アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

映画「生きていた男」

2022-11-17 18:36:49 | 映画とドラマと本と絵画

  久しぶりに面白い映画を見ました。「生きていた男」。https://movies.yahoo.co.jp/movie/1798/  1958年制作のモノクロ映画です。

  南アフリカでダイアモンド発掘に成功した大富豪の娘がヒロイン。彼女の下に、彼女の兄と名乗る男がある日突然やってきます。しかし兄は交通事故で死んだはず。彼女は警察に届けますが、男の持っているパスポートも身分証明書もすべて本物。さらに、妹であるヒロインの好きな飲み物やともに体験したエピソードなど、まちがなく語ります。

  ヒロインの父である大富豪は、実は自殺しており、彼の持っていたはずの高価なダイヤは行方不明。ヒロイン自身も謎に包まれている部分がおおい。

  モノクロの映像がピシッと決まり、光と影のコントラストが美しい。俳優たちの演技も惹かれる。そして結末は‥・・ 途中でちょっとだけ「もしかしたら、こうなのかな」とちらっと思った通りになりましたが、でもかなり意外な結末が待っています。エンドマークが出てから(と思う)、監督が登場して話す一言に、にやりとしました。

  それにしても、ヒロインに扮するアン・バクスターの腰の細さにおどろく。あそこまでウエストを締め付けたらさぞ苦しかろう、と思いました。

 

コメント
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