銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

松の内も明日まで

2024年01月14日 | のほほん同志Aの日常

竜神様を祀る奥吉野の丹生川上神社につづき、
今年もうひとつの干支参りは、京都・瀧尾神社でした。



京都随一といわれる木彫りの龍は、全長8m。
そのリアルさは、「夜な夜な川に水を飲みに行っている」との噂まで出たそうで、
神社は金網で覆うなどの対策を迫られた時代もあったとか。



今では金網は取り外され、拝殿にあがって自由に参拝できます。
ちゃんと玉も抱えています。

この日、京都では小雨がぱらついていました。



雨に辰と書いて、「震」える。
大地が震えた元旦から、もう間もなく二週間。

松の内も明日まで。
とうとう出しそびれた辰の年賀状を前に、
寒中見舞ということばの重みを、ほとんど初めて感じています。

◾️銀のステッキではツアー時に募金箱を設置しております。

 ご協力をよろしくお願いします。

◼️北陸へ行こう!氷見の寒ブリと五箇山雪景色【再設定!】

2024年 2/27(火)〜2/28(水)


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旅行、オーダメイド旅行のご相談は…  
銀のステッキ旅行 TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.co
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ありがとうが全く通じない

2024年01月13日 | 見かけだおしNのつぶやき

「今年は積極的に海外に出たい」

そう年始に言葉にしてみて、そうしようと決めました。

 

ラオスからの帰国日。

ハノイ経由だったため、深夜便で最後はグロッキーだったものの、

早朝の関空で珍しい光景を目にしました。

荷物のターンテーブルでぐるぐる回るスーツケースならぬ、

次々現れるダンボール箱の応酬に思わず笑っていました。

ベトナム人の荷物移動の概念がそもそも異なるのかもしれませんが、

もしかすると、、、

 

昨年末に、とある業者さんと慢性的人手不足の話をしていた時のこと。

「最近ベトナム人の応募があって、採用するか悩んでいます」

聞くと、優秀だが、言葉の壁がネックとのこと。

私、わかったように一蹴したように思います。

「もったいない」

ベトナム語は恐ろしく難しい。

こんにちは、ありがとう、たったふたこと覚えるだけも四苦八苦。

ならば反対もしかり。

異国にひとり出て、日本語を話すだけでもかなり優秀です。

ニュアンスの壁は就労の日々ですぐにクリアとなることでしょう。

とは言え海外の方を初めて雇うというのはハードルが高いのも理解します。

 

でも、今の日本思うと、海外の方の力を借りるのは必然的なこと。

島国でずーーときた日本人には難しい選択ではあるんでしょうが、

それを議論するのも待ったなしに、人手不足にともなう疲弊が現実。

あるお客様が

「うちでベトナムの若い子雇てるけど、

みんな熱心でまじめ、ほんで情にあついからオッサン世代には

接しやすいねん」

 

先月、そして今年になって連続ベトナムに行く機会を得て、

毎度のせめてもののフレーズ、

「こんにちは」「ありがとう」を連発するも

ありがとうが全く通じない。

ありがとうは発音も難しく、こちらの下手な発音のせいかと思っていたら

 

「そもそもベトナム人は親切で、人に何かをするのは当たり前。

だからありがとうを言うことが少ない。

相手に言ってもらおうとも思っていない」

だそうです!

 

さて、冒頭の大量のダンボール件ですが、、

ハノイ空港で多くの若者が、同じ制服を着て、搭乗ゲートに並んでいました。

もしや、これが噂の集団就職?

誰もがスマートフォンで連絡先の交換をしていました。

異国に行くんですもんね。

同じ職場でもないんでしょう。

この場でのメール交換は、知らない国での大切な命綱かもしれません。

一夜明けて寝ぼけ眼で、見た光景。

日本の地で、これから始まる未来が詰まった箱。

一粒たりともこぼさぬようにと固く密封され、ぐるぐる回っていきました。

 

日本に来てくれてありがとう。日本人だから日本語で言う。

 

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お電話が入っています、ミカンの方へ

2024年01月12日 | 見かけだおしNのつぶやき

「お電話が入っています」

「どなたから?」

「なんか、能登でミカンくれた方にとおっしゃっています」

ああ、それでスグにがってんしました。

「もしもし」

電話先のお客様は少々、お耳が遠いようで、

一方通行で、

「大丈夫でしたか?能登演劇、皆さんも」

続けて

「あの時、ミカンくださった方も」

ああ、ミカンのことも覚えてくださっていたんですね。

 

銀のステッキには北陸支部があります。

なんて。

ずっと、こっち(関西)でヘルプしてくれていたスタッフ。

毎度のDM発送作業で、ずっとアルバイトに来てもらっていました。

(DN作業だけではないんですけどね)

ご家族の事情で数年前に石川県に移住されました。

それからも、北陸行きのツアーでは、何度もお世話になってきました。

 

先のお客様は、昨年の秋、

当社の定番ツアーでもある「能登演劇堂の旅」に初めてご参加くださって、

そして、わざわざこの度お見舞いの電話をくださったのです。

スタッフの名は忘れたものの、

金沢駅でミカンを配って、能登へと見送ってくれたことを、

ちゃんと覚えてくださっていたようです。

 

「遅くなりましたが、お見舞い申し上げます」

遅くなったことの詫びはもちろん不要で、

”今じゃないと思っての今”は、お客様の心のハカリだったんでしょう。

 

現地スタッフの無事を伝えると、心底安堵の声で

「ああ、良かった」

そしてふたたび

「ずっと気になっていて、でも遅くなってすみません」

 

遅いとか、早いとかないんですよね。

改めて、思ったんです。

気持ちがそこにあれば、ちゃんと伝わる。

 

能登演劇堂は、休館中です。

奇しくも、この惨事が起こる前に、

今年ふたたび演者として舞台に立つと宣言された仲代達矢さん。

御歳91歳。

選んだ演目は、『肝っ玉おっ母と子供たち』

反戦がテーマです。

 

ーー終わりを決めるのは自分

精神を切り替え、頑張りたいとふたたび思ったーー

 

願わくば、今秋の公演が予定通りに行われますように。

その時私たちは、いつものように皆さんを現地にお連れするだけです。

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新春初詣 龍神総本宮 丹生川上神社三社まいりへ

2024年01月07日 | Hの生きる喜び、それは

2024年 辰年にちなんで
銀のステッキ旅始めは 龍神様をお詣りする初詣

奈良県吉野地方にある、丹生川上神社(上社、中社、下社)三社めぐりへ行ってきました

新年から心を痛めるニュースが続きましたが、

銀のステッキができること、それは旅を続けることだけです

龍神様は、水の神様
あらゆる「水」にかかわることを祈る神社です

神武天皇の時代から、人々はこの地へ祈りを捧げてきました

だから私たちも届けます

龍神総本宮 水と雨を掌る天空の社

龍神の高龗の神が祀られている、川上村の丹生川上神社上社

元宮は、龍神湖(大滝ダム)の建設により湖底となり
現在の場所に遷されました

この清々しい青空、雄大な山並みに、
「もう少しここにいさせて、あまりに気持ちよくて、、」と去りがたい方もおられました

続いて丹生川上神社中社

向かいに流れる高見川
ひと際輝いているこの地は「夢淵」

神武天皇が東征と全国平定するとき、
お酒の入った瓶を沈め、戦勝を占ったとされる聖地

ここに龍神が棲む「東の瀧」があります

最後は下社へ

こちらも水の神 闇龗の神を祀ります

雨乞いには黒馬を、
晴れを祈る時には白馬を

水の神に馬を奉ることが、現代の絵馬の起源とされています

神馬ですから、お名前でお呼びするのは大変恐れ多いのですが
白馬は「シロ」、黒馬は「クロ」というお名前だそうです

新年から、大型バスで出発できるほど多くの方にご参加いただきました

皆さまそれぞれに、様々な想いを抱いて、
集まっていただいたのだと思います

その想いはきっと通じて、空に届いていると信じます

私たちにできること、能登半島地震の募金も始めました
皆さまの想いを、現地に直接届けます

2024年、どんな一年になりますでしょうか

今日、吉野の山々と神々にしっかりお参りしたので、明日が少し明るく見えました

旅の力を信じます

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今日から仕事始め

2024年01月04日 | 見かけだおしNのつぶやき

近所のうどん屋でお昼をいただきました。

近くの伊和志津神社に初詣帰りの方も多いのでしょう、

次々に入る客に、

「これ以上悪い事起こらないで欲しいですね」

店主が、一人ひとりに声をかけていました。

 

銀のステッキは本日が仕事始め。

もちろん明るいスタートとはなりませんでした。

でも。

あるお客様の言葉に救われました。

 

銀ステさんもいろんなこと経験されてきたから、、、おたくに任せます。

 

胸を痛めるのは、まったく誰しも同じ。

でも私たちに今すぐできることは少ない。

でもできることがちゃんとあって、

それを星くず銀ステレベルでさえ、もう何度も経験してきました。

 

これは役割分担です。

残念ながら長期になることが、予想される今、

旅ができこと。

 

はやる気持ちですることと、

長い目ですることがあります。

ならば旅は、たぶん、後者。

 

銀のステッキは、皆さんの心情に寄り添います。

でも許されるなら、

たかが知れている私たちなりの経験値で、

観光業としてできることを指標に、判断させてください。

 

「忘れられることが一番怖い」

 

レジャーなる旅にできることが沢山あることを、知っています。

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