眼もあるし。あそこまで行くと、焼山の右下に不動山も見えると「越後の山旅 下巻」に記載されている。
妙高山
山頂にズームイン
火打山
山頂にズームイン 山頂に人が二人いるようだ。
拡大してみた。
焼山
山頂直下、噴煙が左に向かって上がっている。
時間をずらして撮って見ると、風向きが変わってこちらに向かって流れている。影が長い。
焼山まで約12km。噴火してもここまで噴石が飛んでくるはずはないが、不気味。
他の山を撮影していて頸城三山に視線を戻すと、三田原山から狼煙のように立ち上る飛行機雲。
では、富士山、頚城三山以外の山を反時計回りに。
ほぼ南東方向に横手山
巻機山、平ヶ岳辺りがほぼ真東
飯豊・大日岳まで約165kmくらい?
北東方向
西蒲三山
ほぼ真北。
これでほぼ1周。1点360度の山岳展望。
撮るべきものは撮ったので、そろそろスキータイムとしよう。
最後に、真の山頂方向に歩いてみる。
山頂に向かうトレース。
こんな斜面を横切ると雪崩れるんじゃないの?と、やっかみ半分で眺め、Uターン。
スキー場の山頂に戻るが、ここって雪庇の上じゃないの?写真をみてビビる。
上空にもだいぶ雲が広がってきた。
チョコレートをくれた女性たちも下山していった
さて戻ろうかとスキーを履いて、登ってきた斜面を見下ろし、またまたビビる。
狭い急斜面をいきなり降りる度胸はない。リフト降りた時、1本練習してから山頂へ向かおうかと考えたが、早く山頂に立ちたい誘惑に負け、ここまでほとんど滑らずに来てしまった。
右下に、小毛無山との間の稜線から下る、滑りやすそうな広大な斜面が広がる。皆、ちょっと滑り降りたらすぐそちらに滑り降りるようなのだが、その間に急斜面がある。飛び込む勇気はない。
結局、スキーを横滑りさせて、ず~と下る。斜面途中で休んでいるグループの脇を横滑りで下る。カッコ悪いなぁ。
漸く、傾斜が緩やかになったところで、広大な斜面に滑り込む。最初はなかなか板が揃わなかったが、暫く滑ると感覚が戻って来た。
とはいえ15年振りのスキー。強引にブレーキ掛けたりするので足が悲鳴を上げる。1度だけ転んだが無事下山。
カレー食べたら、もう滑る気は起きず、早々に返却し、帰路へ。
道の駅あらい付近から。
飯縄・黒姫・妙高
暫く走って、火打・焼・大毛無山
長峰の日帰り湯に浸かってから、締めも米山。
(完)
昨年の夏から秋にかけて、そこで働いてましたよ、
懐かしいです。(毎日高速で通ってました)
毎日、毛無山と妙高山を眺めてました。夏の毛無山はなだらかな山に見えましたが、雪をかぶると、違いますね、びっくりです、
パート⑵をお願いします。
夏の終わりのリゾート地で、山々を眺めながらお仕事って、なんだかお洒落。登らなかったんですか?大毛無山。
いやいや、遊びに行ってたんじゃないですものね。
ご苦労様でした。
しかし一日券6000円はちょっと高過ぎる。
まあ、ロッテですから、韓国のお金持ちを想定した金額でしょうかね?
+カレーライスが1000円でしたが、これは高いの?普通なの?想定外の出費で財布が寂しくなりました。
板が納戸の隅に立てかけて有りますが多分、もう履く事も無いでしょう。
しかし素晴らしい展望でしたね。
まるで目の前に広がっている様ですよ~。
好天の中、登山とスキーを両てんびん
オーウラヤマシイー。
私は4月に新発田の大峰山に花見登山に出掛ける予定です。
そして、登山にスキーの両刀でうんと楽しめたと思います。
雪庇の上だと気付いた時のぞぞっと感、こちらまでぞぞっとしましたよ~
無事でお帰りで良かったでした。
初め米山、終わり米山♪有難うございました(^^♪
喜んで頂けて幸甚です。