銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

ミュンヘン、計量の夜

2010年05月26日 | のほほん同志Aの日常
グーテンターグ!

今朝、ドイツから帰ってきました。

異常気象でお天気が心配された今回の旅。

旅の出発地点、
フランクフルトでは冷たい雨。

その後も、古城の街ハイデルブルクやライン川下り
ロマンティック街道で一番美しいといわれるローテンブルクでも
旅の前半、風景の背景は、重い灰色の空ばかりでした。

4日めの夕刻、ようやく雲が切れました。

その隙間から差しこんだ、
オレンジ色の日差しに包まれた
バイエルンアルプスの小さな村の美しかったこと…!

その後はお天気に恵まれ、
ノイシュバンシュタイン城や
ドイツの最高峰ツークシュピッツェはくっきりと青空に映え、
ビールの都ミュンヘンでは夕焼け空の中庭で乾杯!
足取り軽く、帰途につきました。

さて、日ましに軽やかになったお天気とは裏腹に、
日を追うごとにどんどん重くなっていったもの、
それはスーツケース。

「皆さん、豪快な買いっぷりですねー」

行く先々のお店で店員さんに感心されてましたから
さもありなん、というところです。

明日はいよいよ帰国、という夜
フライトでの重量オーバーが心配とのことで、
ホテルで秤を借りて“計量会”をひらきました。

結果は…
お一人様を除いては全員、重量オーバー。

その晩、ずいぶん頑張られたのでしょう(何を?)
翌朝、再度のぞんだ計量では、皆さん見事にクリア。
試合前のボクサーのような緻密さでした。

さて、今日。
無事、帰宅してからのこと。
おそるおそる秤にのってみました。

ズッシン

本場でビール三昧の日々。
重くなっていたのはスーツケースだけではありませんでした。


▼平城遷都1300年記念「當麻寺へ」ツアー報告はコチラ!
http://ameblo.jp/arailuka/day-20100522.html

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貸切バス・オーダーメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
■銀ステ旅先案内人:http://ameblo.jp/arailuka
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豪雨、あけて、思いがけず・・・

2010年05月24日 | 見かけだおしNのつぶやき
先日、初めてチラシ片手に事務所を訪ねて下さり
スタッフの言うがまま奈良の日帰り旅行に
お申込みいただいた新規のお客様
「どこでもええねん、まずは参加してみるわ」


正直、渋め、いえ地味目といった方が適切かも・・・
そんなお寺巡りの旅
ツアー終了後の添乗員曰く
「つまらなそうにされていました・・・」
「今後のお申し込みはないかも・・・」
「もう少し、ご本人にあったツアーをご紹介していれば・・・」
なぜか意気消沈としていました

さて今日は宝塚にも警報が発令されるほど
時期外れの豪雨でしたが
皆さん、お変わりありませんか

そんな激しい雨の中、事務所はいつもに増してひっそり
雨音をBGMに過していました

今日も店じまいと思っていた夕方
一本の電話が鳴りました
「今から行くわ」
先日の、お客様からでした

しかも、2コースもお申込み
「この前のツアーはおもんなかったなぁ」
「お寺ばかりじゃなくて、コースに変化ないとおもんないで、
 花の季節に訪ねるとか、美術館入れるとか・・・」
「どうしょうか思ったけど、これくらいやったわ、
 行ってもええかと思ったの」

また当社の旅案内についてもご指摘をいただきました
「行く場所の地名書いてよ、どこに行くのかわからんわ」

その上で
「お宅のツアー変わってんなぁ、気遣わんでええから
それはええかな思って・・・」
「でも海外は高いで!」

そして、さっとお支払いを済まされ
「今からマッサージ行くとこやねん、はは」
そう言って去って行かれました

警報が出された豪雨の日、ご来店下さったお客様
それだけでもお人柄が出ているようですが・・・
ざっくばらんに話される、その話し方に気を取られがちですが
実際は、きちんと銀ステに対する評価・希望を的確に
仰って下さっていました

新規のお客様がこうして、
アカンかったところをちゃんとお話し下さって、
また再びご参加下さる
(理想的ですね)
これは本当にありがたいことです

次回は、がらりと方向転換され
乗り物と美食ツアーにチャレンジです
さてご評価は如何に!?


▼平城遷都1300年記念「當麻寺へ」ツアー報告はコチラ!
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ボケ・厄封じてポックリ祈願

2010年05月23日 | Hの生きる喜び、それは
人間って不思議な生き物です
元気に健康に長生きしたい、と祈っていたと思えば、
次は、ぽっくりと極楽浄土へ逝きたいと願う

最後はとにかく何でも仏頼みです
でも、‶ぽっくり”という表現が
どことなくユーモラスで
愛きょうを感じませんか?

この数日間に、この年にして、
延命祈願・ボケ封じ&厄除け祈願&ぽっくり寺
こんなに祈願してしまいました…

さて、今日は斑鳩へ下見です
ぽっくり寺に行きたい、と希望された
宝塚福祉団体のグループさん
それなら、斑鳩の吉田寺(きちでんじ)です!
と私

早速付近のおすすめ寺院と合わせてご提案
すると、「これでお願いします」のお返事

ご参加のお客様の中には、
視力障害の方もおられますので、
事前に境内の細部、
お手洗いや、食事場所のチェックが
不可欠ですので、
早速本日車を飛ばしました

雨の奈良
さすがの法隆寺も人気も少なく
静けさが漂います

ぽっくり寺として有名な「吉田寺」
たまたま祈祷に来られていたご家族さんに交じって
私も来たるべく日に備え
ぽっくり祈願
…え、早すぎ?!

「美しく咲いた花もいずれは散る
 出会いがあれば別れがある
 生まれてきたものは必ず死ぬ

 あつかましいですが、
 最期、誰に迷惑かけることなく
 眠るように浄土へ行きたいと
 願うのは人間の性です」

住職がお話されている間も
次から次へとぽっくり祈願の方が
来られていました

その他、日本最古の厄除け霊場「松尾寺」
石洲流茶道発祥の「慈光院」
斑鳩三塔 「法輪寺」とまわり、
下見を終えました

人間のありとあらゆるわがままを
一時にお願いしましたが、
はてさて、
どこまでお聞きいただけるんでしょうか

‶ポックリ祈願・ボケ封じ・厄除祈願の
 ご用命は・・・銀のステッキまで!”


…って冗談です(^_^)


▼平城遷都1300年記念「當麻寺へ」ツアー報告はコチラ!
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いい年した新人営業マン

2010年05月20日 | 見かけだおしNのつぶやき
多分営業とは無縁だった
スタッフ

それが…
今では銀ステ一の稼ぎ頭です!
ホントに

今月、たてつづけに
新規のお仕事を取ってきました

しかも大物です

本人は、人が苦手などと言いますが
しょせんB型(血がさわぐのでしょう!)
…多分人間好きのはず

この度も、良く回る口だけの営業マン(誰~)とは違い
細かい作業も苦なくこなした彼女の勝利
お客様もそれを評価して下さったのでしょう

本人は「多分無理です」と
毎度消極的ですが…
蓋を開ければ
「お申込みいただきました!」
なんやねん

今のところかなりいい確率で仕事を獲得してきます

銀ステでいつも言うことは
「銀ステにお願いします」はありえない
「銀ステの○○さんにお願いします」
こうでないと生きる術はなし

小さな会社です
会社のブランド力はゼロ
また必要ないと思っています

それよりスタッフ、
個人のブランド力を高めることが先決と

企画力は所詮、模倣されます
模倣します
でも人間力は、やはりその人のもつ唯一無二の財産
営業面では大きな武器となります

ですから、経験豊富な、人生の大先輩を前に
気取ることなく、学ぶ姿勢であたって砕けろ!を
モットーにしています
(いえ、今、書きながらそうすることにしました 笑!)

営業はしんどい
でも多くの人と関わることで
得難い貴重な経験を積むことができる
これこそ財産です

せめて
厳しい営業活動の中で
互いに人間力を高めあえればと願っています

さて銀ステ新人営業マン
(っていつまで新人やねん!結構年くってますが・・・)
今月はどこまで飛ばしてくれるでしょうか!
期待してま~す







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口笛を吹きながら

2010年05月19日 | のほほん同志Aの日常
先日、お客さまから届いたお葉書に、
こんな嬉しい言葉がありました。

「毎月届く旅便りが大きな楽しみです。
 必ず、アッ!を見つけています」

*** *** *** *** *** *** *** *** ***

銀のステッキ旅行では、スタッフの名刺に
「旅先案内人」という文字が入っています。

まずは勝手に名乗っているというところですが
こちらの思う「旅」がお客さまの好みにマッチして
「アッ!」をご提示できているようであれば
案内人としては、まぁ合格…ということになるのでしょう。


必ず、アッ!が見つかるお店。

近くまでいくと、ふらふら足が向いてしまって
ついつい財布の紐がゆるんでしまう…

皆さんにもそんなお気に入り店が
あるのではないでしょうか。

私にとってのそれは、
六甲山のふもとにある古本屋さんです。

名を、「口笛文庫」といいます。

ひと目見て、まず、名前が気に入りました。
つづいて、大学院生のような雰囲気の
物静かな店主さんの対応も。

そして、品揃えです。

子どものころ読んだ古い絵本から
映画、写真、70年代の音楽に紀行文、
落語や歌舞伎本まで

アッ! 
わぁ!
おぉー…

の連続で、
「今日は1冊だけ!」と心に決めていても
いつもどっちゃり買い込むはめになります。

あくまで古本屋さんですから、
新刊書店で平積みになっている
村上春樹の『1Q84』シリーズや、
話題の『超訳 ニーチェの言葉』はありません。

代わりに

村上春樹なら初期の短編集、『回転木馬のデッド・ヒート』

ニーチェの思想をどこまでも分かりやすい言葉で描いた
西研さんの『実存からの冒険』 (←オススメです)

…などなど、
長い時間を生きのびた本が並び
この店で過ごす休日の午後は、時間がたつのを忘れます。


ほかにも

「アッ!」 

先日、神戸のツアーで訪ねて大好評だった絵葉書資料館。
そこにも展示されていた反骨のジャーナリスト、
宮武外骨の『滑稽新聞』や

「おぉー…」

まもなく出発のドイツ、ノイシュバンシュタイン城の主、
伝説の狂王を描いた『ルートヴィヒ』まで。

なぜか銀ステの旅にまつわる本が
タイムリーに見つかることも多く
気づけば、自宅の書棚は口笛文庫の本ばかり。

「これ下さい」
「はい、ありがとうございます」

会話はいつもこれだけ。

いまだ名前も知りませんが、
先日、こちらの寡黙なご店主を、
私の「読書案内人」に任命することにしました。

(もちろん勝手に、です)

末永くご縁がつづくことを願って――

任期は、「アッ!」が続くかぎりです。


▼北の大地へ「桜の二十間道路とザ・ウィンザーホテル洞爺」ツアー報告
http://ameblo.jp/arailuka/archive1-201005.html

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■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
■銀ステ旅先案内人:http://ameblo.jp/arailuka
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