ぴかぴかの一年生と４百年の歴史

瓢亭の女将に、問いました
「同じことを続けるのは大変ですね」

お食事にご満悦のお客様が
接待される女将さんに
「私たちは、これからも400年の古き伝統を
守っていただきたい」と
そう仰いました

それを聞いた女将さん、
にこりと頬笑み
「そうどすなぁ・・・でも」
少し間があきました

え？さらに何か仰るのかしら？

「でも、やはり変化も大切かと」
確かに、そう仰ったのです


言わずと知れた京都の老舗
南禅寺畔の懐石料理のお店「瓢亭」

守ることは大切、でも新しいことを始めることも・・・

先に訪ねた美術館を思い出しました
四条祇園にある「何必館」現代美術館です

名前の由来は・・・

“何ぞや、必ずしも！”

定説を鵜のみにせず、まずは自由な発想で
物事をナナメ見る、疑ってみる、
そこから、新たな芸術・文化が誕生する

そんな思いがテーマとなる美術館を訪ねていました

なるほどなぁ


さて、厚かましくも
400余年の歴史ある料亭でのひとときからわが身を・・・

銀のステッキは本日、6月17日が創立日

たかが5年ですが、ひとの人生に置き換えれば
やはりひとつの節目といえます

今日は必ず添乗に出ようと思っていました
（ご馳走を食べるため、と皆さんには思われていましたが・・・）

あの時、そう僅か5年前です
逆瀬川から出発させたバスに乗り込み
皆さまにご挨拶した日を思い出していました

嘘のようですが、
緊張でマイクが震えたのです！

あのバスに乗って下さった（ほぼご祝儀）お客様の
5年も確かに人生の一コマだったはずです
変化があった・・・本当にいろいろありましたね

今日から6年目、第一歩です

「そしたらぴかぴかの小学1年生やな」と
なぜかバースディソングを歌って下さった方もありました
　
はい、今日から、たかが6年です
でも、私の気持ちは・・・
「はぁ～やれやれ？！」
早い？？？


今日の日を与えていただき・・・

お客様はもちろんですが、
頼りない私たちを支えて下さった
旅行業のプロ（手配先の皆さま）、
さらにアナログの私たちをフォローして下さった
パソコン周辺機器のスタッフの皆さん、
幸か不幸か・・・
銀ステに関わってくださった全ての方に

お礼申し上げます

定説に逆らいつつ？？？わが道をいく私たちを
懲りずに軌道修正してやってください

今後ともよろしくお願い申し上げます

■7月28日（月）『5周年記念サロン会』を宝塚で開催します。
　スタッフ一同でお迎えします。
　お昼のひとときを、ぜひご一緒ください。
　事前にお電話にてご予約下さい。
　会費：5,000円

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貸切バス・オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL　0797-91-2260（平日8:30～17:00）
■公式ホームページ：http://www.gin-st.com
■銀ステ旅先案内人：http://ameblo.jp/arailuka
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Ｔ字路、ブログことはじめです。

日帰り旅行の帰りのバスの中で
あるお客様と最後に二人きりとなりました。

その方とのお話の中でとても印象に残った言葉があります。

「自分の寿命が知りたいわ。
そしたら、身の回りの整理や、お金のこととか
先の計画が立てられるのに・・・」
そうおっしゃいました。

私には、正直ピンと来なくて、ふんふん相槌は打ったものの
そういうものなのだろうかと思いながら、その方を見送りました。

その方は、ご主人を亡くされ、現在は息子さんと二人暮らし。
ご自身も腰が痛い、膝が痛いと、体の不調も年々増えてこられ・・・
そんな中で、いろいろと思いめぐらされることがあるようでした。


ふと自分の、両親を思い出してみると、
実家を出てから会う機会が減るとますます、
「歳を取ったな」とか、「白髪が増えたな」とか、
「あれ、前より随分小さくなった」とかetc.

つまり
確かに人には寿命があります。

さすがに私自身は先のことを思うことはまだありませんが、
お客様は、365日の中の貴重な一日として
旅を楽しまれているんだ、それを改めて知りました。

そして、その貴重な時間を銀のステッキに預けていただいている、
これは、とても大きなことなんだと、

車中の僅かな会話の中で知ることとなりました。

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まさかのトリプルセブン

きのうぐらいから、ふくらみかけた月を眺めています。

昨晩はまだ、半月が少し太ったぐらい。
でもこの月がまん丸になる夜…
そう、その時が本番なのです。

というわけで本番を一週間後に控え、
この週末は準備と体のメンテナンス。

かかりつけの医院で常備薬をもらい、
さっぱりと髪を切り、
久々に１２時間眠り、
みっちりと針治療を受け、
もちろん、ガソリンも入れてきました。

にわかに本気度を増してきたのには理由があります。

先週、手もとに届いたエントリー票。
なんと私の番号は７７７。

これってすごいんでは？と美容師さんに報告したら、

「トップでもビリでも、めちゃめちゃ目立ちますね」

…なるほど。

縁起のいいトリプルセブンのこと、
道ゆく人も駆けよってきて、
記念撮影ぐらい求められるかもしれません。

がぜん、急にやる気になって、
ウェアも、頭のてっぺんから足の先まで、ピシッとそろえました。

あとは、完走あるのみです。


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またひとつ、心配ごと

日本の端っこ、
波照間島・与那国島からあの日何とか帰ってきました

出発前から不安だらけだったツアーが無事終わり
ほっとひと息ついたのも束の間

翌日事務所に出ると、一通の封筒が届いていました

先日受けた健康診断の結果です
特に気を遣っているわけでもないのですが
生まれつき？なのか、
健康だけは絶対の自信があります

結果を待ちきれず、その場ですぐ封を開けたところ
通知簿で言うところのオールＡ判定が続き・・

よし、今年もＯＫ！

と安心したのですが、１項目だけＤ判定が…！

数値を見ると、基準値より大幅に下回っています
備考を見ると「精密検査を要する」

！?

もう一度見直すと、
昨年もその数値だけD判定になっています

こ、これは・・・何か危険信号では

そう思うと、気が気でなくなり
その夜、パソコンでその数値について猛調査

猛調査の結果、その数値は高すぎると危険で
数値を下げる薬はたくさん出ているようなのですが、
低すぎる場合については、心配ないとのこと

でもそしたら、「精密検査」なんて脅かすの
とこれは空に向かってぼやいたつぶやき

結局のところ、もやもや感はそのままに
何も分からず終わりました

あ～
またひとつ、心配事です

（いえ、おそらく杞憂でしょ）

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果てしない旅

那覇空港のロビーでぼんやり過ごす私
かれこれ2時間以上、飛行機の離発着を眺めています

日本の端っこを訪ねてきました
最南端の波照間島と、最西端の与那国島

日本の果て、というだけあって、
さすがに遠く、飛行機と船の乗り継ぎを繰り返し
半ばグロッキーになりながら
ようやく到着しふたつの島は、
青い海とサトウキビ畑が広がるのどか～な島

皆さんも、クタクタになりながら、
旅の達成感に浸っていたところ、、、だったのですが
最後の最後でやられてしまいました

与那国島から飛ぶ飛行機が1時間以上遅れて、
那覇空港で乗り継ぎ予定の便に乗れず、
大阪方面行き最終便になったのです

結果、那覇空港で4時間半待ち
「せっかくなら、市内に出てちょっと観光する？
最後に美味しい沖縄料理でもいただきましょ！」
と一瞬皆さん意気込んだのですが、
身体は正直で、那覇空港に着いたら
ぐったり、、、

そりゃそうです

島から島へ渡る船は小型の高速船は大揺れで
アドベンチャーそのもの！
飛行機も30人乗り弱の小型ジェット
それを繰り返し、最終日の今日は
与那国島で、海底遺跡探索の半潜水艇で
下ばかり必死に覗き込んで、ここでもまたグッタリ、、、

私でも、まだゆらゆらと浮遊感が残っています

大阪は嵐のような天候になっているとのこと、
果たして無事に着くでしょうか

日本の「果て」を訪ねた「果てしない旅」は
まだまだ続く、、、

以上、那覇空港よりお伝えしました

やっぱり波照間島&与那国は遠かった！

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