3ヶ月ごとの定期検査、 緑の多い病院の門をくぐるともう紅葉の始まってる木があり 暫らく眺めてから受付を済ます。
検査室では待ち時間が少なく名前を呼ばれて部屋に入ろうとすると 後ろから落としましたよの声、 紙片を拾って渡してくれる。 何かと思ったら受診票である。
血を抜かれてから診察室の待合席にいくと窓口に90分遅れてるとの貼紙、隣の婦人科にも遅れの貼紙が貼ってある。 1時半の予約、 昼飯時なのでまだお茶でも飲んでるでは と思ってしまう。
待たされるのは覚悟で来てるので持参した本を広げて 足元に目がいくとズボンの裾から足首がはみ出していてみっともない。 短足の癖に履き安いので短かめのズボンを履いてるうえに短い靴下を履いてるので 腰掛けて膝が曲がると足首が露出してしまいみっともないものである。
映画「街の灯」からチャールズ・チャップリン
名前を呼ばれて診察室に入ろうとすると後ろから忘れ物ですの声、本を読んでいて眼鏡を忘れてしまった。 忘れるたびに声をかけられ皆さんの親切はうれしいけどだいぶ焼きが廻ってしまったみたいで嫌になってくる。
診察はお馴染みの医師で検査結果は良好で問題なし、それでは近くの開業医に戻してくれないかと訊ねるともう少し続けないといけないと言われてる。 待たされるのが嫌なものなのでというと もう少し早く受付を済ませれば早めに順番が廻ってくるんだけどねと言われたけど 当てにしないで聞いていた。