今日の桜ロードは徳島県の神山町へと遠出の旅となりました。
神山町は「日本一のしだれ桜の里」を目指すべく、
20年にも及ぶ、街をあげてのプロジェクトに取り組んでいて
今では5000本以上の桜が植樹され、
なんとその数は神山町の人口4800人を超えているそうです。
桜の名所といえば、並木や、名木などスポット的なものが多いですが
神山町では街全体あちこちに桜の木があるのが特徴だそうです。
というのは、山間をドライブしていると、
あ！綺麗な桜並木が前方に見えてきました。
と思ったら今度は右の方に立派な枝垂れ桜が
あ、今度は左、左見てくださいー！！
次々と目に飛び込んでくる桜に首を右に左にキョロキョロ大忙しです。
けれど、どこを切り取っても背景の青空と山の緑に際立つピンクの桜。
都会では見れない特別な景観がとても贅沢な時間でした。
沿道の桜がこんなに綺麗に咲いているのに、
何故か明王寺の枝垂れ桜はすっかり終わっていて、
すでに初夏の花が咲き始めていました。
かと思うと、行程上の目的地「ゆうかの里」では、
山一面に噴き上げるように枝垂れ桜が咲きほこっていて
なんとも気まぐれな山の桜たちに、お客様と笑っていました。
でも本当に綺麗な桜が待っててくれて良かったです。
例年よりぐんと早く咲き始めたので、添乗員としては、
遠出するだけに今日を迎えるのが正直怖かったです。
それに、毎日のように神山町役場に見頃を問い合わせる電話をすると、
「あーもう見頃すぎてしまいました、まぁかろうじて残ってると思います」
何度かけてもこの返答、、、
なので、ご参加のみなさんもあまり期待を高く持ちすぎることがないよう
控えめに車内アナウンスをし？半ば諦めて現地に向かっていたのですが
いい意味で期待をうらぎられました。
そして行ってわかりました。
神山町の方は、普段あまりに見事な桜を目にしているので
かなり目が肥えておられたようですね。
だって、どこもかしこも、十分見応えたっぷりの桜ばかりでした。
そして時間を忘れていつまでもいてたくなる田舎風景に、
心身ともにすっかり癒される1日となりました。
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