銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

旅の在り方、歳の取り方

2011年11月21日 | 見かけだおしNのつぶやき
アカン
私、もうこれは無理だわ・・・


常日頃、私が思う旅・・・語ってきました
「手配しない、予約しない、予定しない」
行き当たりばったり
これこそ旅と!


まあ今もそれは変わらないのですが・・・
でも、この度、「これはもうアカン」と挫けたことがあります

先日ご一行様の旅行に添乗しました
部屋数も少ない海辺の素敵なお宿
とても人気のお宿です

皆さんをお部屋に案内し、お食事もとっていただき・・・
添乗員は、そのお宿から少し歩いたペンションに
宿泊しました

さて、その宿に足を踏み入れた途端

むぁん

懐かしい香り、いえ匂い
すえた匂いが漂います

簡単に言うと酸っぱい匂い、かしら?
古い、この手のペンションにありがちな匂いです

しかもトイレが共同で、布団はじっとり重たい

でも今までは別に気になりませんでした

でも、どうしたことか、今回急に物悲しい気分に襲われたのでした

どうした、どうした私??!!

かねてからお宿には無頓着
寝るだけでよい、と考えたきました
ホテルに何万円もかけるなんてありえな~い

もったいない!

私にとって
「旅」におけるお宿のポイントはかなり低いものでした
ですから、布団さえあれば、とくだん不満はなかったのですが・・・

う~ん

もしや歳ですか?
初めて、不満を感じました

暖房が利かず、風呂場は吹雪?の寒さ
もともと風邪気味でしたが、完全にこじらせました
多分そのせいでしょう

重く、湿気たせんべい布団に包まりながら
「これは、もうアカン、卒業やな」
ぶるぶる
そう、誓いました
ナンマイダ ナンマイダ

翌日、共同洗面所でそそく身支度をし、逃げ去るように
お客さまが泊る小高い丘の宿を目指しました

私、個人ではずっとこの手の宿に泊まり歩いていました
平気でした
なのに・・・もうこりごりかも

変わるもんです

高級志向になった、ではなくて・・・なんでしょう
宿に居心地を求めるようになっていたのですね

「寝るだけは」、さすがに卒業です
ってことは、もうバックパッカーの旅は無理でしょうね

インド放浪はもう限界ってことですか

少しさみしくもあります
が、ふかふか布団は、もう最低限の必須アイテム

私の旅の要素に、「宿」がついに入った瞬間です
(オイオイ、今更、と銀ステの皆さまには突っ込みが入りそうですが・・・)

そろそろ、個人の旅にも「手配」が必要ですか、いやそれだけは
まだまだ抵抗したいものです

「予定は未定」、これぞ旅の真髄!とまだ思いたい・・・

▼ツアー報告「台湾、太陽と月の湖“日月潭ラルー”」はコチラ
http://ameblo.jp/arailuka/entry-11063422737.html

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