銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

桜、ラストラン

2021年05月02日 | のほほん同志Aの日常

思えば3月20日過ぎ。
桜のサの字も謳っていない「三田・木喰仏(もくじきぶつ)」のツアーの行く先々で、
桜が満開!になってしまっており、その日のお客さんは大喜び、
でもこちらは翌週からスタートの桜ツアーを前に、青くなる…というのが、
今年の春の始まりでした。

それから1ヶ月あまり。
人の世は、例年とはちがう戸惑いに放りこまれながら、
それでも桜前線は変わらず北上し、それを追いかける時間が今日、終わりました。

途中には、大陸原産で、日本での自生地は対馬と木曽川沿いだけという珍しい花、
ヒトツバタゴ(別名、ナンジャモンジャ)の花に出会ったり、







そして、今年の桜旅のラストは、弘前から松前、函館への3日間。

弘前城では、ソメイヨシノはすっかり葉桜になっていたものの、
満開のヤエベニシダレに出迎えられ、

青函トンネルを北海道新幹線で渡った北海道・松前では、
「南殿(なでん)」や「雨宿(あまやどり)」など、
遅咲きの桜が満開で待っていてくれました。








桜の花びらで装ったニリンソウや、

めずらしい白タンポポも。


そして、今年の桜、最終日は函館にて。



桜色に染まる五稜郭。



見事に満開の桜が待っていてくれました。

もちろん、桜前線はこれからさらに
北海道の北へと北上をつづけるわけですが、
ひとまず桜を追う時間が終わりました。
すなわち、春の終わりです。

旅行会社にとって、春は、桜とともにある季節。
その、今年の春を終えて、思います。

青空のもと、歩いてみること。
深呼吸しながら、花を見あげること。
過ぎていく時間を、時計やカレンダーではなく、
自然の移ろいのなかで感じるということ。
そうやって、また明日を迎えられるということ。

そうした時間が、今ほど求められていることはないように思います。

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