銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

甲子園ボウル

2014年12月14日 | のほほん同志Aの日常


学生時代、ときどき観にいっていたこともあり、
今でも年に一度ぐらい、アメフト観戦に出かけます。

といっても、実はルールもたいして分かっているわけではなく、
ガタイの大きな男たちが、わさわさぶつかりあったり、
間隙をぬって走りぬけたりするのを見るのが面白い、という程度。

いわば冬の風物詩。

さて、今日は学生日本一を決める甲子園ボウル。
2年連続となる、関学VS日大というカードです。
関西人としては、もちろん関学側に陣取りました。

試合は終始、関学の一方的なペースで進み、
まぁ安心して観てはいられましたが、手に汗握る熱戦とはならなかったように思います。

結果は55対10で、関学が日大に圧勝。

たまたま隣り合わせたおっちゃんとも、
「えらい、できすぎでしたなぁ」とおっちゃんトークでさよなら。

席を立ち、帰ろうと出口に向かいながら、
グラウンドで始まった主将インタビューに足が止まりました。

関学主将の鷺野君。

関学の4年生は、なんと無敗で大学シーズンの4年間を終えたそうで、
そのことをインタビュアーに問われ、

「幸せなことだと思います。
 でもその幸せを形にできるよう、この次を勝ちたいと思います」

と、来る1月の社会人との対決である日本選手権、
ライスボウルに向けての決意を述べていました。

大舞台を終えた直後に。
何万の観衆を前に。

すぐに次の目標へとつづく言葉をさらりと口にした若者に、
は~、すごいと感心しました。
さすが、百人を超える部員をまとめる主将です。

一方で、もう一人の…です。

今日が衆院選の投票日。

言葉のうんぬんは言うに及ばず、そもそもルールが…。

一方のチームに圧倒的に有利なルールで、
雨も降ってないのに「豪雨のためコールドゲーム!」(えっ?)とか、
こっちのチームはウォーミングアップもできていないのに、「おい、試合すっぞ~!」(本気?)とか、
これがスポーツだったら、観客はアホくさくなってみんな試合も見ずに帰ってしまうでしょう。

あ、それが狙いか。


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