銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

冬の北陸 兼六園と永平寺

2022年01月16日 | 見かけだおしNのつぶやき

「雪の兼六園が見たい」「冬の永平寺に行きたい」

お客様のこんな声から出発した旅。

 

日本海側で大雪警報が出る中でしたが、事前の確認電話で

「サンダーバードが運休になったら、その時は、、、」

ええよ、お任せしてるから。

「ありがとうございます!」

おかげ様で、列車は僅かの遅れで、無事出発。

しかも敦賀あたりのトンネルを抜けると、一面の雪景色。

わぁーと歓声が上がりました。

と、実は私の声。

ベタ雪なんて、かって知った景色のはず。

なにせ山陰出身ですから。

でも、久しぶりのこの白い深い暗い雪の世界。

押入れの奥に隠れていたブーツが足をぎゅっと締め付け、

「そういえば、ドイツのXmasマーケット以来に履いたんだ」

車窓の鉛色模様と、足の違和感。

このお題だけで、充分懐かしい冬の記憶が蘇ってきました。

 

「全てを隠して、真っ白にしてくれる雪が好き」

そういつもおっしゃっていたなぁ。

曇った車窓越しに浮かんでは消え。

何度も訪ねてきた北陸ですが、やっぱり冬はいいですね。

【雪の永平寺】

転けないように、足元見てくださーい。

でも、ついつい雪に見とれてしまいます。

足が、足が、ちめ、冷たーーい。

近年は修行僧が減るばかり、と。

ちょっとわかる気も、、、?

冬は修行科目も増えます。

隈研吾さん設計の「九谷セラミック・ラボラトリー」へも。

磁器土を製造する工房です。

珍しい白い九谷焼きも展示販売されていました。

【雪の兼六園】

池も凍ります。

威風堂々たる根上の松。

苔と雪

日本最古の噴水ですって。ご存知でした?

泉鏡花も心に留めた浅野川と主計町界隈。

国立工芸館のアール・ヌーヴォー展も見応え充分。

不思議です。

寒いのが苦手なのに、雪にはしゃぎました。

もうしばらくブーツは玄関に置きっぱなしにしておきましょう。

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