銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

タウシュベツでタイムスリップ

2023年05月20日 | のほほん同志Aの日常

時間が伸びたり縮んだりするというのは、
アインシュタインの相対性理論のなかでの話かと思っていたら、

不思議な時間の伸び縮みを、北海道で体験してきました。

帯広から北へ1時間半。
糠平町にあるタウシュベツ橋梁へ。

ガイドツアーに参加して向かいます。


タウシュベツ橋は、もとは木材資源を内陸から町へと運ぶために開通した
鉄路、旧国鉄士幌線のアーチ型コンクリート橋でした。

ところが、開通からわずか十数年後の昭和30年、
電力の需要が高まり、水力発電のためダムの底に沈むことに。

線路も並行するように付け替えられましたが、民営化を待たずに廃線。

…そして今も、水力発電のダム湖のなかに位置するまま、
電力需要の季節ごとの移ろいに伴い、
水の底に沈んだり、また現れたりを繰りかえしているのです。

そうして、通常の風化に加えて、
水の底に沈む→表面に氷が張る→水位が下がってきて表面の氷が橋を削る

をくりかえした結果が、この姿。

こうした過酷な環境のため、1年で約10年分、風化が進むと言われているのだとか。

ダム湖の底に沈んだのが、昭和30年ですから、ざっと70年。

…つまり、700年分、風化が進んだ、ということのようです。

だからなのか、橋だけでなく、不思議な風景が広がっていました。

時間は伸びたり縮んだり。
でも、今というときを楽しんだ3日間でした。

今は帯広でしか見られないはんえい競馬。

ばん馬の駒ちゃん。

夜の帯広を、馬車を轢いて歩いてくれます。

絵になる風景の連続でした。


【創立記念日帰りミステリーバスツアー】

日時 6月23日(金)

金額 10,000円

集合 大阪 川西 宝塚

行先 ミステリーツアーです。西へ?東へ?

ぜひ、ご一緒ください。

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