銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

サービスってなんだかな?

2018年02月22日 | 見かけだおしNのつぶやき

インフルエンザで、急にキャンセルが出ました。

「ごめんね、迷惑かけて」苦しい中、ご本人自らお電話をくださいました。

 

早速、宿に減員の連絡をしたところ、

「お大事に」は、ないにしても・・・

「では、1名分いただきますね」

が、最初に出た言葉だったのには興ざめしました。

 

とはいえ、これは、宿の規定なので納得するのですが。

 

まあ、私が、これはアカンと思ったのは・・・

キャンセル料の高額に、電話口のこちらの絶句が先方に伝わったのか、

「お食事は、もちろん、キャンセルされた方の分もご希望ならお出しますよ」

旅館の食事は、それでなくとも過剰な量。

それなのに、、、

「お一人分、お支払いいただいた分は、ちゃんと還元しますよ」

そんなことちゃうやろ!

誰が食べれるねん!

うがった考えの私だからでしょうか。

これぞサービス、おもてなし、と聞こえたのです。

 

“OMOTENASHI”

 あの日、東京オリンピック決定から一人歩きを始めました。

 

北陸の豪雪に見舞われた時に、

とあるホテル(コジャレタ雑誌に載る)スタッフに、

「当ホテルは、送迎は行なっておりません。

タクシーを手配しますから、どうぞ」

どう考えても、ここに来れるタクシーなんてあり得ないのに、

とっても素敵な笑顔で言われたことを思い出しました。

「どうぞ」

大げさでしょうが、その日は命に関わる悪天候。

添乗員は、別宿手配だったのです。

こんな場所ですが、たとえそれが玄関先であったとしても、

寝袋対応でも泊めて欲しかった。

 「今日は、満室です」

 

サービスは、選択の繰り返し、と思う。

もちろんマニュアル化は、否定しません。

でも、何事も、咄嗟が起こるのが常。

その時にどうするか、が、サービスの本質と、思う。

「上の者に確認します」

って、今言うことかしら?

 

本来それは、すごくシンプルな選択のはず。

人が助かる方、より喜ばれる方。

を、選ぶだけ。

 

緊急時、いえ、そんな大げさでなく、

誰かが困った時に、よりその人に寄り添える判断こそ、

かの、日本的おもてなし、なんじゃないのかな。

そもそも自ら発信すべき言葉でないですし、

受けた側が語るべき言葉のはず。

 

そこに、なんだか齟齬が生まれているように思います。

 

こうして、うるさいオバハン化は加速していくのでしょうね。

ええ、私のこと。

大丈夫。

自分のことは、今のところわかっているつもりです、

オバハン化、上等って。

******************************
さて、今月のオススメ旅をご紹介します!
◆日帰り旅行
2/28 魚清楼の焼もろこ
◆宿泊旅行
3/28~29 奥能登ランプの宿

ぜひ、ご一緒ください。
******************************

バス旅行、オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin.st.com

******************************

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする