車窓からの景色に目を細め、お客様がおっしゃいました。
「春はいいわねぇ、次々と花盛りで」
そうです。
桜ロードが北上をつづけるころ、あとを追うように、いろんな花が次々と。
それを追っての花ロードも、つづいていました。
まずは、信州の桃源郷、阿智村の花桃街道。
福沢諭吉の娘婿であった、福沢桃介さんが、ドイツ・ミュンヘン留学時に、
自分の名前によく似た花を現地で見つけ、
３本の苗木を持って帰ったのが始まりという花桃。
地元の方が大切に増やしていかれ、今では日本一の花桃の群生地となっています。
つづきまして、京都の松尾大社。
山吹がちょうど見ごろを迎えていました。
そして、お次は、藤。
北九州市の河内の藤園を訪ねました。
百年以上前、貯水池に沈む運命にあった藤の木を、高台に移し替えたのが始まり。
今では、数十万人が訪れる九州一の藤の名所となています。
お隣の芦屋町では、こんな変わった花も見ることができました。
日本では対馬と岐阜県の一部にしか自生しないというナンジャモンジャの木、
正式名称はヒトツバタゴ。
こちらの岡湊神社には、李王朝から贈られたとされる親木をはじめ、
ナンジャモンジャの木が群生し、まるで森のようになっていました。
「ナンジャモンジャって、何じゃ？と思ってた」という方も。
そして翌日は、平成筑豊鉄道の「ことこと列車」へ。
…と、ここで急に皆さん、「花より団子」モードに。
電車のなかとは思えないほど、美味しいお食事の数々。
目も、おなかも、すっかり満たされつつ、
桜につづく春のロードは、まだまだしばらく続きます。
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・5/1（水）～2（木） 足立美術館と大島根の牡丹
・5/8（水）～10（金） 壱岐対馬
・5/12（日）～14（火） 戸隠の水芭蕉と、小布施のまち
・5/16（木）～17（金） 初夏の逗子葉山
・5/20（月）～21（火） 15周年 銀のステッキ感謝祭「北陸ミステリー」
・5/27（月）～29（水） 上高地帝国ホテル連泊
・5/30（木）～31（金） 水芭蕉咲く、天生湿原ハイキング
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