雲南省石屏へ行ったときの旅の写真の続き。
今回は石屏一中。
1923年に創立した古い学校。中学と高校がいっしょに入っている。
写真で紹介するのは石屏一中の古い建物。今は隣に近代的な校舎が建っていて、主にそちらが使われている。
昔の門。今は閉鎖されている。
右側には「責在師儒」と彫ってある。つまり、生徒の成績が悪いのは教師や教科書が悪いということ。
僕が高校生のときにこの言葉を知っていたらなあと思うとちょっと残念。
教科書を広げながら語らう生徒。
「喜客泉」。客がそばにくると喜んで泉のしたからぷくぷく泡を出すのだとか。
地元の名士だった陳鶴亭。学校創立の提唱者。彼が石屏の有力者から資金を集めて石屏一中をつくった。また、陳氏は石屏に鉄道を敷設するために奔走するなど、石屏の近代化に貢献した。
以前、鐘のかわりに使われていたレールの切れ端。これを叩いて授業開始や終了の合図にしていたのだそうだ。
大学統一試験の合格者名簿。地元の雲南省への進学者がほとんど。