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学力テスト 新聞読む子、割合は減少も正答率高く 頻度上がるほど成績上昇

2014年09月05日 | 学力テスト
 児童生徒アンケートでは、新聞を読んでいる割合が、小中学生ともに減少したことが分かった。家庭の新聞離れの影響があるとみられる。だが、新聞を読む頻度とテスト結果を分析したところ、新聞をよく読む子供の方が、平均正答率が高いとの結果が出た。新聞を読むことは学力向上に効果があるといえそうだ。
 月に1回以上新聞を読んでいる割合は、小6が49・6%で昨年より4・4ポイント減少。中3も40・6%で3・9ポイント減った。
 新聞を読む頻度とテスト結果との関係では、小6国語Bで「読まない」子供の正答率は52・0%だったが、「ほぼ毎日」は62・3%で、頻度が上がるほど成績は上昇。中3国語Bでも「読まない」は49・3%なのに対し、「ほぼ毎日」は57・2%だった。ほかの問題でも傾向は同じだった。

産経新聞 2014年8月26日付け(朝刊)
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【全国学力テスト】スマホ使用で学力低下? 1時間以上、中3は47%

2014年09月02日 | 学力テスト
 文部科学省が公表した全国学力テストの児童生徒アンケートで、平日に携帯電話やスマートフォンで1時間以上、通話やメール、インターネットをするのは小6で15・1%、中3では47・6%に上ることが分かった。テスト結果と比べると、使用時間が長いほど成績が低い傾向が浮かんだ。
 文科省は、回答のうち「携帯やスマホを持っていない」を除いて使用時間と成績を詳細に比較。中3で4時間以上使う生徒は10・8%で、数学Aの平均正答率は55・7%だったが、使用時間30分未満の15・9%の生徒は、72・7%だった。

 小6でも4時間以上使う生徒の算数Aの平均正答率は66・6%で、30分未満の正答率79・8%とは差が開いた。

 平日に1時間以上ゲーム(携帯、スマホを含む)をする児童生徒は、小6が54・4%で、中3が55・9%。4時間以上に限っても小中ともに10%前後に上る。ゲームの時間が長いほど平均正答率は低かった。年々ゲームの時間が増加しており、文科省は「家庭でゲームとの付き合い方を考えてほしい」と注意を促している。

 月に1回以上新聞を読んでいる割合は、小6が49・6%で昨年より4・4ポイント減少。中3も40・6%で3・9ポイント減っており、家庭の新聞離れの影響があるとみられる。ただ、「地域や社会の問題や出来事に関心がある」という児童生徒は中3で55・9%となるなど昨年よりも増えた。

  中日新聞 2014年8月26日付け(朝刊)
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学力テスト 新聞の報道記事のリードを書く 指導のポイント(2)

2014年06月26日 | 学力テスト
文の論理を考えて書く
 目的や意図に応じて、伝えたい内容を明確に伝えるためには、文の論理を考えながら、一文一文が的確につながるように書くことが重要である。そのためには、主語と述語の関係や修飾と被修飾の関係を的確に押さえ、重文や複文についての理解が深まるように指導することが大切である。また、事実と意見の関係、理由や根拠と結論の関係などを的確に押さえることも大切である。とりわけ、一文が長くなる場合においては、適切な接続語を使って二文に分けるなどして、簡潔に書くことができるように指導することが大切である。
 
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学力テスト 新聞の報道記事のリードを書く 指導のポイント(1)

2014年06月25日 | 学力テスト
調べたことなどを基に新聞を書く

 調べたことなどを基に新聞を書くときには、相手や目的に応じて、書く材料の収集や選択の仕方、まとめ方などを様々に工夫することが大切である。例えば、題材としては、自分が経験したことや身の回りで起きた出来事、学習した内容などを取り上げることが考えられる。それらを基に新聞を書くためには、紹介や案内、報告などの複数の種類の文章を編集し、割り付けを工夫した上で、効果的な見出しを付けたり、読者に分かりやすい記事を書いたりすることができるように指導することが大切である。
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学力テスト 新聞の報道記事のリードを書く 出題の趣旨

2014年06月24日 | 学力テスト
目的や意図に応じ、必要となる事柄を整理して簡潔に書くことができるかどうかをみる。

 新聞の報道記事のリードに必要な事柄を整理し、一文にまとめて書く問題である。
 ここでは、新聞委員が合唱部の活躍を学校新聞の記事に各場面を設定した。取材した四つの内容を、新聞の報道記事のリードにして一文にまとめて書くことが求められる。
 本問と過去の全国調査との関連をみると、平成22年度の「国語A」(4)「文の論理を考えて書く」において、相手に伝えたいことを明確に表現するために、事象と意見との関係を区別しながら、文の論理を考えて書く問題を取り上げている。
 新聞記事を書くためには、いわゆる逆三角形の構成と呼ばれる、「見出し・リード・本文」の三つの関係を理解することが大切である。リードについては、とりわけ5W1H(when「いつ」、where「どこで」、who「誰が」、what「何を」、why「なぜ」、how「どのように」)などの事柄を整理して簡潔に書くことは重要である。

※学習指導要領における領域・内容
 B 書くこと(第5・6学年)
  ウ 事実と感想、意見などとを区別するとともに、目的や意図に応じて簡潔に書いたり詳しく書いたりすること。

※学習指導要領の言語活動例との関連
 B 書くこと(第3・4学年)
  イ 疑問に思ったことを調べて、報告する文章を書いたり、学級新聞などに表したりすること。
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