時間が伸びたり縮んだりするというのは、
アインシュタインの相対性理論のなかでの話かと思っていたら、
不思議な時間の伸び縮みを、北海道で体験してきました。
帯広から北へ1時間半。
糠平町にあるタウシュベツ橋梁へ。
ガイドツアーに参加して向かいます。
タウシュベツ橋は、もとは木材資源を内陸から町へと運ぶために開通した
鉄路、旧国鉄士幌線のアーチ型コンクリート橋でした。
ところが、開通からわずか十数年後の昭和30年、
電力の需要が高まり、水力発電のためダムの底に沈むことに。
線路も並行するように付け替えられましたが、民営化を待たずに廃線。
…そして今も、水力発電のダム湖のなかに位置するまま、
電力需要の季節ごとの移ろいに伴い、
水の底に沈んだり、また現れたりを繰りかえしているのです。
そうして、通常の風化に加えて、
水の底に沈む→表面に氷が張る→水位が下がってきて表面の氷が橋を削る
をくりかえした結果が、この姿。
こうした過酷な環境のため、1年で約10年分、風化が進むと言われているのだとか。
ダム湖の底に沈んだのが、昭和30年ですから、ざっと70年。
…つまり、700年分、風化が進んだ、ということのようです。
だからなのか、橋だけでなく、不思議な風景が広がっていました。
時間は伸びたり縮んだり。
でも、今というときを楽しんだ3日間でした。
今は帯広でしか見られないはんえい競馬。
ばん馬の駒ちゃん。
夜の帯広を、馬車を轢いて歩いてくれます。
絵になる風景の連続でした。
【創立記念日帰りミステリーバスツアー】
日時 6月23日(金)
金額 10,000円
集合 大阪 川西 宝塚
行先 ミステリーツアーです。西へ?東へ?
ぜひ、ご一緒ください。
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