フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

DV問題について

2013年05月24日 09時00分55秒 | 社会・政治・思想哲学

 最近、DV夫による暴力事件が何件かあった。DV事件は毎年増加傾向にある。
 男女間の問題はそれぞれ個別的な事情がある。だから、簡単に一般化できない。しかし、確実にいえることは、男が女に暴力を振るったらそれで負けである。
 男性が女性に暴力を振るうのは、女性に対する過度の支配欲・所有欲にある。
 一般的に、男性は所有、女性は関係性といわれる。
 つまり、男は対象物をどう支配するかという点に興味をもつのに対し、女性は対象物とどう関係するのかに興味をもつ。
 これは人間関係にも当てはまる。男性は人を支配したがるのである。しかし、奴隷制度があった時代ならいざしらず、現代において人を所有するという考え方をすれば必ずトラブルが起きる。だから人間関係をうまく継続していくためには、女性的な視点がどうしても必要になる。
 
 愛し合っているうちはいいが、冷めてくると争いが増えるようになる。そうしたら、まずはどう関係性を修復するかを考えるべきである。そして、それができない時は、さっさと別れるほうがいい。
 しかし、支配的な男性と付き合ってしまったら、そう簡単にはいかない。多かれ少なかれ暴力の問題が顕在化する。
 支配は陣取りゲームである。暴力的に奪うか暴力を使って追い出すかである。だから、女性は支配しようとする男性に対しては、男性的な考え方をしなくてはならない。つまり、暴力に対しては暴力で対向するということである。殴られたら金属バットで殴り返すのが正解である。殺されるくらいなら殺せである。
 しかし、力で対抗しようと思っても女性は体力的に負けてしまう。だから、自分の代わりに戦ってくれる男の友人をたくさん作るべきである。
 徹底的に戦わなくては、その不条理な支配から逃れられない。
 
 また、男性にアドバイスする。
 女性と喧嘩が絶えなくなったら有形的な暴力は絶対使ってはいけない。賢い女性は男性に暴力を振るわせるように仕向けるからだ。一回、暴力を振るったら、何回もそのことを言われる。
 女性は間接的な心理戦に長けている。だから、女性の特性を十分研究してその行動を先に読み切ることだ。人間関係の微妙な駆け引きについて男は鈍い。だから、心理戦では女性にいいようにやられてしまう。
 しかし、男は戦うと決めた時からの分析力は長けている。それ故、その気になれば負けない。戦うと決断したら、冷静に相手の行動を分析することだ。
 もっといえば、争いになる前に、女性のしぐさや言動を十分に観察しておくべきである。結局それが、女性に関心を払うことになり二人の関係を良好にする。微妙な心理を読むことで女性のことを深く知ることになるからである。
 
 当たり前だが、喧嘩より末永く仲良く暮らしていくことが望ましい。だから、そうするにはどうしたら良いか考えることが重要だろう。
 私たちはどう知り合うかばかり興味をもち、どう継続するかを考えなさすぎる。

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