逆境とは、思うようにならない境遇とか不運な状況という意味です。
僕が言うまでもなく、人生にはいつも逆境があります。
そのときに、どう振る舞うかが人生で大きな意味を持ちます。
ところで、4月7、8日に将棋の名人戦が行われました。
挑戦者はイケメンの斎藤慎太郎さん(27)です。
斎藤さんは、藤井聡太さんが出てくるまで詰将棋のチャンピオンでした。
対局は中盤から、渡辺名人がずーっと優勢で、挑戦者の斎藤慎太郎さんは苦しい状況でした。
一時は、ソフトの形勢判断で98%対2%までいき、
斎藤さんは追い込まれ、ほとんど負けでした。
しかし、そこからの斎藤さんの粘りがすごかった。
相手の攻撃をのらりくらりとかわし、ついに逆転しました。そして、斎藤さんが初戦を勝利しました。
強い棋士は逆境に強い。苦しくても粘る粘る。
負けそうでも、絶対に諦めない。そのタフさが強さの試金石になります。
じゃあ、逆境にどうやって強くなればいいんでしょね。
僕は、逆境と神は密接に関係していると考えるようにしています。
人生は、不公平なものです。
生まれたときから貧乏だった。身体に障害がある。両親がいない。
なぜだろう?なぜ僕なんだ。そう思うと人生楽しくないですね。
神は、試練を与えているんだ。なぜ?
それはあなたが強いからだよ。
そう考えると、逆境がゲームになるんですね。
今存在する困難を、楽しんで乗り越えようとします。
スーパーマリオで、障害がなくてまっすぐの道だったら、誰もやらないでしょ。
困難で難しい障害があるから、面白いんですね。
これから先も必ず苦しい状況がやってきます。
ゲームの始まりです。逆境を歓迎し楽しみましょう。