今日は1円玉のような天気でした!
何かというと、崩しようのない良い天気ということです。
伊賀に向かう途中、特急から雲ひとつない澄んだ秋空を見ていると
この表現を、お客様が教えてくれました。
おなじみの銀のステッキ、ローカル線シリーズ、今回は伊賀鉄道の旅です。
伊賀といえば忍者、もちろん忍者仕様の列車が迎えてくれました。
しかもとてもキラキラした目で歓迎してくれています。
伊賀鉄道は全線開通から今年で100年の歴史ある路線です。
田園風景、コスモス畑、遠くに見える伊賀上野城を眺めて30分ほど
ガタゴトと揺られ、広小路駅で下車しました。
昔、お伊勢さんへ向かう人や、津から海産物や塩などを運んだりと
生活の動脈を担っていた伊賀街道起点の地がある場所です。
そして、松尾芭蕉の出身の地でもあります。
昼食後、少し時間があったので伊賀の伝統工芸品くみ紐のお店や、
老舗の和菓子屋さんに寄りました。
こういう自由時間も少人数ならではのお楽しみ。
午後からは、伊賀上野城へ移動して忍者ショーの見学も。
忍者ショー?子ども向けじゃないの?と正直わたしも最初は思ったのですが...
想像していたアクションショーとは全くもって違い、
本物の忍者さん?と思われる相当な訓練を積んだであろう方達による、
本物の手裏剣や刀を用いた本格的な技の披露でした。
手裏剣を投げると、ドスッと重たい音が響きわたって板に刺さります。
わたし達は、張り切って最前列に座っちゃったので
絶対ありえないんですけど、万が一こっちに飛んできたらどうしよう、
と手に汗握ってしまうほどに本当に迫力満点でした。
お城の紅葉もとっても綺麗に色づき始めています。
松尾芭蕉の俳聖殿もご覧のとおり。
松尾芭蕉は忍者だったという説を耳にしたんですが、皆さん、どう思いますか?
私たちはその話題で、そうかもしれない、まさか、と大盛り上がりでした。
真相はわかりませんが…
最後に余談なのですが、
今日はわたしにとっては久しぶりの添乗でした。
お昼のレストランでメイン料理を選ぶ時、お肉か魚か...
どっちにしよう〜と悩んでると
お肉、お肉、わたしもお肉、、、と全員一致でお肉即決!
あ、わたしもお肉で、と咄嗟に合わせて注文。
そうだった、これこれ、これが銀のステッキのお客様、
旅を続ける元気の秘訣でした。
いつもだったらお肉でいいですか?と聞いてたはずなのに
ちょっと添乗業務を離れて、感覚が鈍ってる自分に笑いが込み上げてきました。
きっとお客様はなにが可笑しいの?と思ったことでしょう...
皆さん、昼食の量、足りたのかな?
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