銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

飛騨古川 三社参り

2024年01月22日 | おっとりOのキメッ顔

雪の飛騨古川へ行って来ました。

出発の時はこの青空…それが、

数日前までは全く雪がなかったそうなのですが、

ちょうどツアー時に雪が降り、辺り一面真っ白でした。

目的は、「飛騨古川三寺まいり」

町中に、雪で固めたろうそくのあかりが灯る夜のお祭りです。

良縁を祈願するお祭りで、未婚の女性が綺麗なお着物を着て歩いていて、

華やかでした。

雪の降り積もる中、皆さんとても注意して小股で歩き、

転けたり滑ったりすることなく三寺お参りすることができました!

普段見慣れない幻想の雪景色に、非日常を楽しみました。

二日目は飛騨古川の街を車で散策し、

地元の人々が通うお惣菜屋さんにも寄りました。

ユニークな楽しいお食事でした。こういうのも少人数ならではですね。

 

そしてせっかくなので少し足を伸ばし、神岡へ。

カミオカンデで「ニュートリノ」のお勉強をしたりしました。

とは言え、結局なんのことかちんぷんかんぷんでしたが…

 

それにしても雪国の運転手さんはこんな大雪の中、

車を運転して下さってすごく逞しく感じました。

ふらりと入った趣きのある蝋燭屋さんでご店主のこの笑顔!

 

古川には4月にも大きなお祭りがあり、

その伝統を守り続けている地域の方々の結束は素晴らしいなと感じました。

春にもまた訪れてみたいです。

◾️銀のステッキではツアー時に募金箱を設置しております。

 ご協力をよろしくお願いします。

◼️北陸へ行こう!氷見の寒ブリと五箇山雪景色【再設定!】

2024年 2/27(火)〜2/28(水)

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旅行、オーダメイド旅行のご相談は…  
銀のステッキ旅行 TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.co
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冬の美ヶ原、大雲海の王ヶ頭ホテル

2024年01月21日 | Hの生きる喜び、それは

雲上のリゾートホテルとはよく言ったもので、
今日、まさにその意味を体感しました

ここは、標高2,034mの美ヶ原高原
雲上の一軒宿、王ヶ頭ホテルに泊まる1泊2日の旅です

ホテルのおもてなしもさることながら、
冬ならではの一面の雪景色に霧氷、雲海、星空、アルプスの大展望に雪上車体験、と
お楽しみがいっぱいの厳冬期こそ、ホテルの一番のハイシーズン

この日の予約は半年前に取りました
半年前でも、雪景色の1月~3月はほぼ全日程満室

そんな中、ようやく確保した日でした

添乗という立場上、どんなツアーでも緊張して向かいますが、
このツアーはちょっと違って、行く前から安心

あのホテルなら大丈夫
冬行けるだけで、もう充分嬉しい

添乗員まで、そんな大船に乗った気分にさせてくれるのです

とはいえ、今年は暖冬
雪が少なかったらどうしよう、、、
逆に、吹雪いて何もできなかったら、何も見えなかったらどうしよう、、、

と一抹の不安をかかえ松本駅に到着すると、案の定、寒くなく、しかもどよんとした曇り空

さらに、バスのタイヤにチェーンが巻かれていない、、(雪少ない証拠)

私と同じく、皆さんもちょっと不安げなお顔、でしたが、

ホテルへ向かう山道をどんどん上がっていくと

あれだけ曇っていた松本駅前が嘘のように青空が少しずつ広がってきて

「さあ、どうぞ、この大展望をご覧ください!」と運転手さんがバスを止めてくれた場所

そこは、まさに大海原のような大雲海
その雲海から顔を出すのは、北アルプスから白馬連峰まで、名峰ズラリ

その時の、皆さまの大歓声と、飛び跳ねるようにバスを降りられた足の軽やかさを私は忘れません
いつもの、膝が痛い、腰が痛いは、どこへやら?

大盛り上がりで到着した王ヶ頭ホテル

「富士山も、見えてる!」

雲海は朝から消えることなく、むしろ、どんどん広がっているよう

雪上車に乗って、美しの塔へ

快晴の中、雪の上ではしゃいで

月と一緒に撮ってみました

王ヶ頭ホテルを奥に見ながら、陽が沈んでいきます

目の前、海のように見えますが、大雲海です
その雲海に吸い込まれるように、夕陽が落ちていきました

さて、王ヶ頭ホテルはお食事も楽しみのひとつ
一品、一品、山の上とは思えない洗練されたお食事
イワナの塩焼きは、一番人気!骨までガブリ

昔は、こんなコンクリートの建物だったのですね
この地で培ってきた、長い歴史があります

朝は空が燃えるように朱く染まりました

穏やかな一日の始まりです

と思いきや、

昨日とうってかわって、2日目は吹雪

今夜はしっかり積もるでしょう

期待通りよりもさらに上をいく、冬の王ヶ頭ホテル
前回よりもさらに色濃く、そして、グレードアップして残るのですからさすがです

「こんな充実した二日間、最高でした!」
「雪なんて、わざわざ見たいと思わなかったけど、こんな楽しいと思わなかったです」

大人も子供も無邪気にさせる、大雪マジック!

来年は連泊プランも設定して
中日はスノーシューをしたり、お風呂やラウンジでのんびり過ごす一日もいかがでしょう

未来への夢もふくらむ2日間でした


◾️銀のステッキではツアー時に募金箱を設置しております。

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◼️北陸へ行こう!氷見の寒ブリと五箇山雪景色【再設定!】

2024年 2/27(火)〜2/28(水)

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長谷川等伯と青い空

2024年01月19日 | のほほん同志Aの日常

今日から神戸ルミナリエが開催する、と朝のニュースが伝えていました。

阪神大震災からの復興を願い、1995年から始まった神戸ルミナリエ。
例年は年末に行われていましたが、今年は震災が発生した1月に開催です。

その日からちょうど29年となる1月17日、京都に出かけました。

祇園八坂の塔を望む料亭さゝ木さんでのお食事。



雲一つない真っ青な空。
瀬戸内海沿いで育った身には、おなじみの冬の朝です。

そんな青空のもと、午後から訪ねたのが、東山七条にある智積院の宝物館でした。
こちらは、長谷川等伯・久蔵父子による襖絵を収蔵していることで知られます。

等伯筆の「楓図」と、跡取り息子であった久蔵による「桜図」。
狩野派を思わせるような、豪華絢爛たる障壁画です。

等伯といえば、能登七尾生まれの絵師。

京に出てきて頭角を現し、狩野派を脅かす存在となりましたが、
でもやっぱり等伯といえば、あっちだよなぁ…と
帰宅後、本をめくってみると、、




やはりありました、「松林図屏風」



この本の著者は、自身も画家であり、2016年に在住先のスペインで亡くなった堀越千秋さん。

『美を見て死ね』という、やや過激なタイトルがあらわすように、
どんな無味乾燥な解説書よりもぐいぐい迫ってくる、「美」の指南書です。

「松林図屏風」の頁から少しご紹介すると、、


「(等伯は)最愛の跡取り息子を26歳で亡くしたあとに、
 故郷の能登の浜辺の松林に思いをはせて描いた、と言われている。」

「たくさんの障壁画は、依頼品であり、わが名を高めるべき名品でなくてはならぬ商品であった。
 いわば外ヅラである。
 ライバルの狩野派に対抗しうる、勝ち誇った絵を描いたのだ。」

「そこに悲しみを吐露するスキはない。
 しかし息子を亡くした等伯には、こんな心象風景だけが残ったのだろう。」





この屏風絵を、等伯は故郷の能登から遠く離れた京の都で描きました。

故郷の冬空とかけ離れた、抜けるような青空は、
等伯にはつらすぎたかもしれません。






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銀杖の会「神戸震災復興ウォーク」

2024年01月17日 | T字路をまっすぐ行ってみたら

風もなく、ウォーキング日和の本日、

「神戸震災復興ウォーク」へ行ってきました。

1995年1月17日 午前5時46分。
阪神淡路大震災発生。

あれから29年が経ちます。

神戸三宮駅から神戸市役所の展望へ。

眼下に復興した神戸の街を見てきました。

語り部さんのお話をお聞きしながら“あの時”に思いを寄せました。

今回ご参加の方の中には、

避難生活をされた方、

阪急電車が西宮北口駅までしか動かなかったので、

線路沿いを物資をもって歩いたという方、

家が半壊になった方…

あの頃はまだ50代やった。若かったから出来た。

皆さん記憶に残す“あの時”が頭から離れないとおっしゃいました。

やはり1.17に向き合うと重い気持ちになると…。

それでも、今日というこの日に神戸を歩くことを決められました。

新しい建物が建ち、まだまだ進化をする神戸。

あの日だけでなく今の悲しみを、脳裏に胸に疼かせながら

それでも前へ進むことが、復興への一歩。

せめて今日が青空だったことが救いでした。

改めて私は、歩き続けたいと思いました。

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サロンウォーク事始め2024

2024年01月15日 | T字路をまっすぐ行ってみたら

冷たい風が身体にしみる本日は、サロンウォーク事始め。

水鳥がたくさん飛来する昆陽池公園からスタートです。

お客様にお借りした双眼鏡で覗くと、

キレイな色の水鳥を見ることが出来ました。

池の上にぷかぷか。

彼らは寒そうには、見えません。

でも、小さな体の鳥たちは風に流され、皆同じところに集まっていました。

水鳥の図鑑を持ってきて下さった方が、

鳥の名前の分からない私に貸してくださいましたが、

同じように見えて少しずつ特徴の違う鳥たち。

残念ながら全く見分けはつきませんでした。

寒さに負けて、バードウォッチングもそこそこに

ランチの場所へと急ぎ足で向かいました。

建物の中に入るとホッとひと息。

暖かさが優しさに感じられました。

さて、今年も始まった月に一度のワンコインウォーク。

2024年は、季節を感じながら阪神間の公園めぐりをします。

もちろん、歩いたあとのランチもお喋りも楽しみに、

1年間、数えてみればたった12回!?一緒にゆっくり歩きましょう。

知ってる町でも知らない町でもその都度思いがけない発見があります。

本年もどうぞよろしくお願いします。

◾️銀のステッキではツアー時に募金箱を設置しております。

 ご協力をよろしくお願いします。

 

◼️北陸へ行こう!氷見の寒ブリと五箇山雪景色【再設定!】

2024年 2/27(火)〜2/28(水)

◾️来月のサロンウォークは…

日程:2/22(木)

費用:500円

集合場所:JR猪名寺駅10:00

行先:尼崎市農業公園

梅林の香り誘われて早春ウォーキングです。

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