昨日のブログで、いきなり三段論法を出してきて、
なんだなんだと思った人もいると思います。
最近、ちょっと論理学に凝っています。まあ、それには理由があります。
僕は割と反応がいいタイプなので、反射的に感情的になるときがあります。
それいかんと思い、平静を保つことを意識しています。
なかなかうまくいっていますが、ちょっとね、元気がないような気もしています。
というのも、受け身なんですね。気持ちを落ち着けるのは。
それで、より積極的にいったほうが自分にあってると思ったわけです。
その方法が論理的に物事を考えることです。
敢えて攻めの姿勢で挑む。それがが、僕らしいなと思ったわけです。
たとえば、電車に乗って、座席に座っていたとします。
感じの悪い男が「ちょっと端によけろよ」と言ってきたとします。
反射的にムッとして、「やだよ」というかもしれません。
そうなるとケンカですね。だから、それを避けなくてはいけません。
その時、「落ち着け落ち着け」とつぶやくのではなく、
「この男はなぜそんなことを言っているのか?」と自分に問いただしてみるのです。
公共物はみんなで使わなくてはならない。
座席シートは公共交通機関の一部なので公共物だ。
彼には座席シートを使う権利がある。
こんな感じで、素早く論理的に頭を使います。
そうすると素直に「はい、すいません。ちょっと寄りますね」と言えます。
だいたい、頭を使っていると怒りが起こりません。マジですよ。
論理は脳の前頭前野の部分を使います。
感情は偏桃体です。
前頭前野は、偏桃体の興奮を抑えます。
何か起こったときに、すぐに反応するのではなく、
「なぜ?」「その理由は?」と問いかけることです。
それだけで、感情を抑えることができます。
試してね。