銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

日本一長い路線バスで、日本一大きい十津川村へ

2022年03月25日 | Hの生きる喜び、それは

まさか、こんな旅ができるようになろうとは

長年、というと大げさですが、10年前ぐらいに
どうしても行きたくて、ひとりで行ったことを覚えています

いつか、銀ステで、、、と思いながら、まあまず無理かな、と封印していたことを
ふと思い出して、起こしてみました

すると、ありがたいことに

「この路線バス、昔から乗ってみたいと思っていたのよ
でも、自分では計画できないし、ひとりで行くのも寂しいし
まさか、こんな旅の案内があるなんて」

と、これがご参加の皆さまの総意だったことにビックリ

貸切バス、貸切タクシーの移動は一切なし

出発地点の大阪難波から、
近鉄特急、路線バス、路線バス、JR特急、近鉄特急

と公共交通機関のみで走破しました!

まずは、というか、これが一番の目的
日本一長い路線バス

走行距離全長169.8㎞、停留所の数は168

全線一気に乗ると、6時間半‼
6時間半というと、下手すると、大阪→東京 行けます

大和八木駅から、しゅっぱーつ

普通の路線バスです


ですから、降りるときは近くのボタンを押す
のんびり・・・

長時間なので、虫養いの「柿の葉寿司」と「柿餡の最中」
これならバスでもパクリと

山間部に入ってからは、脇道に入り込んで、小さな集落も走ります

こんな山深くにも、家が、集落が、人の営みがあるんですね

と、この感覚、徳島の山奥、奥祖谷のモノレールに乗りに行ったときに感じたことを思い出しました

十津川に入ってからは、谷瀬の吊り橋に立ち寄って長めの休憩

人が渡れる吊り橋としては、日本最長です

腰がひけてますよー

渡り終わった後は、しっかり栄養補給?
ここの串こんにゃくを頬張ることをお忘れなく
味がしみしみで、身体ぽかぽかあったまります

行きはたっぷり4時間半!

ようやくたどり着いた秘境十津川村
日本一大きい村です

朝から、ひたすら路線バスに乗っただけで何もしていませんが
何でしょう、この達成感!と充実感!

何もしていないのに、「旅をした」と大いに胸を張っていえるような気がします

太川さんと蛭子さんは、毎回壮大な旅をされていたんですね

さて、どっぷりつかれた身体にはピッタリの十津川温泉
ここの十津川温泉の湯は全国初「源泉かけ流し宣言」をおこなった温泉で、
加水加温一切なし、贅沢に源泉ドバドバかけ流しです

 

(飲泉と源泉スタンドが至る所に)

源泉は70度と熱く、加水して調整したいところをぐっと我慢して
濃度を薄めないよう、パイプを通しながら自然に温度を下げているそうです

ちょっとぬるめで、美肌水のようなやわらかない湯
いつまでも浸かっていられる最上の湯です

この湯に浸かるためだけに4時間半かけてくる価値、大いにありです

そんなこんなで、壱日目の夜が更けていきました

十津川温泉は、西村京太郎「十津川警部」の名前の由来になった村です

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はい!次へ はい!次へ 西脇めぐり

2022年03月24日 | T字路をまっすぐ行ってみたら

大型バスに乗って添乗に出ました。

何年ぶりかな?

【ひょうご五国探訪のツアー】とタイトルにうたって、もう4回目です。

丹波や播磨など、地域の助成金を利用して、お得に旅に出ていただいています。

本日は、シリーズ最後に西脇市へ行って来ました。

毎回人気の「コヤノ美術館」では、小谷野館長直々にご案内を頂きました。

建物に使われる木材から、収集された美術品や骨董品など、

お話しの内容は聞く側が飽きることのない興味深いものでした。

後ろ髪引かれつつ、、、

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お昼は、「けんしん亭さんですき焼きランチ」です。

西脇は黒田庄和牛の産地です。

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「播州織工房館」では、

手触りの綿布の優しい質感にずっと触れていたくなりました。

「では、集合の時間は…」

“えぇーーー!”と、やはり言われて、時間をちょっとだけ長くとりました。

お買い物の行列に驚く添乗員。

しっかり地域貢献に勤しむ皆様。

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西林寺では、珍しい“唐子ツバキ”を観賞してきました。

真ん中が盛り上がった初めてみる形状の椿。

たくさんの花をつけて待ってくれていました。

「こんな珍しい花、初めて見たわ」

熱心に写真を撮っておられました。

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最後は、道の駅でお買い物の。

バスの乗り降りで足が疲れたとおっしゃっていた方もありましたが、

ここでもお買い物をしっかり楽しまれていました。

 

お天気に恵まれて、日光の下温かく、ポカポカ春を感じながらの、

盛りだくさんの旅は、無事終了しました。

久しぶりのお出掛けの方もあり、お疲れの様子です。

実は添乗員も同じく。

でも、ご友人に会うのも久しぶりと、

終日、笑顔で過ごされていたように、、、お見受けしました。

事務所に終了の電話を入れると、

「お、珍しく高揚してるやん、いい旅やったんやね」

私も楽しい一日でした。

ありがとうございました。

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和歌山有田で太刀魚づくし

2022年03月23日 | 眼力Kの圧、ハンパない

箕島漁港がある和歌山県有田市は太刀魚の漁獲量が全国で1位です。

 

地元の人から「たっちょ」と呼ばれ、

昔から家庭内のご馳走として親しまれてきたそうです。

 

太刀魚といえば思いつくのは、塩焼きですが...

地元の人の手にかかれば

お刺身、南蛮漬け、しゃぶしゃぶ、フライ、押し寿司、蒲焼きと

レパートリーはたくさん!

いろんな食べ方で太刀魚を堪能しました。

 

食べて初めて気づいたのですが、お刺身、焼き、フライ、

調理法が変わると身の食感が全く違って、

同じ魚とは思えないのがおもしろいところです。

 

食後は湯浅の街並みを散策

醤油蔵や金山寺味噌などの買い物も楽しみました。

そして本当ならこの時期、桃の花で桃源郷となっているはずの紀の川沿いですが、、

今年は、遅れに遅れて、しかもここ数日の寒の戻りで

全然咲いていませんでした。

桃の花は今にもはじけそうな蕾をつけていましたが....

花の開花だけは本当にむずかしいです。

けれどみなさん花より団子で?!

太刀魚にお買い物、お腹も荷物もぱんぱんでバスを降車されたので...

 

お花見は、これから始まる桜ツアーで、

ぜひ、リベンジしていただければと思います。

旅行会社の勝手な言い分をお許しください。

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辻井伸行 圧巻のチャイコフスキー

2022年03月22日 | Hの生きる喜び、それは

ピアニストの辻井伸行さんのコンサート

銀のステッキ創業当初から、辻井さんのピアノコンサートをご案内してきました

かれこれ10年以上、あの時から知名度、人気は劣ることなく
「辻井伸行」と名がつくだけで、チケットは入手困難
当社でも、毎回多くのお申込みをいただき、そのほとんどがリピーター

さすが、と思います

今日は、端っこの方の席が空いていたので皆さまと一緒に鑑賞させていただきました

タイトルは”圧巻のチャイコフスキー”

かの有名なピアノ協奏曲第一番他、

ヴァイオリニストの三浦文彰さんによる
ヴァイオリン協奏曲です

「どうして、これだけ素晴らしい芸術家を生み出したロシアが・・・」

そう、ポツリとおっしゃって劇場に入っていかれたお客様

「この協奏曲はね、革命前の曲だから、とても伸びやかで自由なのよ」

そう、教えていただきました

そうか、この曲の後、ロシア革命が起こって
人々の自由は奪われていったのか、、

いつの時代も、一般市民は政権に振り回され無力なのか

複雑な思いで、私も劇場に入りました

重厚なピアノの和音で始まる、ピアノ協奏曲第一番

辻井さんは、渾身の想いを込めて鍵盤を弾きます
重厚な和音も、激しいタッチも、流れるような旋律も
辻井さんが弾くと、不思議なほど、丸みを帯びたやさしい音になります

まるで、鍵盤から無数のしゃぼん玉がふわふわと生まれてきて
席をうめつくす全ての観客の頭上へ飛んでいき
パチンと弾けるような、そんな音を届けてくれるのです

自由で伸びやなか旋律

何にも縛られない、音楽の無限の可能性を表現しているよう

チャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番がこれほど世界的に有名になったきっかけは、

第一回「チャイコフスキー国際コンクール」で優勝した
ヴァン・クライバーンの存在だそう

当時、冷戦で対立していたソ連でのアメリカ人の快挙として
空前の大フィーバーが起こったのです

辻井伸行さんがピアニストとして一躍有名になったきっかけは
第13回 「ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール」で
日本人として初の優勝を果たしたこと、からすると
少なからず、辻井さんとこの曲の運命を感じます

これまでに、何度も弾いてこられた曲だと思いますが
辻井さん、今日はどんな思いで弾いてくださったのですか

音楽で、世界中の人はつながることができますか

辻井さん、三浦さん、素晴らしい時間をありがとうございました

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今年の木蓮を見逃すな

2022年03月21日 | 見かけだおしNのつぶやき

多分おおよその人が、

わっ!もう3月終わるやん。

ほんと、知ってはいるけど1月から3月って早いですね。

でも、なぜかしら?

 

たいがい新年には、今年の思いやら何にやら云々と、

長いはずの、これから始まる一年に思いやるわけです。

なのに、あんまり変わらんまま、急き立てられるというか…

 

私は、この時期ある花を目にすると、そのシグナルを感じます。

グッグッ。

そう、カエルの鳴き声に近いくぐもった声が出ます。

そして、お尻がムズムズ。

どうも落ち着かない。

でも多分一番好き花なんですよね、白木蓮。

つい先日、お客様が、

「木蓮見ると思い出すわ、叔母さんのこと」

「よう言うてたわ」

「この花は、地面に落ちた姿が私やわ、って」

…。

白木蓮の花が咲きだすと、

ちょっと、いきなりすぎて

さらに桜ほども注目もしてないので、

あっ! えっ? もう!?

そうなんや、アセアセ。

なんだか気がせきます。

 

そしてアッという間に、姿を変えて、

はっきり言えば、見るも無惨な姿に変わります。

だって純白から、茶褐色ですもんね。

好きな花ゆえに、写真でも撮って、ゆっくり愛でようと毎年思うのに。

なぜか間に合わない。

 

この時期って、なーんか地に足がつかないというか、

こんなはずじゃないのに。

新年のあの思いは、嘘じゃなかったのに。

ちゃんと決めたことを反故したわけじゃないのに。

と、あまりに速く過ぎて行く日々に、

置いてけぼり感と自己嫌悪の狭間でジレンマ。

そしてその感覚をすぐ忘れてしまうほどの主役級の春がやってきて、

多忙にかまけていたら、、、夏。

 

そんな三月が終わりかけた日、

すっかり大人の私が、溢れ落ちていく日々を憂いていたら、

こんな言葉をいただいちゃいました。

若者だけでなくてもいいですよね。

日経新聞ー春秋より

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