東京では54年ぶりの、11月の初雪とか…。
(ついでに54年前といえば、ボブ・ディランがデビューした年だとか)
でも、一足お先に、今年の雪は体験してきました。
11月半ば。
北海道の十勝・えりも・釧路を訪ねてきました。
今回のルートを組んでいただき、そして実際に運転・ご案内いただくのは、
ここ2年ほど、東北海道といえば毎回お世話になっている、ドライバーの佐藤宗健さんです。
今回のテーマは温泉と秋の渡り鳥のバードウォッチング。
行程としては、こんな感じ。
【旅程】
❶伊丹空港(午前発予定)✈羽田乗継✈帯広空港
=1、湧洞・豊頃停車場線(野鳥・ノスリ、ケアシノスリに期待)
=2、三日月沼(野鳥・ヒシクイ、マガン他)
=3、晩成温泉(ヨード温泉)【泊】
➋=1、早朝、生花沼野鳥観察舎を見学、朝食後出発)
=〈黄金道路〉=2、襟裳岬(ゼニガタアザラシ生息地、オオセグロガモメ他)
=3、千代田堤(鮭の遡上)
=4、十勝川温泉(唯一の天然モール温泉)【泊】
➌=1、豊頃(ハルニレの古木)
=2、釧路湿原・温根内木道(高層湿原内の木道歩き。野鳥・シマエナガ、アカゲラ、タンチョウに期待)
=3、音羽橋(ヤマセミに期待)=山花温泉【泊】
➍=1、釧路湿原(ラフトボートで川下り)=釧路空港✈千歳乗継✈伊丹空港(夜着予定)
どうでしょう。
北海道にかなり足を運んでいる私でも、知らないところ、たくさんです。
そして写真は…こんな数々。
1泊目のお宿、晩成温泉からの風景。
見えるのは月と海、ただそれだけ。幻想的です。
何もない、と言えなくもない風景なのに、何度となく思い出してしまう。
晩成温泉とはどこかというと、北海道は大樹町。
地図でいうと、ここ。
そしてここは、全国でも珍しいヨード泉の温泉。
佐藤さん一押しの温泉で、
すっきり体が軽くなるような感覚があります。
そして、今でも1日何度も思い出すのが、この風景。
十勝平野、豊頃町のハルニレの大木。
そして、佐藤さんはこの豊頃で、サプライズを用意してくれていました。
旅来(たびこらい)渡船記念の碑。
開拓時代、広尾と釧路を結んだ国道336号線。
十勝川をまたがる両岸を結ぶのに活躍したのが、渡し船でした。
1992年に十勝河口橋が完成するまで、実に90年近くにわたり、
国道の一部として、渡し船が存在しつづけたのだそうです。
アイヌ語に漢字をあてた、旅来(たびこらい)という、少し不思議な響きの地名。
たびこらい。
今回の「旅」を象徴するような、場所。
ふだん、この仕事をしていながら、私は旅という言葉を、ほとんど使いません。
旅行とか、ツアーとか、わざわざ言い換えてしまう。
でも。
自分のなかの何かが新しくなるような感覚。
見えていなかったものが、次々立ち現われてくる感覚。
深くに刻まれて、いつでも呼び起こせる記憶や風景。
佐藤さんのお話を聞きながら巡る北海道なら…
「旅」と呼んでもいいような気がしているのです。
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シマフクロウ・オジロワシ・オオワシに出会う 佐藤さんと訪ねる道東バードウォッチング
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