銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

乱暴なパス

2011年11月04日 | のほほん同志Aの日常

「ちょっと自分、代わりに行ってきて」

朝、唐突に言われました。

え、どこにですか?と尋ね返すと、
なんと地元FM局の収録にといいます。
お相手は有名なアナウンサー。

そういえば先日、スタッフで先陣を切って収録にあたった際、
めずらしく緊張したと言っていました。

「頼むな、10時から。任せたし」

頼むな…って
10時からって
え~、あと20分です!

そんな乱暴な…

「前、やってたって自慢してたやん」

おぉ、そう来ますか。

学生時代、何でも経験と
いろんなことに首を突っ込んでいた私は
地元のFM局に出入りしていた時期があり、
「わたし、収録けっこう慣れてますし」と
得意げに社で話したばかりでした。

一応、え~とは言うてみたものの、まぁ昔とったなんとかで、
「その乱暴なパス、受けて立ちましょう」という気分になり、
5分後には、「じゃぁ行ってきます」と、てくてく。

スタジオに行ったら、
用意していた台本と違うのが来た、ということで
スタッフの方があたふた…

スミマセン。

時間になり、スタジオへ。
前には著名なアナウンサーの方、
そして、でっかいマイク。

簡単な打ち合わせのあと、
ガラス向こうのスタッフが合図をされ、
いよいよ収録スタート!

急遽、設定しなおされたトピックは
「先日訪ねたアラスカの魅力」。

まぁ、もう…アラスカの魅力なら、
これまでお客さん相手に語りつくしています。
なので、舌がまわる、まわる。

予定の時間が来たときは、まだまだ喋りたりないほど。

「すごい、場馴れされてますねぇ!」とスタッフの方におだてられ、
「いえいえ、そんな」と謙遜しつつ、さっそうとスタジオを後にしました。

我ながらまずまずであったと、いい気分で歩いていると、
うしろから、「○○さ~ん!」と呼ぶ声。
振りかえると、スタッフの方が息を切らせて追いかけてきます。

やっと追いついて、「はい、これ、忘れ物です」。

見ると、大切な名刺入れ。

大事な仕事道具を
ぽーんとスタジオのテーブルに置いたまま
引き揚げてきたようです。

う~ん、
実は緊張していたのか、それとも緊張感なさすぎるのか。

ともあれ来月の収録は
3人目の銀ステ・スタッフにお鉢がまわることでしょう。



▼ツアー報告「紅葉の奥日光・中禅寺湖」はコチラ
http://ameblo.jp/arailuka/entry-11063422737.html

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