山下清展 百年目の大回廊

27日日曜日の東京行きの予定を立てている最中に
この事を知り
急遽出発時間を早めて仙台を7時過ぎに出発
新宿まで行きました

何しろ午後からは予定があるし
明日月曜は美術館がお休みなんです

そんぽ美術館は新宿西口からすぐでした

10時開場でまだ時間があるのに
長蛇の列

ようやく中には入れたけど
こちらも一つの作品に人がいっぱい

たくさんあるので
ゆっくり見ていたら
時間がかかると

少し飛ばして先へ進みました

おかげで一時間くらいで
前作品をチラ見も含めて
鑑賞終わりました

素晴らしかったです
本当に天才ですね

細かく書かれた鉛筆画など
書いたときの年齢が8歳くらいと言うのだから
驚きです

鉛筆画　水彩画　貼り絵　のほかに
油絵や陶器に描かれたものもありました

いろいろ名言も絵の脇に書かれていて
おもしろいです

「みんなが爆弾なんかつくらないで
きれいな花火ばかりつくっていたら
きっと戦争なんか起きなかったんだな」

「ゴッホは生きている間はちっとも絵が売れないので
売れないのは自分の絵がヘタクソだからと思って
がっかりして死んだので死んでから皆がゴッホは偉いと言っても
死んでいるゴッホには聞こえない」

絵には山下清さんのサインが書いてあるのだけど
それが少しづつ変化しているのが興味深いです

1922年生まれなので
2022年が百年目ということです

3歳の時に風邪がもとで命の危険に陥り
それが原因で知的障害と言語障害が残ったと

49歳の時に脳出血で他界
まだまだ若かったです

ドラマ　今もBSで放送されていますが
あれはかなり作り話が多いとのこと

ドラマでは放浪しながら絵を描いていたというけど
実際はその景色を記憶して
後で自宅等で描いていたというのだから
すごい記憶力です

小林桂樹さんが清を演じた映画も作られていたというけど
どんな清なんだろう
観てみたいです