「海外行けるようになるかな?」
「パスポートの更新どうしようかな?」
「もう、無理かも」
そんな声を聞くようになってから、結構な月日が続いています。
ねーーと共鳴のように応えながらも、自分自身に置き換えると。
私こそ、もう無理かも?
だって全く英語を口にしていないし、、、
感覚って、どんな仕事にも大事だと思います。
はっきり言って、当時から英会話もままならない私が、
あれだけ海外に出ていられたのは、まさに感覚によるところが大きく、
That's all.
まぁそれだけだったというのが正しいかもしれませんが。
となると、その感覚なる不確かなものを活かせられるのは、
多分、積み重ねの経験だったはず。
その経験する機会がぴたりと止まった今、私の英語力はほぼ赤子。
アウアウ。
海外添乗、もう無理かも。
そんな弱音?になったのは、久しぶりの添乗に出て、
お客様同様(失礼)、
「あれ、切符は?部屋の鍵は?ナイナイ、どこやったっけ?」を筆頭に
何度も「どきん」とした場面に出くわしたのです。
極め付けは、新幹線に乗り込もうとして、
「Nさん、荷物忘れてるよ」
ホームにぽつんと置き去りの我が荷物。
ヒャッ。
まさに添乗員としての感覚が相当、にぶっている証拠。
(老化とは認めません!)
ポストコロナ。
その日を誰しも夢見ているわけですが、
その日が訪れた時、歓喜高まる気持ち同様に最初の一歩が軽やかに踏み出されるか?
使わなすぎて、足が絡まってその一歩が踏み出せない。
困りました。
リアルに想像できる。
そんなことにならないよう、せめても
ふたたび海外添乗員として、世界に飛び立つ日をイメージすることにします。
きっと、旅行業そのものが、形を変えていくことになるでしょう。
昨年の秋に更新して、
ずーと真っ白なままのパスポート。
閑散とする観光地の痛々しい姿を目にしながら、なぜか今日。
我が身を置く旅行業におけるポストコロナを思いました。
老化ではないはず、、、、ブルンブルン。
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