床に目を落としたら小型の蛾が張り付いている。 何故こんなところに居るのかと良く考えたら先ほどベランダに出た時に入り込んだものと思われる。
このままでは踏みつぶしてしまう、 直に手で摘まむと粉みたいのが手に付着するのが嫌なので指にティッシュを絡めてそっと掴んでみた。 うまい具合に蝶々の羽を掴むように出来て裏返してみたら胴体がもぞもぞと動いていてそもままベランダに離したら元気よく外に飛んで行った。
映画「ボルサリーノ」からジャンポールベルモンド、アランドロン
街はコンクリート化され藪や水溜まり ドブもめっきり見受けられない。 衛生状態が良くなって嫌われ者の蚊やハエが減少したみたいだが子供の頃に遊んだトンボや蝶々も滅多に見られなくなってしまった。
ベランダの排水口付近に溜まっている汚れを落とそうとすると必ずと言っていいほど小さな蜘蛛が糸を引っかけながら飛び出してくる。 蜘蛛が糸を張るという事は蚊が居るみたいだ、 何か自然のが働きがあるみたいでこの自然を残しておきたいもの。 掃除のたびに逃げた蜘蛛が戻ってるいのか、またお目にかかる事が出来るのか気になってしょいうがないところである。