入院中に見ていた本の中に、「越後のミケランジェロ」石川雲蝶の彫刻を集めた本もあった。雲蝶の最高傑作と言われる魚沼市西福寺開山堂の彫刻。まだ見たことがないので自宅療養で毎日が日曜日の今のうちに行きたいと思って調べてるうちに、写真撮影が許可されてるのが4月25日までだと知った。あれあれ、この寒波が収まる週末に行こうか?混むかな?長距離運転できるか?あれこれ考えていたら新潟市にも雲蝶の彫刻があることがわかった。
病院に診断書の申請に行った後、寄ってみた。
中央区の佛興寺
お彼岸。20日の悪天候を避けてか、お墓参りの方も多い。
まずは手を合わせてから撮影。
龍と獅子
いささか小ぶりな龍だが、眉毛や髭の繊細さが素晴らしい。
ちょっと優し気な表情もいい。
こちらは、隅角の下の龍。
こちらは、雲蝶作ではないのかな?繊細さが全く感じられないぞ。
では、木鼻の獅子。
阿形
吽形
妖しの雲を纏ったような鬣の表現が雲蝶の真骨頂か。
西福寺に続く・・・か?
新潟市までいらっしゃったんですね。その行動力に感服いたします。
狛犬同様、けして、多くの雲蝶作品を見てきたわけではありませんが、初見でもきっと見分けられる、そんな気にさせられる雲蝶の彫刻ですね。
関西から新潟まで雲蝶の彫刻に会うために
車中泊で行きました。
基本的に寺社彫刻は名のあるなしに関わらず好きなのですが
やはり雲蝶の神獣たちは一線を画しています
懐かしい画像、ありがとうございました