大事なことを6つの要素で洗い出すことができたら、その中でも特に大事なことなど、優先順位を付けましょう。全て網羅的に書くのではなく、最も大事なことを詳しく書くと、書き手の思いが相手に伝わります。
5W1HとはWho(だれが)When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)を指し示す言葉です。大事なことを分かりやすく伝えるために、この6つの要素に注意することをお勧めします。
NIEは新聞を読むことだけではありません。皆さんが大事なことを落とさずに学習するためにもNIEの力を生かすことができます。最も大事なことといえば1つですが、それを分かりやすく伝えるためには、2番目、3番目も必要になります。そんな時に役立つのが5W1H。何のことか知っていますか?
手元に新聞がある人は、ここ1週間の新聞を用意してください。1面を比べてみると何か気付くことはありませんか。
10月28日(朝刊)の紙面が、他の日の新聞と大きな違いがあるのに気づくはずです。衆議院選挙の結果を伝えるため、いつになく大きく派手な見出しになっているはずです。新聞は、見出しの大きさやフォント、色遣い、写真の大きさなどで大きなニュースを伝える工夫をしています。
定期的に新聞を読み比べると、大きなニュースの有無、どんな話題が取り上げられているか等、気付くことができると思います。
デジタル化が進み、「ネットを使えばいつでも記事が読める」と思っていませんか。確かにキーワード検索するとさまざまな記事を目にすることができますが、制約があるのも事実です。記事によっては有料なもの、紙面化されたものの一部だけ公開しているもの、公開日数が制限されているもの・・・。「今忙しいから後からもう一度探せばいいや」と思っているといつの間にか読めなくなっていることも多々あります。気になる記事はまず読む習慣を身に付けましょう。