やあよのブログ

コツコツと詩を書いています。楽しく読んでいただければうれしいです。

五月雨の流れるままに

2019-06-29 20:46:41 | ポエム
僕はいつから ひとりでいるだろう
僕はいつまで ひとりでいるだろう

いつの日か キミに 思い知らせようと
変わらない僕を キミに 知らせようと

キミは 変わっていっただろう 日に日に
僕は キミと別れた場所のまま 年を取るのを やめた

五月雨の流れるままに
初心忘れるべからず キミは流れて
変わっていく キミを 見守ることもないまま
五月雨に紛れるままに
初心忘れるべからず キミは紛れて
変わっていく すべてを 時の中で 感じてる

もう二度と 逢うことはないでしょう
そう思えるようになったのは 完全に 忘れられたから

五月雨の流れるままに
初心忘れるべからず キミは流れて
変わっていく すべてを 時の中で 感じてる

もう二度と 想い出すことはないでしょう
そう思えるようになったのは 完全に 忘れられたから

もうキミは 僕に帰ることはないんだよ
もう僕は キミを愛することはないんだよ

もう二度と…

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雨が恋を悲しくさせる

2019-06-29 15:08:05 | ポエム
雨が降りだす前の 6月の晴れたある朝
彼女が もう着いていけないって 言った

雨が 悲しくさせる 雨が やるせなくさせる
傘もささずに 歩く ひとりきり 小雨に濡れながら

どうして 雨は 人を 悲しくさせるのでしょう
どうして 雨は 恋を 思い出させるのでしょう

もし 僕が 恋のヒーローだったら
別れなど 訪れるはずはなかったのに
どしゃぶりの雨に 濡れたなら 
いくらでも 泣き出してしまいたい
雨が 恋を 悲しくさせる

たった一つの 失恋で 僕は まるで 世紀末
こんな僕なんて 涙一つ 流れ出ない 孤独がお似合い

どしゃぶりの雨に 濡れたなら
いくらでも 泣き出してしまいたい
雨が 恋を 悲しくさせる

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