一刀彫の雛人形
元祖・マツコデラックス。(当社で密かにそうよんでいる…)
先日、京都の手仕事見学と天ぷら吉川さんでお昼をいただいてきました。
こちらの貫禄のお雛様は、その吉川さんで飾られています。
以前、訪れた添乗員からの報告で、
食事内容よりもお庭の美しさよりも、この雛人形のことを熱く語った為、
私自身もどんなものか期待十分でした。
「お~、なんとでっぷりした佇まい」
お二人とも福々していて、何やらご利益ありそうです。
さてツアーのタイトルは、京都の手仕事を訪ねてーー
こちらは、京都刺繍修復工房。
左奥の女性の方が、一針一針、お寺さんに奉納するお戸帳を「載せ替え」という手法で修復中。
修復前のお戸帳は、こちら。
はっきり言って、ボロボロです。
修復と言っても、修復前のものは、生地が傷み、使われている皮も剥がれています。
この上から新たに刺繍修復は、不可能。
おこなっても生地が持ちません。
今の技術と昔の技術良い所を合わせて、未来に届く品を作る。
次世代に残る手仕事でした。
続いて、安藤人形展へ雛人形着付師を訪ねました。
たくさんのお雛様を見せていただきながら、
世界へ羽ばたくお雛様のお話を聞かせいただきました。
どのお雛様もお顔立ちや軟らかく、
ふわっとした着物をまといながら、
凛とした佇まいでした。
雛人形着付師は、
人形のそれぞれのパーツを組み合わせて(分業です)
着物を着付、お内裏様とお雛様を合わせる。
一体一体皆それぞれに表情が違います。
どの着物に合わせるかで、全体の雰囲気が変わるそうです。
たくさん人形を見ていると何かしら眼差しが生を宿したように思えてきました。
京都の手仕事。
とても深い。
実際、触れてみると、見え方が変わってきました。
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さて、今月のオススメ旅をご紹介します!
◆日帰り旅行
2/28 魚清楼の焼もろこ
◆宿泊旅行
3/28~29 奥能登ランプの宿
ぜひ、ご一緒ください。
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