フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

冷静に客観的に

2021年04月03日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

ちょっと昨日の補足です。

困難な時に落ち着いて行動する例として

ジョン・ロックフェラーのことを書いてみます。あの大富豪です。

彼の父親はペテン師の大酒のみで、ほとんど家族をかえりみなかったそうです。

それを半面教師とした彼は、16歳で商店の簿記係の仕事につきました。

1855年のことでした。

その2年後、1857年にアメリカで大恐慌が起こりました。

会社が次々に倒産し、穀物の価格が暴落し、深刻な不景気がアメリカ全土を襲いました。

もちろん、彼の財産もどんどん減っていき、ほとんどなくなりかけたそうです。

しかし、みんなが無一文になっていく中で、

彼は冷静さを失わず、その状況を観察していました。

この大恐慌を、めったに出会えない貴重な事件として受け止め、

客観的にそれを観察していたのです。

景気の良い時は人はどう振舞うか、お金が無くなっていくとき人はどうなっていくのか。

大恐慌という災難の中から、その貴重な教訓を学び取っていったのです。

災難や困難が起こっても、「正気を失った大衆」になってはならない。

その波に乗ってはいけない。

その後、彼がどうなったかは、僕が言うまでもありませんよね。

現在、コロナで世界は混乱しています。これから不況もやってくるでしょう。

今この瞬間に、客観的な判断をせよ

 

コメント
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