銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

初夏の北海道ガーデン街道をゆく

2024年06月11日 | 眼力Kの圧、ハンパない

『北海道ガーデン街道』とは、

北海道の代表的なガーデンが集中している

旭川〜富良野〜十勝を結ぶ約250kmの街道です。

私たちも3日間かけて3つのガーデンを巡りました。

 

ひとくちにガーデンと言っても

それぞれに全く異なった雰囲気のお庭が迎えてくれました。

初日の旭川の上野ファームは、ガーデナー上野砂由子さんが手がけた、

おとぎ話の世界ような雰囲気がとってもかわいお庭でした。

そして旭川から富良野へはJR富良野線に乗り、

1両編成の可愛らしいワンマン列車にコトコト揺られて

美瑛の丘や十勝岳を車窓から楽しみながら向かいました。

富良野駅に着くと、

まさかの銀のステッキには致命傷であるホームにエレベーターがありません。

スーツケース片手に立ちすくむ私たち。

よし、3往復するかと腹を括ったところに救世主が!

駅員のお兄さんがちょっと待っててくださいねと

走ってきてくれ、私たちの荷物を軽々運んでくれました。

感謝!

 

どうやらこれは日常茶飯事のようで、

観光客が多い繁忙期には地元の高校生も出動して

スーツケースを運んでくれる様子は、

ニュースに取り上げられたこともあるそうです。

とっても心温まった富良野駅での出来事でした。

エレベーターが設置されたらいいなと思う反面、

このまま、あたたかい駅であってほしい気もします。

富良野では倉本聰さんのテレビドラマの舞台となった

「風のガーデン」へ行きました。

入口では可愛い山羊が迎えてくれます。

今日のラッキーフラワーというのがあって

たくさんの花の中を探しながら散策するのも楽しかったです。

無事見つけました。薄い黄色が可憐です。

お昼は森の中でピッツァランチ

夜は帯広で馬車Barに乗車です。

帯広のばんえい競馬を引退した大きな馬が

車道を引いて車道を歩いてくれます。

ちょっと特別な体験でした。

最終日は帯広の銘菓六花亭の包装紙に描かれた山野草の森、

「六花の森」へいきました。

坂本直行さんが描く山野草のデッサンが飾られた小さな美術館も

もちろん見どころですが、

もうひとつお楽しみは…

マルセイのバターサンドの工場の出来立てのバターサンド!

もちろんみんなで美味しくいただきました。

 

北海道の道はどこまでもまっすぐに伸びていて、

両側にはカラマツや白樺、

農作物に牛たちがのんびり太陽の陽を浴びています。

3日間合わせると、

ガーデン街道250kmと同じくらいの距離を移動しましたが

飽きることなくいつまでも見ていたい、

素晴らしい風景が広がっていました。

 

それぞれに特色の違う趣向をこらしたガーデンに触れ、

でっかい大地に、心がすっかり解放された旅でした。


2024年 初夏の旅【日帰り旅行】のご案内 全て出発決定!

6/13(木) 沼島おのころクルーズ

6/18(火) 舞鶴の岩ガキととり貝

6/21(金) 平八茶屋の鮎

6/21(金) 旧甲子園ホテルと堀江オルゴール

6/27(木) 神戸須磨シーワールド

6/29(土) 文楽「鬼界が島の段・俊寛」

7/17(水) 佐渡裕オペラ「蝶々夫人」

7/25(木) 河内の風穴と近江妙蓮

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■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.co

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