前回からの続きで、消費税を下げるための医療保険制度の改革のお話です。
こんなふうにしたらどうでしょうかというのを前回書きました。
ただ、国民の生命に関する問題なのが難しいところです。
一方、このままいくと高い税金を負担することになり、国民の財産が侵害されることになります。
お金がなくなると多くの人が生きるのが難しくなります。
最終的には、この世に生きるということは、どういうことなのか、生命とはなんなのかという命題に一定の結論又は仮説を出すことが必要な気がします。
今は、コロナ禍からの経済復興策として、ゴー・トゥー・トラベル、ゴー・トゥー・イート、プレミアム商品券等の様々な公的な給付が実施されています。
これらはいずれなくなります。資金が尽きてしまいます。
消費税の減税も一時的なものであれば、このような公的な給付と同じです。
効果は限定的なものです。
だから、恒久的な減税をする必要があります。
そのためには、社会保障だけでなく、政府や地方公共団体等のお金の使い方を根本的に見直す必要があると思うのです。
多くの方々は、「日本はまだ大丈夫、増税や国債発行でやっていける」と考えているようです。
中小企業の経営再建に関わってきた私の経験から、このような方々の考え方、現在の日本の状況は、経営再建が必要となった中小企業とよく似ています。
「こんなに悪くなるとは思わなかった」等と口を揃えたようにおっしゃいました。
でも、数年前からたいへん悪い状況へ向かっていっていたのですが、気が付いていなかっただけなのです。
もう一つ私の経験からは、このような中小企業は周囲からのアドバイスを聴きません。なかなか本腰を入れて経営再建に取り組もうとはしないのです。
「銀行がお金を貸してくれれば、借金ができれば、なんとかなる。」と考えている方が多かったように思います。
「税金を上げればなんとかなる。国債を発行すればなんとかなる。」
似ていませんか?
行くところまで行かないと気が付かない。
行くところまで行っても気が付かない方もいらっしゃいました。
日本はそのようになってほしくないと考えています。
しかし、無理かなぁー。悲しいけれど。
自分の目標に向かって正しい方向でコツコツと努力を継続している皆さん。
未来はあなた方の手の中にあります。
挑戦を続けてください。
トライし続けてください。
失敗してもいい、そこから学んで、また、新たな道を進んでください。
挑戦があるから失敗もあります。
小さな挑戦でいい、小さなトライでいい。
年齢がいっていたっていい。遅いことはない。
がんばれ。
挑戦しない人生なんて、つまらないですよ。
59歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。
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