晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

『神鳥 -イビス』

2009年07月02日 | 
ちょっと読む必要があって、篠田節子さんの小説をはじめて手にしました。

文庫が何冊もありますが、知人から「奥多摩の日原が舞台…」と聞いて、そりゃ読まなくちゃと買ったのは『神鳥-イビス』(集英社文庫)。なにしろそこに仲間と家を借りていて、もう10年になるぐらい通っている場所なので。



えー、怖かったです。絶滅に追いやられたトキ(鳥の)が日原の集落(おそらく架空の集落。当然か)で、人を襲って食っちゃうんだけど、えっと、そのトキと殺された村人の怨念が、えーと、時空を超えて、、、、あー、とにかくホラー小説ですね。

架空なのですが、日原の集落から鷹ノ巣山に登るところとか、たしかにちがうんだけど、こう、谷に降りたときの冷気とか、沢沿いにある朽ちた掘っ立て小屋だとか、そんなものが妙に小説とマッチして、やな感じです。

そもそもホラーは嫌いですね。いっきに読んじゃいましたが……。

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2 コメント

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Unknown (paw)
2009-07-17 13:34:33
篠田節子・・・大好きです。
最近はあまり読んでいませんが。
この小説・・怖かったですねー。
一人で山奥の集落で写真なんか撮っていると
この小説が浮かんできて、何やら
背筋が寒くなるときがありますよ^^;;
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そうですよね (ニシメガネザル)
2009-07-17 21:21:23
じつは映画も本もホラー系がダメで、この本もそうじゃないと思ったのですが、、、。怖かったです、、。
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