銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

観光業に生きています

2020年09月12日 | 見かけだおしNのつぶやき

とある異業種の業者さんが来店されての雑談。

「どうですか?」とやはりなるわけで。

こちらとしては相手に気を遣わせないようにと、気を遣うわけで。

そんな会話も、もう慣れたもの。

おはよう、こんにちは、に近い感覚ですね。

でも、久しぶりに当社を訪ねた方にとっては、

どうやら腫れ物に触ることのようで、

聞き慣れた枕詞を並べられるのが、なんかお気の毒のようにも思えてきます。

観光業は、今やそんな位置づけです。

 

それでも9月に入り、吹く風の温度が変わるように、

お客様の反応も、変化の時を迎えました。

もちろん少しずつですが。

長い長い、どこまで続くか不確かなトンネルにあっても、

なんか抜け出せそうな気運を感じさせてくださるお客様。

うっすらの期待だけでも、いいのです。

だってそれを糧に我々は明日に向き合えるのですから、

ありがとうございます。

 

正直、この一週間でした。

ようやく顔を出してくださったお客様からのアクション、

「お久しぶりです、お元気でしたか?」ちょっと高揚したような、

そんな電話対応をするスタッフの声が、増えました。

遅い「啓蟄の候」といったところでしょうか。

確か今年2020年の啓蟄は、3月5日。

本来、モゾモゾ、春の陽光求めて土から顔出すが季語のはず。

それがおよそ半月遅れで、秋風求めて顔を出す?に変わっていました。

コロナが収束しないなかでのこの傾向、

もしや、人が我慢できる基準は6ケ月サイクルってことかしら?

 

なるほど。

当社では、明日から東へ向かう旅、ようやく催行です。

鎌倉へ行って来ます。

その先の東京も、私個人的には、もう直ぐそこです。

 

毎日のようにメディアを賑わせる観光業。

傍観する側でないこと、ドンピの現場にいること、不思議と嫌でない。

負け惜しみではなかった、と、後で思えるように、頑張っ…

てみます。ています。

頑張らせてください、がしっくりきました。

 

弁当やらアンテナ商品やら、

フライング気味で春の啓蟄から早々顔出してくださった、、、皆さま。

本当にありがとうございます。

なお観光業で生きています。

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