アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

10月のどんぐり工房草木染め

2018-10-16 15:04:32 | 草木染め
   一昨日日曜日は、今月のどんぐり工房草木染め講習会の日でした。


   今回は、収穫が終わったトマトの茎葉。

   それと、東栄町のキンカンの茎葉。

   こちらと比べたらかなり標高の低くて暖かそうな東栄町ですが、柚子やシークワーサーはできても、キンカンはできないのだとか。理由はキンカンは冬を越してから色づくものだから、その冬を越せないキンカンは実はできても黄色にならずに腐るか落ちるかするみたいです。どうせ実はできないからと、常連の参加者のお一人がもってきてくれました。

    そしてこちらは杉の皮。先月、とよた森林学校の「森と人の文化史」に参加した折に、伝統工法のできる大工さんがヨキやオノで削ったものをいただいたので、それをつかいました。ソーダ灰を入れて、アルカリ水にして煮出しました。

    できあがりはこちら。赤っぽいのが杉皮です。

    黄色系はトマトとキンカン。ほとんど変わりはないのですが、どちらかというとトマトのほうが緑がかっていると言えなくもありません。

    きっとポリエステルに違いないけれど(ポリエステルとアクリルは染まりません)、ダメもとでやってみようとおっしゃった方のセーター、ムラサキ系のとてもいい色になりました。

    毎回、染め替えできそうなものを押し入れやタンスの中から探してもってきている、という常連の参加者さんたち。素材が書いてないものもあり、染めてみるまではわかりません。そめてはじめて、何となく素材が特定できるのも、たのしい。

    来月は、通常に戻り、第四週の11月25日日曜日です。くわしくは、どんぐり工房HPをごらんください。
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