奥多摩湖側の峰谷バス停に降りて、奥多摩湖を渡って三頭山を登ったのだが、こちら側から登っている人はほとんどいなかった。
多くの人は檜原村の方から、ある程度、車で行って、気軽に登っているようだ。普通の人は奥多摩側はきついから嫌なのだろう。しかし、私の体はMだからきつい方をついつい選んでしまう。ただし体はMだが頭はSだ。このような分裂状態の良い点は、きつい運動を喜んですることである。つまり、頭はもっと動けよと体をいじめたがり、体はそれを気持ち良いと感じるわけである。少しだけ変態なのかもしれない。まぁ、そのおかげで、体型も維持できて健康的になれるわけだが。
峰谷橋バス停から奥多摩湖に出て、湖をドラム缶で作られた橋で渡る。ぐらぐらして、少し怖い。土日の雨のおかげで、空気が澄んで景色は最高である。
三頭山の樹木は、杉・ヒノキだけでなくいろいろ変化に富んでいて、楽しい。
山頂から富士山が見える。素晴らしい景色だ。山頂は人が多い。私たちとは違うコースだと一時間くらいで山頂に登って来れる。私たちは、4時間弱かけて登ってきた。
三頭山の避難小屋。来週、大岳山、御前山、三頭山を縦走する予定で、もしかするとこの小屋にお世話になるかも知れないので、小屋の様子を見に来た。まずまずの小屋である。
三頭大滝。これもまた素晴らしい。三頭山は見るところが多い。
広い道で、ウッドチップが敷き詰められていて歩きやすい。また、景色もよく気持ちが良い。
いろんな動物の剥製。東京の山にはいろんな動物がいる。個人的に、熊の剥製が見たかった。どんな感じの奴が出てくるかイメージしておきたかったからである。本物の熊が出てきたら面白いのになぁと思っているが、なかなか現れてくれない。
熊は出てこないが、ヘビが出てきた。三頭山で三匹見た。ちょっと調べてみたが、まむしではなさそうである。
三頭山は、落葉樹が多く、これから紅葉がきれいだと思う。景色に変化もあって歩きやすく気持ちの良い山だった。五日市駅からバスで都民の森まで来て登るコースをお勧めする。高尾山も紅葉はきれいだが、人が多すぎてあまり楽しめないと思う。