関東圏以外の府県での緊急事態宣言の解除に関して、総理大臣が自ら記者会見をしなかったことが、山田広報官に関連する質問が多くなることを避けるためではないかとのニュースが出ていました。
昨日の総理の会見を見ましたが、何人かのインタビュアーが、自ら記者会見を開かなかった理由を問い詰めていました。
新型コロナウィルスの緊急事態宣言とは関係ないことについて、緊急事態宣言を解除するという記者会見の場で質問するのか私には分かりません。
どうせ新型コロナウィルスに関係ないことを質問して問い詰めるなら「中国のウィグル人弾圧について、日本政府は何もしないのですか」「ウィグル人を弾圧しているとされる中国からも東京オリンピックは選手を受け入れるのですか」といったことを問い詰めてもらいたいものです。
昨日の総理大臣を問い詰めるインタビュアーたちの態度、本日のニュースの内容は、私にとっては、報道に対する不信感を再燃させるものでした。
日本にとって、日本国民にとって、もっと、もっと、重要なことがあるのではないですか。
日本国民に、知らせなければならない重要なことがあるのではないですか。
政権も、与党も、野党も、報道関係者も、それについては目をつむったように取扱いもせず、ただ、政権に対して、誘導的な質問を行い、失言を誘い、それを大々的に報道する。
まるで、親に甘える子供が親の失言、失態を責め立てるようにしか見えません。
情けない。
でも、この失言を誘う報道の姿勢は日本だけでなく、アメリカでもそのようです。
ネットの情報で得たのですが、弾劾裁判後にトランプ大統領の弁護人の一人が報道関係者の質問を受けて、そのようなことを言っていました。
トランプ大統領といえば、国会議事堂への乱入を誘導したとされていました。
当初、この乱入事件で警察官一人が亡くなられたと報道されましたが、これは間違いだったようです。
最初に、あるメディアが報道し、その後、多くのメディアが同じ内容を報道したようです。
真実かどうかも確かめもしないで。
乱入事件もショックでしたが、嘘、大きな嘘の報道は、もっとショックでした。
ちなみに乱入した人たちの中には、反トランプの人や雇われた役者もいたようです。
これもネットで得た情報ですが。
同じお仲間だからでしょうか、このようなことについて、真実かどうかを確かめて、大々的に扱わない日本の報道も信用できないものです。
質問で失言を誘うことばかりに注力して、真実を追い求めることをしない。
国民にとって重要なことを自ら調査しようとしない。
権力者、与党の批判はするが、野党は批判しない。
お仲間の報道関係者も批判しない。
ワイドショーで取り扱ってくれそうなことに熱心である。 等
ちょっと怒りと失望が入ってしまいました。
何かの目標に向かって、コツコツと努力を継続している皆さん。
未来はあなた方の手の中にあります。
がんばれ、負けるな。
耐えながら一歩ずつでも前進していってください。
59歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。
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