八百年前、初めて先人の手によって開墾された和束の茶畑
周囲を山に囲まれ、清流が流れるその麓の谷間に集落が点在する様は
日本の古きよき、里山の風景です
宇治茶生産八百年の歴史は、
町の生業として、今も続いています
和束町活性化センターのガイドさんに
和束の茶の歴史や、美味しい淹れ方などをお話しながら案内していただきました
右端に写っている扇風機のようなもの、分かりますか
これは、防霜ファン
霜がおりると茶葉は全滅
電気を通して電線を張り巡らせ、ファンを動かして
大切な茶葉を霜から守っています
だから、これは茶農家さんにとって必要不可欠
茶畑あるところには、必ずといっていいほど、防霜ファンと電線はつきもの
写真や景観目当てで来ると「電線がなければいいのに」とつい思ってしまいますが
これがないと、美味しいお茶ができないんです
和束の茶畑を、単に美しい景色としてではなく、生業の一部として見てほしい
そんなガイドさんの説明が印象的でした
山と人、そして茶畑がともにある和束の風景は、
次世代に残したい生業の姿として、
京都府景観資産登録第1号となりました
その後、「日本で最も美しい村」連合に加盟、
2015年には「日本遺産」に認定されました
食事後、和束の煎茶を丁寧に淹れていただきました
ポイントは、1杯目は熱湯を注がないこと
70度ぐらいで注ぎ、1分半ほど蒸らす
そうすると、新茶特有の甘みが感じられるそう
いきなり熱湯だと、渋みや苦みが勝ってしまって、
せっかくの甘みが感じられないそうです
2杯目で少し熱めの湯を注ぎ、渋みを出す
続いて3杯目、4杯目と、味の変化を楽しみます
丁寧に淹れていただいたお茶は、ホッとします
皆さん、日ごろ「無茶」をしていませんか
お茶を飲む余裕がない状況で
新しいことを始めたり、続けたりするのは、きっと良くないことだということを、昔から私たちはよく知っています
無茶はあきません
まずは一服
お茶で一休みしましょう
6月3日「マルシェ」開催します
■日程 2022年6/3(金) 11:30~16:00ぐらい
■場所 銀のステッキ旅行事務所(阪急逆瀬川駅より徒歩5分)
■内容 田舎の巻き寿司として有名、マイスター工房「天船巻寿司」、日本海の海の幸、旬の農産物、泉州の水茄子、和束茶、、、など
いろいろご用意しております
~ご来店をお待ちしております~
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旅行、オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行 TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-t.com
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