「今日、竹田城のハイキングもあるでしょ?」
「たいへんよねぇ、大雨のなか」
朝一番、集合場所からさっそくその話題。
えーっと、皆さん、こっちもけっこうたいへんなんですけど…。
昨年ぐらい(?)からシリーズ化している「関西ローカル鉄道」の旅。
シリーズものの宿命で、王道ものはやりつくし、
少々無理あり?、アクロバティックな企画が増えています。
今回の「関西ローカル鉄道」の旅は、岐阜県・樽見鉄道。
岐阜県って、もはや関西じゃないし、、。
しかも大垣まで、乗車券のみで乗り継いでいこうという「青春18企画」。
え~、そんな遠くまで行くのに、新幹線も特急も乗せてくれないの?
勘弁してよ~、が添乗員の本音。
しかも、ぎっりぎりの乗り継ぎ時間なのに、この雨風。
JRさん、遅れるかも・・。
皆さん、竹田城の心配してる場合じゃありませんよ!
…と朝からゲキを飛ばしたのがよかったのか、皆さん一致団結のもと、
電車を乗り継いで、乗り継いで、
とっても美味しい昼食のお蕎麦もあわただしくかきこんで、
無事、樽見鉄道の本巣駅に到着!
鉄印帳も無事、ゲットしました。
「うすずみ親桜号」とあるように、樽見鉄道は、
根尾の淡墨桜が咲く終点「樽見駅」をめざして、根尾川沿いを走り抜けます。
途中、鉄橋も超えながら・・。
けっこうな濁流になってましたが、晴れていたら素晴らしい景色のはず。
車内には、地元の園児たちのかわいらしい絵が飾ってありました。
終点の樽見駅に到着。
一週間前は、ここから大勢のお客さんが薄墨桜を目指したのでしょうが、
すでに葉桜、しかもこの雨です。すぐに折り返し電車に乗りこみました。
途中で聞こえてきた会話。
「電車って、すごいねぇ。だって今日は、5県も行ったんよ」
「家は兵庫県でしょ。そこから大阪まで行って、京都、滋賀、岐阜・・ほら、5県!」
・・たしかに。
ここから、ここまで、ただ行って帰ってくるなんて、
車やバスではありえない、鉄道だからこその企画。
あらためて、鉄道の魅力を再発見した気分です。
一日中、「乗り鉄」していたこの日のローカル鉄道企画、
トータル乗車時間は、なんと7時間でした。
皆さん、雨のなか、たいへんお疲れ様でした。
~関西の桜もラストスパート!おススメツアー2本、是非ご一緒ください~
4/13(木) 高見の郷のしだれ桜
4/14(金) 曽爾村 屏風岩のヤマザクラ
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