たとえるならば、疎遠になっていた旧友に久方ぶりに会って
「あぁーやっぱり私、この子のこと好きやなぁ」
という感じ、でしょうか。
昨夜、久しぶりに大阪天満宮にある落語専門の小屋、
「繁昌亭」に行ってきました。
で、冒頭の感想です。
長くご無沙汰してしまっていた分、
帰ってこれて本当に嬉しかった。
しかも当日の演目は「お楽しみ」という落語会が多いなか
昨日はすべての演目が事前に決まっておりました。
「道灌」
「金明竹」
「景清」
「雨乞い源兵衛」
仲入りを挟んで
「雨夜の傘」
「笠碁」
ピンと来た方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そう、6月といえば梅雨まっただ中。
そんな夜に「雨にちなんだ落語を聴く」という
繁昌亭ならではの何とも粋な、
一夜限りの企画だったのです。
添乗員としてですから、一応仕事ではあるのですが、
「添乗冥利につきる」とはまさにこのこと。
繁昌亭、行きたかったんだけど機会がなくて…。
お客様の大半が「繁昌亭は初めて」とお聞きして、大ハッスル。
じゃぁ、いろいろ見逃さないでくださいねと前置きして
「赤い人力車は伝説の初代春團治が愛用したもので…」
「高座の膝隠は亡き五代目文枝さんのです」
「繁昌亭の名前は松鶴さんの発案で…」
「高座の上の『楽』の字は米朝さん直筆ですよ」
「つまりは戦後、上方落語の灯を守りつづけた
上方四天王ゆかりの品が、随所に残されているんです」
とたった今気付いた発見をベラベラ喋りながら、ふと我に返り
銀のステッキ初参加の方も多いのに、
いかん、ハシャギすぎだと反省。
まぁ、でもそれほど嬉しかったのです。
そして開演。
私も客席の最後列へそっと。
客席で、さらに興奮する出来事がありました。
落語作家の小佐田定雄さんがやはり最後列に、
そっと座っておられたのです。
というのも昨日、中トリでかけられた新作落語「雨乞い源兵衛」は
小佐田さんが亡き桂枝雀さんに書いた作品。
それを枝雀さんのお弟子さんの九雀さんが演じられました。
いや~感激!
そして大トリの笑福亭鶴志さん。
亡き松鶴師匠ゆずりの体からにじみ出る可笑しみが
もう素晴らしくて!
はい、仕事であることを忘れて堪能しました。
唯一の心残りといえば…
梅雨の夜に雨の名作を聴く、というのが昨日の趣旨。
今年の梅雨はことさら長く本格的なのに
なぜか昨日だけは、とっくに梅雨が明けたかのような
夏の夜空が広がっていたことです。
▼ツアー報告「チェコ・プラハ交響詩」はコチラ
http://ameblo.jp/arailuka/day-20110517.html
****************************************
貸切バス・オーダーメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
■銀ステ旅先案内人:http://ameblo.jp/arailuka
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「あぁーやっぱり私、この子のこと好きやなぁ」
という感じ、でしょうか。
昨夜、久しぶりに大阪天満宮にある落語専門の小屋、
「繁昌亭」に行ってきました。
で、冒頭の感想です。
長くご無沙汰してしまっていた分、
帰ってこれて本当に嬉しかった。
しかも当日の演目は「お楽しみ」という落語会が多いなか
昨日はすべての演目が事前に決まっておりました。
「道灌」
「金明竹」
「景清」
「雨乞い源兵衛」
仲入りを挟んで
「雨夜の傘」
「笠碁」
ピンと来た方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そう、6月といえば梅雨まっただ中。
そんな夜に「雨にちなんだ落語を聴く」という
繁昌亭ならではの何とも粋な、
一夜限りの企画だったのです。
添乗員としてですから、一応仕事ではあるのですが、
「添乗冥利につきる」とはまさにこのこと。
繁昌亭、行きたかったんだけど機会がなくて…。
お客様の大半が「繁昌亭は初めて」とお聞きして、大ハッスル。
じゃぁ、いろいろ見逃さないでくださいねと前置きして
「赤い人力車は伝説の初代春團治が愛用したもので…」
「高座の膝隠は亡き五代目文枝さんのです」
「繁昌亭の名前は松鶴さんの発案で…」
「高座の上の『楽』の字は米朝さん直筆ですよ」
「つまりは戦後、上方落語の灯を守りつづけた
上方四天王ゆかりの品が、随所に残されているんです」
とたった今気付いた発見をベラベラ喋りながら、ふと我に返り
銀のステッキ初参加の方も多いのに、
いかん、ハシャギすぎだと反省。
まぁ、でもそれほど嬉しかったのです。
そして開演。
私も客席の最後列へそっと。
客席で、さらに興奮する出来事がありました。
落語作家の小佐田定雄さんがやはり最後列に、
そっと座っておられたのです。
というのも昨日、中トリでかけられた新作落語「雨乞い源兵衛」は
小佐田さんが亡き桂枝雀さんに書いた作品。
それを枝雀さんのお弟子さんの九雀さんが演じられました。
いや~感激!
そして大トリの笑福亭鶴志さん。
亡き松鶴師匠ゆずりの体からにじみ出る可笑しみが
もう素晴らしくて!
はい、仕事であることを忘れて堪能しました。
唯一の心残りといえば…
梅雨の夜に雨の名作を聴く、というのが昨日の趣旨。
今年の梅雨はことさら長く本格的なのに
なぜか昨日だけは、とっくに梅雨が明けたかのような
夏の夜空が広がっていたことです。
▼ツアー報告「チェコ・プラハ交響詩」はコチラ
http://ameblo.jp/arailuka/day-20110517.html
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